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起業・独立開業について
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起業の心配事「失敗」について考える。失敗に追い込まれてしまう起業とは?

2017年の統計によると、法人として創業するいわゆる新設法人は131,981社あり、前年比3.1%と過去8年連続の増加数であるという結果がでています。以前に比べて起業の際の受け皿も広くなった事もあり、500万円未満の資本金によって創設する起業家が多い傾向があります。

経済をより良く循環させるための企業が「生まれる」という事はとても結構な事ではありますが、創設後2〜3年でその7割が廃業に至るという悲しい側面もあります。
今回の記事では、どのような企業や人物像が起業後の失敗に至ってしまうのか、失敗をしないための心得などを詳しくご紹介いたします。

起業は成功と失敗が隣り合わせ

まず、起業するという行為について考えてみたいと思います。「人の道を営む」という言い方が適当だと思いますが、バランスがとれた理念・行動力・戦略が伴う行為です。ご自身で販路を見つけ、差別化された企画力と開発能力が伴い、「仕事」と「経営」をしっかりとわきまえる必要があります。

一方でサラリーパーソンが日々構築しているのは、「仕事」です。

■失敗をしないための仕事
■上司から褒められるための仕事
■生きていく上で必要な給与を頂くための仕事

ここで一環して言えるのは、ご自身の判断能力を最大限まで使うことなく、会社の倫理観や運営方法に則って生活して行ける事ができるという利点です。会社の歯車となって経済を助けるという社会の中でも重要な役割を担っています。

起業人が起業後に構築しているのは「経営」です。

■失敗を恐れず挑戦して行く姿勢
■取引先を先導して行く柔軟な事業運営への探究心
■収益を常に把握し事業を運営していくための経験値を汲み上げていく姿勢

上記のように白紙に近い土壌を自分色に染めていく作業をするのが経営と言われるものです。誰からも指示・命令もされず、一人でその個性やブランドを汲み上げていくという挑戦者であると言えるでしょう。「仕事=作業」を続けるだけの自己保身的な時空や労力は必要とされていないのです。

もしこの起業人が、前者のように「仕事」として物事を捉えるようになると、表向きは起業人であったとしても、日頃の作業は平坦な内容になってしまいます。この瞬間から、起業失敗へのレールに乗ってしまう事になると言えるかもしれません。

起業の成功とは、収益を増やす事や運転資金を確保できるという能力も必要ですが、圧倒的な自己探求能力と多面にわたる挑戦が必要になるのです。当然リスク(失敗)を承知した上での挑戦です。

誰も助けてはくれない、自分自身で決定して突き進みながら将来を予測して更に向上するという、ご自身の感覚でしかその価値や目標を見いだすことができません。
この重圧に耐えることができ、更に運営が楽しいと感じることができる方こそ、起業成功者への人物像と言えるでしょう。

では、どんなタイプの人物が起業後、廃業に追い込まれるのでしょうか?次章で解りやすくご説明致します。

起業を失敗する9割の人はこんな人(共通している思考・行動)

この章では起業を失敗する9割のタイプの方の思考や行動についてご紹介いたします。失敗する方の行動パターンはとても似ていると言っても良いかもしれません。

起業して失敗、つまり廃業してしまうタイプの人

性格・行動・メンタル

・時間を守らない人(遅刻などが目立つ)
・他人の話を聞かない人
・嘘をつく人
・自慢話が多く正当な会話が成り立たない人
・甘えたがりな人
・モノに囲まれて生きている人

経営に関して

・起業の目的がそもそも明確ではない人
・パートナーや関連企業と仲良くできない人
・未来の社会のニーズや変化に対応することができない人
・代表取締役社長などの肩書きが欲しい人
・他人からの情報や経験をご自身が通った経験値として勘違いして捉え、結果的に個性がある生産をせず、消費(予算や資産の消費)しかしていない人
・事業の個性が無いために、トレンドに振り回されてしまうミーハーな人
・クリエイティブやエンジニアなど、自分だけは他人とは違うんだという自己顕示欲が強い人
・経営を指摘されることを嫌う人
・安易に共同出資で設立しようとする人

上記のような事項が挙げられます。
特に個人の言動で数カ所当てはまっている方がいらっしゃるのであらば、起業することを控えた方が良いかもしれません。ご自身はよくても、起業するにあたってご家族や関連機関に多大な迷惑を掛けかねないからです。経営的な面での修正は起業後も取り直せる可能性があったとしても、ご自身の性格は180度変わるということはございません。

経営的な面で一番気になるのは、単純な気持ちで起業を試みる方や虚栄心が強い人は起業に向いていないと言えます。これは、ご自身に都合が良い商材についてはそのブランドに乗っかる傾向があり、その裏(リスク)への配慮が少なすぎるという面があるからです。取りあえずやってみるけど、ダメだったら誰かフォローしてくれると勘違いしているケースが多いです。

では、起業を失敗させないために、私たちはどんな事に留意したら良いのでしょうか?環境改善?事前の下調べ?また、どういう性格の人間が起業に適しているのでしょうか?それを次章でご説明致します。

起業を失敗させないための心得

この章では起業を失敗で終わらせないための心得をご紹介いたします。ご自身や周りの方はどう判断しているか客観的に判断してみてください。

性格的な面

・人に優しく自身に厳しいジャッジをする
・他人の失敗を許し、結論まで一緒に歩んでいく
・時に負けず嫌いな面を持つ
・周囲を明るくさせる
・できることをコツコツと続ける
・人前でPRすることができる人になる

経営的な面

・起業への下準備をしっかりとする
・従業員や周囲の環境、外注先の人材を大切にする
・ファイナンシャル状況や翌月への売上げ見通しなどを細かく分析する
・金融機関と仲良く付き合う
・事業に対して自信があり物事への情熱を持つ
・技術力を錆びさせないための開発を怠らない
・定期的な収益をあげてゆく手段と、新事業や企画についてつねに考える

上記のように性格も経営面も、いつも前向き・積極的で、「ご自身の都合」よりも「周りや関係機関への配慮」を大切にすることで、起業時の環境整理や信頼関係構築がスムーズに行くことが多いと思います。端的な発想ではなく、起業後も長く運営してゆくための心得としてご参考とされてください。

「失敗に追い込まれてしまう起業とは」まとめ

日本国内の起業率は世界の代表的な先進国の中でも最下位ですが、13万社以上が毎年起業しています。この事実は日本経済を活性化させる重要なファクターではありますが、残念ながらその7割以上が起業後数年で廃業に至ってしまっています。

10年続けられる法人は残りの3割の更に一握りという統計もあり、起業・事業運営という事は、日本国内ではとても大変であるという事を表しているのかもしれません。

では何故、人はそのリスクを解っていながら起業するのでしょうか?起業を試みる企業は、独自の商材の商品価値とサービスの質を客観的に理解した上で起業しているのでしょうか?浅はかな解釈や虚栄で起業することを考えていないでしょうか?

「人の道を営む」という起業へのキーワードを疎かにしてしまうと失敗に繋がる運営が始まると言っても過言ではないでしょう。現在のお仕事の延長が「起業」ではなく、全く異なった生き方と思想を元にサービスや商材を「生産」して行かなくてはいけないという論理と責任を、深く理解する事が重要であることに気づいて頂きたいです。

人道的な精神、繊細且つダイナミックにという矛盾するような行動と考えがバランス良くご自身の心の潜在することで、起業後のその経営戦術が更にパワーアップして行くという事を希望しながら取り組みませんか?

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