女性が在宅でできるおすすめの副業7選！安全な副業の選び方も解説

2018年に「モデル就業規則」から副業禁止規定が削除され、副業推進の動きが加速しています。正社員で働いている女性のなかにも、副業を検討している人がいるでしょう。

とはいえ、一口に「副業したい」と言っても人によって目標とする金額はさまざまです。そこで本記事では、女性が在宅でできる副業を、稼ぎたい額に応じて「小さく稼ぐ副業」と「20万円以上を目指す副業」の2種類に分けてご紹介します。

女性が自宅で安心・安全に副業を始める方法も解説しますので、ご参考にしてみてくださいね。

副業している女性ってどれくらい稼いでるの？

そもそも副業をしている女性はどれくらいの収入を得ているのか気になりますよね。

株式会社シューマツワーカーが正社員で働く女性を対象に実施した「女性の副業に関する意識調査」によると、副業の1カ月の平均収入は5万円未満が53%と過半数を占めました。

【出典】【女性の副業に関する意識調査】働くことが気分転換に！？副業してよかったこと第３位は“ストレス発散”｜株式会社シューマツワーカー（PR TIMES）

一方で、20万円以上と答えた割合も16%に達し、うち半数の8％は50万円以上と回答しています。

人によって副業の目的は異なります。お小遣いにする副収入がほしいのか、生活費の不足を補いたいのか、大きく稼いで将来的に独立を目指したいのかによって、選ぶ副業は違うでしょう。

次章からは、「小さく稼ぐ副業」と「20万円以上の収入を目指す副業」に分けて紹介していきます。

女性におすすめの【小さく稼ぐ】副業4選

目的が「お小遣い稼ぎ」や「生活費の不足を補うこと」であるなら、なるべく元手をかけることなく気軽に始められる副業がおすすめです。ここでは単価は小さくても、隙間時間にコツコツ取り組むことで地道に稼げる副業を4つご紹介します。

アンケートモニター

アンケートモニターは、リサーチ会社やクラウドソーシングサイトに登録するだけで簡単に始められる副業として女性に人気があります。家事の合間や通勤中などのちょっとした隙間時間に、募集されているアンケートに回答し謝礼をもらいます。

1件あたりの単価は低い傾向がありますが、実際に商品を使用して回答する商品モニターなど比較的高単価な案件も。スマートフォンさえあれば、ほかに元手がかからないのもメリットです。

収入の目安

・アンケート回答：10〜30円／1回答
・商品モニター：2,000〜3,000円／回

データ入力

自宅にパソコンがある場合は、データ入力も女性におすすめの副業です。データ入力は、企業の依頼に応じてさまざまなデータをエクセルやGoogleスプレッドシートなどに入力するのが主な仕事内容になります。

具体的には企業が集めたアンケート回答の入力や、ECサイトの出品登録、インターネットでの情報収集などの募集が見られます。基本的には入力する数に応じて得られる収入が決まるため、コツコツと作業するのが好きな人に向いている副業です。

収入の目安

1,000円〜1万円／100件

写真販売

普段からInstagramなどで写真投稿を楽しんでいる女性なら、専用サイトに登録するだけで始められる写真販売もおすすめです。

販売する写真は、旅行先で撮影した写真など特別なものでなくてもかまいません。日常のひとコマを切り取ったものでも、Webサイトやブログ制作者のニーズがあるためです。最近のスマートフォンはカメラの性能が高いので、一眼レフなど高価なカメラの用意も不要です。

写真販売には、購入者がダウンロードすることで報酬が発生するタイプと、プラットフォーム内で写真を販売するタイプがあります。アップロードさえしておけば、手をかける必要がないのもメリットです。

収入の目安

・ダウンロード報酬 3.25円〜／1回
・販売報酬 120円〜／1回

ハンドメイド販売

アクセサリーや小物の製作が趣味の女性は、作品のネット通販を副業にする人も増えています。通販はハードルが高く思えますが、近年はハンドメイド専門のECサイトがあるので、登録してショップを開けばプログラミングなどの知識がなくても簡単に始められるようになりました。

ハンドメイド通販サイトの人気も高まっているので、自身で集客を考える必要がないのもメリットです。地道に作品を販売し、作家として認知度が高まり人気が出ると、大きく稼げる可能性もあるでしょう。

収入の目安

アクセサリーで1,000円程度〜
※販売する作品による

女性におすすめの【20万円以上の収入を目指す】副業3選

ここからは、月額20万円以上の収入を目指したい女性におすすめの、在宅でできる副業を3つ紹介します。

基本的に大きく稼ぐ副業は、一定レベルのスキルや元手が必要となると考えておきましょう。その分真剣に取り組めば、本業収入に匹敵、あるいは将来的に独立を目指すことも可能です。

資料作成

企業の依頼を受け、営業資料や会議資料を作成する仕事は、比較的高い単価を見込めます。本業で資料作成に携わっている場合は、大きく稼げる可能性があるでしょう。

ただし単に「パワーポイントが使える」「見た目にキレイな資料を制作できる」だけではなく、その業界に詳しく深い理解があるかどうかも問われます。業種を絞り込み専門性を売りにするなど、営業スキルも必要です。

収入の目安

・パワーポイント資料作成：3万円〜10万円/1〜10ページ
・エクセル資料作成：3万〜10万円
※具体的な依頼内容による
　週1〜2案件の受注で月収20万円程度

料理・パン教室

趣味を活かした教室も、自宅で稼ぐ副業にはおすすめです。料理・パン教室などは、一度に複数人数を相手にできるのもメリットです。食品の販売ではなく技術の提供が目的なので、保健所の営業許可は不要です。

ただし料理やパン教室では、技術力はもちろん集客力が成功のカギを握ります。自宅のキッチンを教室用に拡張したり、おしゃれな雰囲気に整えたりする初期投資も必要になるでしょう。

収入の目安

料理・パン教室5,000円〜／1回
※5人×週2回レッスンした場合で月収20万円程度

結婚相談所（婚活カウンセラー）

人の話を聞いたり世話を焼いたりするのが好きな女性には、婚活カウンセラーもおすすめしたい副業のひとつです。平日は夜間に1時間ほど会員と電話やメールで連絡を取り、お見合い調整や入会希望者の面接は土日に組めば、副業で十分取り組めます。

「結婚相談所を開いたり、婚活カウンセラーになったりするのには許可や資格がいるのでは？」と思う人もいるようですが、どちらも必要ありません。実際IBJのデータでは、93.4％が未経験でスタートしています。

収入の目安

会員20名規模で50万円／月程度

女性が安心・安全に副業をおこなう方法はある？

副業では「報酬が支払われなかった」「当初の話とは違っていた」「集客できなかった」などのトラブルもよく聞かれるため、不安に感じる人も多いようです。女性が安心・安全に副業をおこなう方法はあるのでしょうか？

運営会社を間に挟む

個人や企業相手にクライアントワークをする場合、直接契約するよりもクラウドソーシングサービスや人材派遣サービスなど運営会社を間に挟むと安心です。クラウドソーシングサービスなら事前に仮払いされるシステムがあるので、報酬を取り漏れる心配がありません。間に運営会社を挟めば、なにかトラブルがあったときに間に入って調整してもらえるのもメリットです。

写真販売やアクセサリー販売などの物販をする場合も、自身でサイトを開いて集客するよりもプラットフォームを利用するのが無難です。利用するのに手数料はかかりますが、顧客とのやり取りをプラットフォーム上でおこなえたり決済システムが整ったりしていることで、大きなトラブルを避けやすくなります。