あの時決断しておればよかった。あのとき身を引かなければよかった。現時点がうまくいってないとき、とかく後悔の念が湧いてきます。「人は選ばなかった人生の方に心が残ってしまうもの」と聞いたことがあります。自分が選択した訳であるから、それを肯定しないと自分自身を否定することになる。しかし常に自分の選択を肯定できるほど人は強くない。だからついつい選ばなかった方の行方を夢想して心をざわつかせてしまう。大概の人はそうでしょうね。ある本に「人生とは選択の連続だ。ひとつひとつの選択は点だけど、その点が繋がって人生になっている。どこで間違えたのか、どの選択が正しかったのか。そんなことはいくら考えてもしょうがない。」と記されていました。それはそれで認めておいて、「ああするしかなかったのだ」と腐るくらいなら。「身を引いた自分が哀れ」とあとで泣くくらいなら、まずは自分の選択を信じ当たって砕けろではありませんが、そこまで事を動かしてほしい。その上で、辛い状況下になった時は足元の問題を片づけていくしかない。苦戦しているときは遠くを見ないほうが良いです。足元を肯定することはかなりのエネルギーがいります。だからこそ打開策や救いの手が出てくるのです。踏み出す前に諦めていては永遠の夢想が続きます。一歩踏み出しましょう!