婚活アドバイザー(婚活カウンセラー)とはどんな仕事?
婚活アドバイザーは、結婚相談所で会員様の婚活を支援するお仕事です。まずは仕事の役割と具体的な仕事内容、結婚相談所オーナーとの違いを確認しておきましょう。
会員の「出会いから成婚」までを寄り添い伴走する役割
婚活アドバイザーの役割は、希望条件に合うお相手を紹介するだけにとどまりません。お見合いがうまくいかず落ち込んだとき、交際相手との価値観の違いに悩んだときなど、婚活中のさまざまな場面で気持ちに寄り添い、次の一手を一緒に考えます。
婚活アドバイザーは、会員様が前向きに活動を続けられるよう励まし、ときには客観的な視点から助言をしながら成婚というゴールへと導く、メンターのような存在といえるでしょう。
主な業務内容(面談・お見合い調整・交際中のアドバイス)
婚活アドバイザーの主な業務は、入会から成婚までの流れに沿って以下のとおりです。
初回ヒアリング:結婚観や希望条件、これまでの婚活経験を丁寧に聞き取る
プロフィール作成の補助:会員様の魅力が伝わる自己紹介文や写真選びをアドバイスする
お見合いのセッティング:お相手の紹介やお申込みの取り次ぎ、日程・場所を調整する
交際中のサポート:デートの振り返りや連絡の取り方など、交際の進め方を助言する
プロポーズ・成婚までのあと押し:結婚への意思確認やプロポーズのタイミングを一緒に考える
他にも、定期面談や日々の連絡対応を通して、会員様一人ひとりの状況に合わせたサポートを提供します。相談所によっては、イベントや婚活パーティーの企画・運営を任されることもあるでしょう。
関連記事:結婚相談所のお仕事内容 仲人・婚活カウンセラーとして働く
婚活アドバイザーと結婚相談所オーナーの違い
婚活アドバイザーは会員様のサポートを担う役割、オーナーは相談所の経営・運営に責任を持つ立場です。
| 項目 |
婚活アドバイザー |
結婚相談所オーナー |
| 主な役割 |
会員様のサポート・接客 |
相談所の経営・運営全体 |
| 主な業務 |
面談、お見合いの調整、交際中のアドバイス |
集客、料金設定、売上管理、スタッフの管理 |
| 求められる力 |
傾聴力、共感力、客観的な助言力 |
集客力、経営判断力、行動力 |
なお、個人で結婚相談所を開業する場合は、オーナー自身が婚活アドバイザーを兼ね、会員様のサポートと経営の両方を担うことがあります。
【簡易診断】あなたはいくつ当てはまる?婚活アドバイザー適性チェックリスト

婚活アドバイザーの適性があるかどうか、まずは簡単なチェックリストで確かめてみましょう。以下の8項目のうち、あなたに当てはまる内容を数えてみてください。
□ 人の話を最後まで聞くのが苦にならず、むしろ楽しいと感じる
□ 友人や同僚の成功・幸せを、自分のことのようにうれしく思う
□ 相手のよいところを見つけて、言葉にして伝えるのが得意
□ 自分と違う考え方も「そういう考えもある」と受け止められる
□ 人から頼られても、抱え込みすぎずに適度な距離を保てる
□ 接客や販売、営業など、人と接する仕事をした経験がある
□ 恋愛・結婚・子育てなどを通じて、さまざまな人生経験を積んできた
□ 予定外の出来事が起きても、落ち着いて次の手を考えられる
・5個以上当てはまった人は、婚活アドバイザーとしての適性が高いといえるでしょう。
・3〜4個の人も、足りない部分は研修や実務のなかで伸ばせるでしょう。
・0〜2個だった人は、当てはまらなかった項目を意識することで、アドバイザーに求められる能力が見えてくるはずです。
これらの8項目は、下記でご紹介する「向いている人の特徴8選」にそれぞれ対応しています。
婚活アドバイザーに向いている人の特徴8選
