個人情報保護法遵守のサポートを行なっています。
近年、「個人情報の保護」は益々重要性が増しており、結婚相談所でも、会員の結婚へのお気持ちと大切な個人情報を扱うことから細心の注意を払う必要があります。
日本結婚相談所連盟では、会員の個人情報を大切に扱うために、また加盟結婚相談所の各社にもより個人情報保護の意識を高めていただくために、2009年4月から経済産業大臣より「認定個人情報保護団体」として認定を受け、当該団体として個人情報保護指針の作成、各種セミナーを通じた対象事業者(加盟相談所)による個人情報保護法遵守のサポートを行なっています。
お客様からの苦情の受付と対処なども連盟として対応窓口を設け、業界の健全な成長に貢献するとともに、消費者(会員)の皆さんが安心して活動できる環境作りに貢献しています。
そうすることで、業界全体の信頼感や安心感が増すように努力を続けています。
引き続きこうした「個人情報保護団体」としての役割をまっとうするために、個人情報保護指針の作成、各種セミナーを通じた対象事業者(加盟相談所)による個人情報保護法遵守のサポート、お客様からの苦情の受付と対応などにより、業界の健全な成長に貢献するとともに、消費者(会員)の皆様が安心して婚活できる環境作りに貢献しています。


「個人情報保護団体」とは?
主務大臣(結婚相談所の場合は経済産業大臣)が、民間団体(事業者団体等)をそれに認定することによって、個人情報保護に関する苦情などの解決を促進し、ひいては消費者からその団体と団体に加盟する事業者への信頼を確保するための認定制度です。
したがって、認定された個人情報保護団体(日本結婚相談所連盟を運営する株式会社IBJ)は、対象事業者(加盟相談所様)の個人情報の取扱いに関する苦情の処理、ガイドライン等の作成・公表、対象事業者への情報提供などの業務を行うことで、個人情報を適正に取扱っている団体(事業者の集まり)であるとして、社会から一定の信頼を得るための努力を続けています。
2021年12月1日現在、主務大臣からこの個人情報保護団体として認定されている団体は、全国で僅か41団体しかありません。これは、私たち日本結婚相談所連盟と加盟する相談所全体が、個人情報保護に対していかに高い意識を持っているかという信頼の証です。
認定制度の効用~結婚相談所にとって~
結婚相談所の仲人カウンセラーが、お客様(会員)に対して自らの言葉で「個人情報を大切に扱い、厳重に保護しています」と説明しても、説得力に欠ける場合もあるかと思います。また、入会してお見合い活動するに際して、自分の個人情報や家族の情報を提出することに不安を抱くお客様も少なからず存在します。こうしたお客様に対しても、「認定個人情報保護団体に所属する結婚相談所である」という信頼を得ることができます。
他方で、時には、結婚相談所のみなさんとお客様(会員)との間で、個人情報の取り扱いに関するトラブルが起こるかもしれません。そのような局面においても、私たち日本結婚相談所連盟が「第三者」として関与する(苦情受付の窓口になるといったサポートやアドバイスを行う)ことが可能ですので、迅速かつ円滑なトラブルの解決を図ると共に、加盟相談所のみなさんの負担をなくすことができます。
認定制度の効用~お客様(会員)にとって~
万が一、結婚相談所に預けた個人情報の取り扱いに関して、その結婚相談所との間でトラブル(苦情)が発生した場合で、両者の話し合いだけでは解決に至らない際には、私たち日本結婚相談所連盟が第三者として関与することで解決への道筋や方向性を見出すなど、迅速かつ円滑なトラブルの解決が図られることが期待されます。 また、「認定個人情報団体に所属する結婚相談所である」という安心を感じながら、ご自身のお見合い活動に専念していただくことができると思われます。