起業へのファストパス？独立・起業しやすい！？保有すべき資格とは

起業をする方のタイプは様々ですが、2代目3代目のように事業を継承して代表になる方も、アイデアがありアイデアを活かしてお店などを行って起業する方も、ノウハウがありコンサルとして起業する方も、起業や代表になることが目的ではなく事業を通してやりたいことをやるという共通部分があると思います。

しかし、起業したい方が全てそのようなタイプかというとそうではありません。やりたいことや具体的なアイデアは無いけど、雇われるよりも雇いたい、会社の代表として会社を運営してみたいという気持ちから起業したい方もいるでしょう。

今回はそういった方に、起業をするために有利な資格や、起業しやすい資格の種類についてご紹介していきます。

起業に有利な資格はあるのか

起業に有利な資格はあります。それは、資格が無いと仕事が出来ない仕事です。

例えば、お医者さんや歯医者さん、弁護士など資格が無いとその仕事そのものが出来ません。無資格で医者になることは出来ませんし、人の弁護もすることが出来ません。

それらの資格は一般的には資格取得が難しく、学生時代からコツコツと勉強を重ねていることが必要でしょう。
しかし、それ以外にも起業に有利な資格は存在します。一つ一つ見ていきましょう。

起業しやすい資格の種類

医者は歯医者、弁護士などの資格以外にも起業しやすい資格として、以下のような資格があります。

・中小企業診断士
・社労士
・行政書士
・税理士
・宅地建物取引士
・食品衛生責任者
などです。

全体的に行政の書類を取り扱う仕事が多いようですが、社労士などは独学で勉強して合格する人もいるため、弁護士や医者の資格と比べると比較的目指しやすい資格と言えそうです。

それぞれ、どんな仕事が出来るのか見ていきましょう。

・中小企業診断士

中小企業診断士は、コンサルタントとして中小企業の経営をサポートしたり、経営改善のアドバイスをしたりする仕事で、この仕事を通して経営者とつながることも多くなり、そこから別の道へと進む方もいるようです。
世の中の経営者と出会う機会が多い仕事です。

・社労士

社労士は、社会保険労務士と言って、会社を通して雇う側と雇われる側の両方の立場になってサポートしてくれる人です。弁護士が「何かあった時に役立つ」仕事なら、社労士は「何かある前に事前に防ぐ」のが仕事と言えるでしょう。

・行政書士

行政書士の仕事は、国が定めている書類などを個人や法人の代わりに申請を行う仕事で、行政書士に頼まなければ進まない手続きなども多くあります。
世の中に求められる仕事の一つと言えます。

・税理士

税理士の仕事は、会社が国に提出する税金の書類などの手続きをサポートしてくれるほか、会社の資金をうまく運営していくために必要なアドバイスなどをしてくれる仕事です。お金が絡んだ仕事となるため、数字や書類に強くなる必要があります。

・宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産の売買などを行う際に、この資格が無いと記載できない書類などがあり、資格保有者がいなければ取引自体出来ないものとなっており、不動産会社には必要とされる人材です。

・食品衛生責任者

この資格が無ければ飲食店を営業することが出来ません。営業許可証を受けるために必要な資格となります。

他にも起業に活かせる様々な資格がありますが、上記のような資格を取得することで、独立開業をしていくことが具体的に見えてくるでしょう。

起業するときに資格がいらない仕事も沢山ある

これまで、資格取得をすることで起業に有利とお伝えしてきましたが、資格が無くても起業できる仕事は沢山あります。資格がいらない仕事についてみていきましょう。

・イラストレーター
・写真家
・声優
・ライター
・デザイナー
・結婚相談所
・コンサルタント
・講師

まだまだ沢山ありますが、身近な仕事で資格がいらずに開業できる仕事は上記のような仕事です。

イラストレーターやデザイナーは資格というよりも実績や経験から信頼され固定のお客様がいる場合には個人で独立して開業することも出来るでしょう。

また、ライターは主婦に人気の仕事で、個人事業主として起業している方も多いようです。

結婚相談所やコンサルタントの仕事については、資格が無くても開業することができ、経験値などから的確なアドバイスをすることで信頼されクチコミが広がり個人で開業することも可能です。

講師の仕事は、パソコンやマナー講師など資格が無くても講師になれます。教えることが上手な方は講師の仕事で起業することも出来るでしょう。

まとめ

これまで、起業に有利な資格や起業しやすい資格の種類、資格が必要のない仕事についてご紹介してきました。

起業をしていく上で、大事なポイントは、「どんな仕事をして起業をしたいのか」です。

起業に有利な資格は沢山ありますが、実際に仕事をしてくイメージをしたときに、自分がやりたい仕事かどうかを検討する必要があります。

起業したいというのを目的にせず、やりたい仕事をする延長上として起業をするということに切り替えると、自分のやりたい仕事や続けていける仕事が見えてくるはずです。

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