婚活アドバイザーに向いているのは、会員様の気持ちに寄り添いながら、客観的な視点で成婚へと導ける人です。ここでは、向いている人に共通する8つの特徴をご紹介します。
人の話を楽しそうに聴ける(高い傾聴力)
婚活アドバイザーに大切なスキルは、相手の話にじっくり耳を傾ける傾聴力です。「実は結婚に踏み切れない理由がある」「本当は条件より人柄を重視したい」といった本音は、安心して話せる関係のなかで少しずつ見えてきます。
自分の意見を先に伝えるのではなく、相づちや質問で相手の言葉を引き出せる人は、会員様の潜在的な悩みにも気付きやすいでしょう。
他人の幸せを自分のことのように喜べる
会員様の交際が順調に進んだときや成婚が決まったときに、心から「よかった」と喜べることも大切な資質です。人生の大きな節目に立ち会えることは、他の仕事では得がたい喜びで、この仕事ならではのやりがいといえます。
「人の役に立ちたい」「誰かの幸せをあと押ししたい」という思いは、日々のサポートのモチベーションになります。その気持ちは会員様にも自然と伝わり、信頼関係を深めるきっかけにもなるでしょう。
相手の強みや魅力を見つけるのが得意
会員様のなかには、「自分には魅力がない」と自信を失っている人もいます。本人も気付いていない長所を見つけて言葉にできる観察力は、婚活アドバイザーの大きな武器です。
例えば、「聞き上手」「気配りができる」といった強みをプロフィールの自己PRに反映させれば、お相手に人柄が伝わりやすくなります。具体的にほめてもらえることで自信を取り戻し、お見合いに前向きに臨めるようになる会員様も多いものです。
自分の価値観を押し付けず客観的な助言ができる
「自分のときはこうだった」という経験則や、ひと昔前の常識を押し通すと、会員様の希望とずれたアドバイスになってしまいます。共働きを前提とした結婚観の広がりや、オンラインお見合いの普及など、婚活を取り巻く環境は年々変化しているのが現状です。
今の婚活市場の情報や傾向を踏まえ、フラットな立場から「こういう選択肢もありますよ」と提案できる柔軟性が、会員様からの信頼につながります。
適度な距離感を保ちながら相手に寄り添える
親身になることは大切ですが、距離が近くなりすぎると、深夜の連絡や過度な相談に応じ続ける状態に陥りやすくなります。会員様がアドバイザーに依存すると、自分自身で考えて決断する力も育ちにくくなるでしょう。
「連絡は決めた時間内に」「最終的な判断は会員様に委ねる」といったプロとしての節度を保てる人は、会員様と長期的によい関係を築けます。
接客や営業、人付き合いの経験がある
販売や接客、営業など、人と接する仕事の経験がある人は、即戦力になりやすい傾向があります。相手の要望をくみ取るヒアリングや、言いにくいことを角を立てずに伝える工夫など、コミュニケーションを取る基礎がすでに身についているためです。
職場や地域活動などで多くの人と関わってきた経験も、年代や職業の異なる男性・女性の会員様とコミュニケーションを取るうえで役立ちます。
これまでの恋愛・結婚・人生経験が豊富である
ご自身の結婚生活や子育て、離婚、仕事での挫折などの経験は、婚活アドバイザーとして大きな財産になります。悩みや苦労を乗り越えてきた人の言葉には説得力があり、会員様も「この人ならわかってくれる」と心を開きやすいものです。
うまくいった経験だけでなく、つまずいた経験も深い共感につながります。人生経験そのものが価値になる点は、婚活アドバイザーという仕事の魅力といえるでしょう。
変化やマニュアル外の出来事に柔軟に対応できる
人の感情や人間関係を扱う婚活アドバイザーの仕事は、マニュアル通りに進まない場面の連続です。お見合い当日の急なキャンセルや交際中のすれ違いなど、状況は日々変わっていきます。
