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起業・独立開業について
【独立開業者のための支援ブログ】

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<起業に失敗しないために>子育てから手離れした後の独立開業の難しさについて

物事のスタートにはとてもエネルギーが必要なものです。体力的な面では若い頃のご自身と比べて、年をとったと悲観することもあるでしょう。お子様の成長の節目に併せて起業を考えていらっしゃる40代〜50代の皆様は、たくさんの人生・社会経験があるため、若くして起業する方々よりもとても有利であると感じます。

バランスが良い知的・肉体労働の棲み分けと、体力の限界を知っているからこそ頼める事は他者へ依頼するなど、合理的な事業展開を実現することが期待できるからです。

そんな中年層の方々が起業する際に思い悩む、「失敗」というフレーズ。聞きたくも受け入れたくもないワードですが成功の陰には様々な失敗が付き纏うものであることは充分わかっていらっしゃると思います。この記事では、実際にあった起業後の失敗例を職種にわけてご紹介致します。

独立開業後に失敗する要因

起業を失敗してしまった方に共通して言えることですが、起業失敗には様々な要因があります。それまで過ごしてきた環境や人生観・習慣が要因になるケースがほとんどです。以下にタイプ別にご紹介いたします。

起業後の失敗要因「人格的な面」

・主観的な見解を第一として、自己主張や自己顕示欲が強い性格
・取引先の業者には強気でクライアントへは物腰が低い性格
・思いやりの心があまりなくシェアする習慣の薄さ

上記のような主権を握りたいタイプの方は大抵失敗しています。トップダウンで自分の言いなりにしたい人格形成を嫌う世代が若い層に増えてきているからです。会社のきまり、企業理念の大切さは充分わかっていても、右から左へ個人の意見を無視して指示することは、時に孤立への道を選択してしまうことになります。

起業後の失敗要因「起業・事業の捉え方」

・ビジネスに対する総体的な興味(知識)の薄さ
・失敗を認めず難儀を続けがちな、行動力・発想力の乏しさ
・過剰な支出が日常化しても試算表を理解できない不勉強

「起業する」ということが終着点になってしまいがちな性格の持ち主です。起業はあくまでもスタート地点であることを深く理解せず、息が切れたようにその運営が失速してしまうケースになりがちです。

特に、収益と支出のバランス感覚が悪い経営者は、収益の出先を把握せずに方外な出費を好む傾向にあります。関係者との飲食や接待ゴルフ、必要がない物品の購入など、会社のお金をマックスまで使い果たしてしまう性格の方を指します。逆に出費をミニマムに抑える能力がある経営者は会社の貯蓄が年々貯まる傾向にあるので、突発的な現金出費の際は預貯金から賄う事ができ、リスク回避を銀行からの融資なしで自社で行うことができるのです。

税理士が独立開業を失敗するケース

中小企業で経理を担当されている方が退職して起業する際に、国家試験を受けて税理士という職種を選ぶケースが多々あるようです。年代的な経験と知恵が必要な独特な職種であると言えるでしょう。

民間の株式法人は有限責任の上で事業を賄っています。もし事業失敗という岐路に立たされた時、自力で踏ん張るか倒産して再度再建を図るかは個人の自由です。
では税理士という立場で税理士事務所を開き花々と独立開業をしながらも、廃業に至ってしまう場合はどういう要因があるのでしょうか?

民間企業の税理的な面を様々な手法で補ってくれる税理士。廃業や失敗というワードがつきまとわない業種のように見えますが、この無限責任である税理士であっても廃業に追い込まれる時があるのです。

日本国内で成功している税理士は10%とほんの一握りしか存在しないと言われています。
記帳代行や決算申告ができることは当たり前ですが、以下のような付加価値がある税理士しか生き残っていけない時代になりました。


・クライアントへビジネスマッチングを常に推奨することができる方
・税務と節税などを考慮して書面的な正しさと、事業の成功方法を推奨できるコンサルティング能力がある方
・金融機関や弁護士、社労士や弁理士などの横繋がりが深く、多面でバックアップができる方

確かに、「普通の税理士」は沢山存在します。全体の9割が上記の3つの項目を制覇できずにその中間層に居座ってしまう傾向があります。
情報伝達の速さは税理士であろうと起業人であろうと、拾える人とそうでない人に分かれますよね。県外の優秀な税理士の噂や実績など地元の税理士以上の働きをする人を見つけることができたら、どれだけクライアントである経営者は喜ぶことかご想像つくと思います。

