「国際結婚相談所を開業したいけれど、一般的な結婚相談所と何が違うのだろう」「語学力や特別な資格が必要なのでは」そう考えて、開業に踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
国際結婚相談所は、国籍や文化の異なる男女の出会いをサポートする専門性の高いビジネスです。一見ハードルが高く見えるかもしれませんが、実際には特別な資格がなくても、一般的な結婚相談所と同様に低リスクで開業できる点が大きな魅力です。
本記事では、国際結婚相談所の基本的な仕事内容や一般的な結婚相談所との違いから、開業する魅力、具体的な開業ステップ、押さえておくべき注意点、そして集客・成婚を成功させるポイントまで詳しく解説します。
国際結婚相談所の開業・起業を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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この記事のポイント
・国際結婚相談所は、国籍や文化が異なる男女の引き合わせから成婚までをサポートするサービス
・国境を越えたマッチングを実現するという大きなやりがいを感じられる
・ビザ手続きや言語・文化の違いに対するサポート力が必要になる
国際結婚相談所とは?仕事内容や一般的な結婚相談所との違い
国際結婚相談所という言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのような仕事なのか、一般的な結婚相談所と何が違うのかを詳しく知らない方も多いはずです。まずは、国際結婚相談所の基本的な仕事内容と、一般的な結婚相談所との違いを整理していきましょう。
国際結婚相談所の基本概要とサポート対象
国際結婚相談所とは、国籍や文化が異なる男女の引き合わせから成婚までをサポートするサービスです。
サポート対象は幅広く、「日本在住の外国人×日本人」「海外在住の外国人×日本人」「日本在住の外国人同士」など、さまざまな組み合わせが存在します。
日本で働く外国人が結婚相手を探すケースもあれば、海外駐在中の日本人が現地や日本国内の相手を探すケースもあり、利用者の背景は多岐にわたります。国境や文化の壁を越えた出会いを実現するサービスであることが、国際結婚相談所の基本的な立ち位置です。
一般的な結婚相談所(国内婚活)との3つの違い
国際結婚相談所は、国内特化型の一般的な結婚相談所と比べて、以下の3つの点で異なる特徴を持っています。
・言語・文化の壁へのサポート
会員同士の言語が異なる場合は、語学面でのフォローが必要になります。また、生活習慣や価値観の違いから生じるすれ違いに対して、双方の橋渡し役としてサポートする場面も多くなります。
・必要となる手続きの専門性
国内婚活であれば婚姻届の提出が中心ですが、国際結婚では「配偶者ビザ(在留資格)」の取得や渡航に関する手続きなど、より専門的な知識が求められる場面が出てきます。
・お見合い・交際のステップ
遠方や海外に住む相手とのマッチングが多いため、オンラインお見合いの活用や、渡航を伴う集中的な面談など、出会い方のプロセスも一般的な結婚相談所とは異なります。
国際結婚相談所ならではのビジネス上の特徴
事業者側の視点で見ると、国際結婚相談所には次のようなビジネス上の特徴があります。
・競合が少ないニッチ市場
国内婚活市場と比べて参入している事業者が少なく、専門性を打ち出しやすい環境にあります。
・高単価ビジネスになりやすい
マッチングの難易度が高い分、成婚料やサポート料を高めに設定しやすい傾向があります。
・オンライン化により遠隔地でも完結しやすい
オンライン面談やオンラインお見合いを活用することで、海外や遠隔地の会員ともスムーズにやり取りできます。
これらの特徴は、そのまま国際結婚相談所を開業する際の魅力にもつながります。次の章では、開業する具体的なメリットについて詳しく見ていきましょう。
国際結婚相談所は開業できる?注目される背景と起業する3つの魅力

在日外国人の増加や海外駐在員のニーズの高まりを背景に、国際結婚相談所への注目度は年々高まっています。一般的な結婚相談所と比較して、競合が少なく高単価が狙えるという点で優位性が高く、開業を検討する価値が十分にあるビジネスといえます。
ここでは、国際結婚相談所を開業する3つの魅力を紹介します。
未経験・特別な資格なしで一人から開業可能
国際結婚相談所の開業に、法律上必須となる国家資格はありません。パソコン1台があれば、自宅から一人でスタートできる点も、一般的な結婚相談所と同様です。
専門知識がないまま始めることに不安を感じるかもしれませんが、連盟に加盟すれば研修制度やサポート体制を活用しながら、未経験からでも低リスクで開業を目指せます。
結婚相談所の開業全般について詳しく知りたい方は、下記ページもあわせてご覧ください。
関連記事:結婚相談所の開業は未経験でも可能?必要な資金、先輩の体験談も紹介!