想定外の出来事が起きても慌てず、「今この会員様にとって何が最善か」を考えて行動できる人は、信頼を集めやすいでしょう。
婚活アドバイザーに向いていない人・挫折しやすい人の特徴
婚活アドバイザーは人の人生に深く関わる仕事だからこそ、向き不向きが表れやすい面もあります。ここでは、向いていない人や挫折しやすい人の特徴を2つご紹介します。当てはまる項目があっても、意識して改善すれば克服できるポイントです。
自分の意見やアドバイスを押し通してしまう
「こうしたほうがよい」「この人を選ぶのが正解」と自分の考えを押し付けてしまうと、会員様との信頼関係が崩れてしまうおそれがあります。アドバイスが正しかったとしても、会員様が納得していなければ行動にはつながりにくいでしょう。
婚活の主役は、あくまで会員様自身です。選択肢を示したうえで、会員様自身が納得して選べるよう見守る姿勢が求められます。
相手の話を聞かずに一方的に話してしまう
悩みを相談する会員様の多くは、正論やお説教を聞きたいわけではありません。まずは自分の気持ちをわかってもらい、そのうえで「次はこうしてみませんか」と進む方向を示してほしいと考えている人が多い傾向にあります。
会話の主役を自分にして、経験談や持論ばかりを話してしまう人は、会員様の本音を聞き逃してしまうので注意が必要です。話す量よりも聞く量を意識できるかどうかが、適性を左右します。
知っておきたい婚活アドバイザーの「きつい点・大変なこと」と対処法

やりがいの大きい婚活アドバイザーの仕事にも、きついと感じる場面はあります。事前に大変な点と対処法を知っておくことで、仕事を始めたあとのギャップを減らせるでしょう。
理想が高すぎる・頑固な会員への対応
年齢や年収、外見などの条件にこだわりすぎて、なかなかお見合いが成立しない会員様もいます。アドバイスを伝えても「条件は譲れない」と聞き入れてもらえず、活動が停滞してしまうケースもあるでしょう。
お見合いが続けてうまくいかない会員様へのフォローも、現場ならではの苦労です。励ましつつ、プロフィールの見直しや条件の優先順位の整理など、状況を好転させる具体策を一緒に考える粘り強さが求められます。
会員に感情移入しすぎて心が疲れてしまう
一生懸命サポートした会員様がお見合いでお断りされたときに、自分のことのように落ち込んでしまうのは、婚活アドバイザー特有の悩みでしょう。会員様と二人三脚で準備を重ねてきたぶん、結果が出なかったときの落胆も大きくなりがちです。
また、落ち込んだ会員様の気持ちを受け止め、励ます役割を担うのもアドバイザーです。会員様のつらさに寄り添い続けるうちに、自分の気持ちの切り替えが追いつかなくなり、気付かないうちに心が疲れてしまうこともあります。
対処法:適度な距離感(境界線)を保ち一人で抱え込まないこと
ここまできつい点をご紹介しましたが、必要以上に心配しなくても大丈夫です。どれも事前に知っておき、向き合い方を工夫することで負担を減らせます。
きついと感じたときに意識したい対処法は、次の3つです。
ON/OFFのメリハリをつける:連絡に対応する時間帯を決め、休日はしっかりリフレッシュする
会員様との適切な距離感を保つ:共感しつつも、プロとして冷静な立場を保つ
一人で抱え込まない:連盟や本部の研修・ノウハウを活用し、悩みを相談する
特に、IBJのような連盟に加盟している相談所であれば、本部による研修やサポート体制を利用できます。会員様との距離の取り方やサポートの進め方に悩んだときも、一人で抱え込まずに本部へ相談できるのは心強いポイントです。
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未経験・資格なしでも婚活アドバイザーになれる?