無限責任である職務であるといって、現代はあぐらをかいては居られない時代です。あくまでもサービスとしてクライアントが喜んで頂ける体制や人材が必要ですので、機械的な作業の他に能動的な事業としての新展開を考案することが良いでしょう。

飲食店として開業し失敗するケース

15年前ほどから首都圏から始まったカフェブームやラーメン店などの個性が詰まる飲食業界の発展。現在地方都市でも同様な展開が見受けられ、グラム売りするステーキ店やミリリットル売りするモルトウイスキー専門店なども登場するほど、接客業の社会的ポジションが変わりつつあります。

SNSの人気向上もあって、内装や外装に手を加えて集客を図る女性層を意識したベーグル屋さんや、ヘアサロンとカフェがコラボした風変わりなサロンカフェなど、個人レベルの飲食店でも様々な趣向が注入されています。

50代になるとお客様の質やBGMのジャズの音響にもこだわりたい、提供するコーヒーカップは全てイタリア製にしたい!など、年代の趣向に沿ったオリジナルなサービスを考案される方も多いのでは無いでしょうか?

業界として飲食店は「高開業事業」と言われ、開業率が他業種と比べて高い業種です。しかし裏を返せば廃業率も一番高い業種です。高い開業率で、低い廃業率というのが理想ですが実際はそうではなく、入れ替わりが早い業態とも言われています。実際に飲食店を開業して失敗に追い込まれた方の要因をご紹介します。

・キャッシュフローについて行けない(仕入れ先とのやりとり)

豊富な自己資金がある場合、先半年は赤字運営であっても大丈夫と言われるオーナーは別として、毎月の売上げからやりくりをしなくてはいけないという飲食店オーナーにありがちな要因です。当月の仕入れは月末に業者へ現金で支払うのが業界ルールです。ですので、仕入れが多すぎたり売れ残りがあった場合は、その残りについても現金で支払う義務が発生します。毎日値段が変動する食材に関しては特にシビアなので、無駄な仕入れはご自身の店を廃業へ追い込む要因になります。しっかりとした在庫管理を定期的に行い無駄をなくしましょう。

・広報的要因(宣伝の大切さ)

個人事業主として開業した飲食店であっても一定の広報活動は必要です。綺麗な店舗を設計しただけでは集客に繋がりませんし、門構えの素晴らしさは数ヶ月しか効力がないのため、まずは商品の個性やインパクトを重視しましょう。

店舗情報を発信していくには地域のユーザーが足を運んでくれるような広報活動が必要になります。突然FacebookやTwitterなどでの宣伝を始めても最初は誰も観てくれません。SNSの他にもA4サイズなどで解りやすいフライヤーを作ったり、地域媒体に紹介して頂くような店の個性を創り上げましょう。

お店の外へ宣伝しないと人は集まってきませんので、常にオーナーご自身が商品になるようなキャラクター設定も必要になると思います。広報という慣れない分野の強化もとても大切にファクターです。ゆっくりとできることを挑戦してみませんか?

上記は失敗要因の全てではありません。市場的な常識だけを追求してもユーザーには伝わりませんし、ユーザー目線だけに特化しても飽きられてしまいます。成功する飲食店を創り上げるには、個性と生産性、コストダウン強化とキャンペーンなどのエンターテイメント性が豊かな地域活性のための歯車になると考えます。

<起業に失敗しないために>まとめ

前項までの失敗例から学ぶ起業方法いかがでしたでしょうか?どのジャンル・カテゴリ年代・性別であっても成功と失敗は背中合わせであることがお解りいただけたと思います。

誰も失敗するために起業することを望んでいませんよね。ですが、何か新しくチャレンジするということはとても労力が必要とされる作業です。真っ白な本にご自身なりのオリジナルな小説を書き上げて行くようなものなので正解や不正解はありませんが、事業で創り上げるサービスや商材の良さ、将来的な可能性やエンターテイメント性を見込んだ上で、ユーザーはその代価を支払い経済が活性化される事は御理解いただけたと思います。

起業後、事業がうまくいかず失敗するのではないかという不安がある時には、とにかく行動して情報収集や事業プランの見直しのためのマーケティングなどを続けることで、不安から解き放たれることが多々あります。立ち止まり考える事も大切ですが、ご自身が常に業界のリーダーであるという自覚を元に、誰よりも早い問題解決と発案を繰り返して行くようにしましょう。

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