皆様こんにちは。結婚相談所HAPPYの根岸係長です。 根岸係長は読書が趣味です。特に最近は小説が好きです。高校生まではある程度小説も読んでいたのですが、大学に入ると同時にパタリと読まなくなり、20、30代はたぶん一冊も読まなかったと思います。 40歳を超えて、ある日『猫町倶楽部』という読書会に出会いました。読書好きの中ではかなり知名度の高い読書会で、もともとは名古屋発祥なのですが現在では東名阪を中心に全国で実施されています。コロナ以降はオンラインに切り替わったこともあり、遠方や中には海外からの方も気楽に参加されるようになっています。 https://nekomachi-club.com/ 最初はビジネス書の会で参加させていただくようになったのですが、ある日小説の会に出てみたらこちらの方が楽しいと感じるようになり、現在は小説の会のサポーターという形で運営にまで携わらせていただくようになりました。 今月の課題本はベルンハルト・シュリンクの『朗読者』という本でした。ドイツの15歳の高校生ミヒャエルがひょんな拍子に30代半ばの女性ハンナと出会い、深い関係になると同時にその女性に本を朗読してあげるようになります。なぜ朗読なのか。この朗読という行為を中心に、その後二人の運命は離れては近づき、近付いては離れしながら最初はベールに包まれていた不可解な事がだんだんと明らかになっていく物語です。私がこの本を読んで印象に残ったシーン。