「業界経験も資格もない自分でも大丈夫だろうか」と不安に感じる人もいるでしょう。結論からいうと、婚活アドバイザーは未経験・資格なしからでも十分に目指せる仕事です。
必要な国家資格や特別な業界経験は不要
婚活アドバイザーになるために必須となる国家資格はなく、学歴や業界経験も問われにくい職種です。IBJでの開業も資格や業界経験は不要です。なお、結婚相談所に就職する場合の応募条件は企業によって異なります。
実際に、IBJで独立開業した人の約90%が、未経験からスタートしています。
関連記事:IBJ結婚相談所の婚活アドバイザーとして働くには資格が必要?仕事内容や向いている人とは
資格よりも「人生経験」や「人柄・コミュニケーション力」が評価される
重視されるのは資格の有無よりも、会員様に安心感を与えられる人柄や、話をじっくり聞けるコミュニケーション力です。これまでの仕事や家庭、地域活動などで培ってきた経験は、そのまま強みになります。
持っていると強みになる資格・スキルの例
必須ではないものの、次のような資格や知識があると、会員様への提案の幅が広がります。
心理カウンセリング系の資格:会員様の気持ちを受け止め、悩みを整理する際に役立つ
ビジネスマナーの知識:面談での印象アップや、お見合いのマナー指導に活かせる
カラーコーディネートの知識:お見合いの服装やプロフィール写真のアドバイスに役立つ
これらは働きながら少しずつ学ぶこともできるため、まずは興味のある分野から取り組んでみるとよいでしょう。学んだ知識は、自信を持って会員様と向き合うための土台にもなります。
婚活アドバイザーとして働く3つの方法・キャリア
婚活アドバイザーとして働く方法は、大きく分けて「就職・転職」「副業(業務委託など)」「独立開業(個人・連盟加盟)」の3つです。それぞれの特徴を比較し、自分に合った選択肢を見つけましょう。
| 働き方 |
特徴 |
おすすめの人 |
| 就職・転職 |
結婚相談所の社員・スタッフとして、会員様のサポート業務に集中できる |
組織のなかで経験を積みたい人 |
| 副業(業務委託など) |
本業や家庭と両立しながら、平日夜や週末を中心に活動できる |
人の相談に乗るのが好きで、まずは小さな規模で始めて適性を確かめたい人 |
| 独立開業(個人・連盟加盟) |
自分のペースで働け、サポートの方針も自分で決められる |
相手の強みを引き出すのが得意で、自分の方針で手厚くサポートしたい人 |
結婚相談所に就職・転職して働く
既存の結婚相談所に社員やスタッフとして入社し、婚活アドバイザーとして働く方法です。会社のサービスや集客力、ノウハウを活かせるため、経営面を気にせず現場の仕事に専念できる点がメリットといえます。
先輩アドバイザーのもとで経験を積めるのも魅力です。ただし、土日の勤務が中心になりやすい点や、会社によっては入会者数・成婚者数の目標がある点は、事前に確認しておきましょう。
副業としてアドバイザー業務に携わる
本業を持ちながら、平日の夜や週末だけ婚活アドバイザーとして活動する働き方もあります。副業として活動する場合は、結婚相談所と業務委託契約を結んでカウンセリング業務を請け負う方法が一般的です。本業を続けながら結婚相談所を開業する場合は、次の「独立開業」にあたります。
オンライン面談が普及した現在では、自宅にいながら会員様をサポートできる環境も整ってきました。子育てや家事と両立したい人、本業を続けながら挑戦したい人にも向いている働き方です。
関連記事:結婚相談所の副業を在宅で始めるには?未経験から低リスクで稼げるステップを解説
自分の適性を活かして独立開業する
婚活アドバイザーとしての適性を活かしたい人には、個人で、または結婚相談所の連盟に加盟して独立開業する道もあります。時間を自分でコントロールしながら自宅で開業できるため、「サポートが好きで、自分のペースで働きたい」という人にぴったりの働き方です。
IBJに加盟すれば、全国の加盟相談所が共有する会員データベースを活用したマッチングが可能です。未経験からでも研修を受けて実務を学べるため、初めての人でも力を発揮しやすい環境が整っています。
関連記事:結婚相談所の開業は未経験でも可能?必要な資金、先輩の体験談も紹介!
自分の対人スキルや人生経験を活かして婚活アドバイザーを目指そう
婚活アドバイザーは、これまでの人生経験そのものが価値になる仕事です。人の話を楽しそうに聴ける人、他人の幸せを自分のことのように喜べる人、適度な距離感を保ちながら寄り添える人は、大いに活躍できるでしょう。
チェックリストで当てはまる項目が多かった人はもちろん、当てはまらない項目があった人も、意識して経験を積むことで必要な力は身につけられます。接客や子育て、人間関係の悩みを乗り越えてきた経験が、会員様を支える力になるはずです。
「人の幸せに関わる仕事がしたい」という思いがあるなら、まずは一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。IBJでは、結婚相談所の開業に興味をお持ちの人に向けて無料相談会を実施しています。婚活アドバイザーとしての働き方について詳しく知りたい人は、お気軽にお申込みください。
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