ターゲットが明確で競合との差別化がしやすい
一般的な結婚相談所は「日本人同士の婚活」という広いターゲットを対象にする一方、国際結婚相談所は扱う国籍や属性がある程度絞られるため、専門性を打ち出しやすいという特徴があります。
「〇〇国出身者に強い」「海外駐在員のサポートに特化」といった打ち出し方ができれば、競合との差別化やブランディングもしやすくなります。
高い成婚ニーズと感謝されるやりがい
国際結婚相談所は、国境を越えたマッチングを実現するという社会的意義の大きいビジネスです。言語や文化の壁を乗り越えてパートナーを見つけたいというニーズは根強く、成婚に至った際の会員様からの感謝も大きいものになります。
単なるビジネスとしてだけでなく、深い信頼関係を築きながらやりがいを持ち続けられる点も、国際結婚相談所ならではの魅力です。
【4ステップ】国際結婚相談所を開業するまでの具体的な手順
「実際にどうやって開業すればいいのか」は、多くの方が気になるポイントでしょう。ここでは、国際結婚相談所を開業するまでの流れを4つのステップに分けて解説します。
ステップ1:ビジネスモデルを決定する(個人独立・連盟加盟)
まず検討したいのが、個人で一から自力開業するか、結婚相談所連盟に加盟するかというビジネスモデルの選択です。
個人での自力開業は自由度が高い一方、会員基盤やノウハウをゼロから作る必要があります。
一方、IBJのような結婚相談所連盟に加盟すれば、開業初期の段階から全国・海外の会員データベースを活用でき、国際結婚相談所としてのスタートダッシュを切りやすくなります。
IBJでの開業・起業で選ばれる理由については、下記ページをご覧ください。
IBJでの開業が選ばれる理由≫
ステップ2:ターゲット層とコンセプトを決める
国際結婚相談所は、扱うターゲット層によって必要な知識やサポート内容が変わってきます。
「日本人男性×在日・海外外国人女性」「日本人女性×海外駐在員・在日外国人男性」など、どの層をメインにサポートするのかを早い段階で絞り込んでおくことで、集客のメッセージやサービス設計がぶれにくくなります。
ステップ3:必要な手続き・法的環境を整える
開業にあたっては、税務署への開業届の提出に加え、特定商取引法(特商法)に基づく表記の整備、会員の個人情報を適切に扱うための個人情報保護体制の構築など、安全に事業を運営するための手続きを整えておく必要があります。
国際結婚相談所は扱う情報の機微性も高いため、こうした法的な備えを丁寧に行っておくことが信頼につながります。
ステップ4:WebサイトやSNSなどの集客基盤を構築する
開業準備の最終段階として、会員を集めるための導線を整えます。ホームページは、ターゲットによっては多言語対応も検討するとよいでしょう。
あわせて、X(旧Twitter)やInstagramといったSNSでの発信、知人や関係者からの紹介ルートなど、複数の集客導線を用意しておくことで、開業直後からの会員獲得につなげやすくなります。
国際結婚相談所ならではの注意点と必要スキル

国際結婚相談所には、一般的な結婚相談所にはない特有のリスクや懸念点も存在します。信頼される事業者として運営していくために、事前に押さえておきたい注意点と必要なスキルを解説します。
ビザ(在留資格)や国際手続きに関する基礎知識
国際結婚では、出入国在留管理庁(入管)への「日本人の配偶者等(配偶者ビザ)」の申請が大きなハードルになる場合があります。書類不備や婚姻の実態証明が不足するとビザが不許可となるリスクがあるため、複雑な国際手続きは信頼できる行政書士と連携体制を整えておくと安心です。
また、万が一偽装結婚などに加担してしまうと入管法上の重大なリスクにつながるため、悪質な利用を防ぐ厳しい審査体制を構築しておくことが、健全な相談所運営と社会的信用を守る上で欠かせません。
そのためIBJでは、入会時に「独身証明書」の取得・提出を必須としています。国によっては独身証明書制度が存在しない場合もありますが、その際は大使館や領事館等が発行する宣誓書などの類似書類の取得を必須とし、相談所側の責任において日本語訳(和訳)を手配・確認する厳密な運用ルールを定めておくことが重要です。徹底した本人確認と公認書類の審査をおこなうことが、トラブルを未然に防ぎ、相談所の高い信頼性確保につながります。
言語・文化・価値観の違いに対するサポート力
会員同士の言語が異なる場合、語学力や翻訳ツールを活用したコミュニケーションサポートが必要になります。しかし、それ以上に大切なのが、双方の国の文化や生活習慣の違いから生じるギャップを埋める「クッション役」としてのマインドです。
価値観の違いを一方的に否定せず、双方の理解を助ける姿勢が、国際結婚相談所のカウンセラーには求められます。
契約時のトラブルを防ぐ明朗な料金体系と説明責任
国際結婚相談所では、成婚料に加えて渡航費や渡航サポート費用など、国内婚活にはない費用項目が発生することがあります。
こうした費用について契約前にしっかりと説明を行い、料金体系を明朗にしておくことが、後々の金銭トラブルを防ぐ上で重要です。会員様に安心して活動していただくためにも、説明責任を徹底しましょう。
国際結婚相談所の開業で失敗しない!集客と成婚の成功ポイント
開業後にしっかりと収益を上げ、事業を継続していくためには、集客と成婚支援の両面で工夫が必要です。ここでは、実践的な成功のポイントを紹介します。
ターゲットに合わせたマーケティング(SNS・オウンドメディア)
ターゲット層が実際に検索しそうなキーワードを意識したオウンドメディアの記事作成や、SNSでの継続的な発信を通じて、専門カウンセラーとしての認知を広げていくことが重要です。
「国際結婚に強い相談所」というポジションを確立できれば、口コミや紹介による集客にもつながりやすくなります。
行政書士や海外現地エージェント等との提携ネットワーク
一人での開業であっても、行政書士などの法律の専門家や、海外現地のエージェントと提携しておくことで、ビザ手続きや現地でのサポートを含めた質の高いサービスを提供できます。
すべてを自分一人で抱え込まず、専門家や協力機関とのネットワークを築いておくことが、安定した運営につながります。
国際結婚相談所の開業に関するよくある質問
最後に、国際結婚相談所の開業に関してよくある質問と回答をまとめておきます。
語学(英語や外国語)が話せなくても開業できますか?
はい、語学力がなくても開業することは可能です。
ただし、人が間に介在して手厚いフォローをおこなう結婚相談所ビジネスにおいて、やり取りのすべてを翻訳ツールのみで完結させるのは現実的に難しい側面があります。
そのため、語学に自信がない状態で国際結婚相談所を運営する場合は、会員の対象を「日本語が話せる在日外国人」や「日本人の海外駐在員」などに絞ってスタートすることが推奨されます。コミュニケーションの壁を低く抑えるターゲット選定をおこなうことで、語学力を必須とせずにスムーズなサポートを提供できます。
自宅をオフィスにして開業できますか?
可能です。オンライン面談を中心にすれば、自宅を拠点に開業できます。対面での面談を希望される場合も、ホテルのラウンジなど外部のスペースを利用することで対応できます。
開業費用はどれくらいかかりますか?
店舗を持たずに開業できるため、実店舗を構える一般的な起業に比べて小資金で始められます。初期費用の目安は、加盟する連盟や事業規模によって異なりますが、加盟金だけで約200万円程度、これに研修費やホームページ作成・SNS運用の準備といった初期ツール費用が加わるのが一般的です。
なお、海外拠点の設立や現地の店舗出店をともなう起業の場合、国や地域によっては現地の法人設立要件として一定額以上の資本金準備が義務付けられているケースがあります。海外出店を伴う開業を検討されている場合は、進出国の法律やビザ制度に詳しい行政書士・弁護士などの専門家に事前に相談することをおすすめします。
より詳しい開業費用については、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:IBJの結婚相談所開業資金とフランチャイズ(FC)の比較
結婚相談所の開業に関しては、他にも数多くのご質問をいただいております。主な質問と回答は下記ページにまとめておりますので、参考にしてください。
結婚相談所開業のよくある質問≫
国際結婚相談所を開業したい方へ:無料相談会のご案内
国際結婚相談所の開業について、理解は深まったでしょうか?
「自分でも国際結婚相談所を開業できるだろうか」「ビザ手続きなど、専門的な部分が不安」といった疑問をまだお持ちの方も多いかもしれません。
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