起業・独立開業

起業・独立開業 2024.05.02

結婚相談所開業は難しい?失敗する人の共通点と回避策

結婚相談所開業は難しい?失敗する人の共通点と回避策

結婚相談所の開業に興味はあるけれど、「本当にうまくいくのだろうか」「失敗したらどうしよう」と不安を感じている方は多いのではないでしょうか。

結婚相談所は、特別な資格や経験がなくても開業できるビジネスです。しかし、開業しやすいからといって、誰でも成功できるわけではありません。

本記事では、結婚相談所の開業が「難しい」と言われる理由や、よくある失敗パターン、そして失敗を防ぐための具体的なポイントを解説します。これから開業を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

結婚相談所の開業は本当に難しい?「失敗する人」の共通点

結婚相談所の開業を検討する際、「難しそう」「自分にできるだろうか」と不安になる方は少なくありません。まずは、なぜ「難しい」と言われるのか、そして「失敗」とは何を指すのかを整理しましょう。

難しいと言われる理由

結婚相談所の開業自体は、他の業種と比べるとハードルが低いと言えます。特別な資格や免許は不要で、店舗を構える必要もありません。パソコンとスマートフォンがあれば、自宅でも始められます。

しかし、「開業できること」と「事業として成り立たせること」は別の話です。結婚相談所の経営が難しいと言われる主な理由は、以下の3点に集約されます。

1. 集客の難しさ
結婚相談所のビジネスは、会員を集めなければ始まりません。しかし、婚活サービスは競合が多く、知名度のない新規相談所が会員を獲得するのは簡単ではありません。SNSやブログ、広告など、さまざまな集客手段がありますが、どれも一朝一夕で成果が出るものではなく、継続的な取り組みが求められます。

2. 運用の複雑さ
会員が増えると、面談のスケジュール調整、お見合いのセッティング、交際中のフォローなど、対応すべき業務が増えていきます。特に副業で始める場合、限られた時間の中でこれらをこなす必要があり、業務設計ができていないと回らなくなります。

3. 成婚までの設計
結婚相談所の収益は、月会費だけでなく成婚料も大きな柱です。会員を集めても成婚に至らなければ、会員の満足度は下がり、退会や悪評につながります。お見合いから交際、成婚までの流れを設計し、適切にサポートするスキルが求められます。

失敗の定義

「結婚相談所の開業に失敗した」とは、具体的にどのような状態を指すのでしょうか。失敗の形は人によって異なりますが、主に以下の4つに分類できます。

1. 赤字が続く
売上よりも経費が上回り、利益が出ない状態です。結婚相談所は低コストで始められるとはいえ、集客のための広告費や連盟への月会費など、一定の支出は発生します。会員が増えなければ、赤字が積み重なっていきます。

2. 事業継続が不可能になる
赤字が続いた結果、資金が尽きて廃業せざるを得なくなるケースです。また、本業との両立が難しくなり、やむを得ず撤退する場合もあります。

3. 精神的な負荷が大きすぎる
会員対応に追われて休む暇がない、クレーム対応で疲弊する、思うように成果が出ずモチベーションが続かないなど、精神的に限界を迎えて続けられなくなるパターンです。

4. 信用を失う
会員への対応が不十分だったり、トラブルが発生したりすると、口コミやSNSで悪評が広がる可能性があります。一度失った信用を取り戻すのは難しく、事業の継続が困難になります。

結婚相談所開業でよくある失敗パターン

結婚相談所の開業で失敗する人には、いくつかの共通パターンがあります。事前に把握しておくことで、同じ轍を踏まずに済むでしょう。

集客が伸びない

結婚相談所の失敗で最も多いのが、集客の問題です。

会員が集まらなければ、どれだけ良いサービスを用意しても意味がありません。集客がうまくいかない原因としては、以下が挙げられます。

  • ターゲットが曖昧:誰に向けた相談所なのかが不明確で、メッセージが刺さらない
  • 発信が継続できない:SNSやブログを始めても、更新が途絶えてしまう
  • 導線が設計されていない:問い合わせや無料相談への誘導が弱い
  • 紹介・口コミを活かせていない:既存会員や知人からの紹介導線を作れていない

集客は一度仕組みを作れば終わりではなく、継続的な改善が必要です。開業前から「どうやって最初の会員を獲得するか」を具体的に考えておくことが重要です。

会員が増えても成婚につながらない

会員を集められても、成婚に至らなければ事業は安定しません。

成婚料は結婚相談所の大きな収益源であり、成婚実績は新規会員の集客にも直結します。成婚につながらない原因としては、以下が考えられます。

  • マッチングの精度が低い:会員の希望や価値観を十分に把握できていない
  • 交際中のフォローが不足:お見合い後のサポートが手薄で、交際が進展しない
  • 会員との信頼関係が築けていない:アドバイスを受け入れてもらえない

成婚を生み出すには、会員一人ひとりに寄り添ったサポートが欠かせません。

時間が足りない

特に副業で始める場合に多いのが、時間不足による行き詰まりです。

結婚相談所の業務は、会員との面談、お見合いの調整、交際中の相談対応など、多岐にわたります。会員が婚活に動くのは仕事終わりの夜や土日が中心のため、副業オーナーにとっては本業との時間が重なりやすくなります。

「片手間でできる」と甘く見ていると、会員対応が後手に回り、満足度の低下や退会につながります。

数字管理できず赤字化

経理や経営の知識が不足していると、気づかないうちに赤字が膨らんでいることがあります。

  • 固定費の見積もりが甘い:システム利用料、通信費、広告費などを過小評価
  • 変動費を把握していない:会員数に応じて増える費用を計算に入れていない
  • 回収計画がない:いつまでに何名の会員を獲得すれば黒字化できるか不明確

結婚相談所は低コストで始められるとはいえ、事業である以上、数字の管理は必須です。

副業で始める場合に失敗しやすいポイント

結婚相談所は副業からスタートする人も多いビジネスです。しかし、副業ならではの難しさもあります。

稼働時間と面談・連絡の現実

副業で結婚相談所を運営する場合、稼働できる時間は平日夜と土日が中心になります。

しかし、会員が動きたい時間も同じです。お見合いの日程調整、急な相談、交際中のトラブル対応など、「今すぐ対応してほしい」という場面は少なくありません。

本業の勤務中に連絡が来ても対応できず、会員を待たせてしまうことで不満につながるケースもあります。

家族・本業との両立

副業で始める場合、家族の理解と協力が欠かせません。

土日に面談が入れば、家族との時間は減ります。夜に会員から電話がかかってくることもあります。家族の理解が得られないまま始めると、継続が難しくなります。

また、本業の繁忙期と重なった場合の対応も考えておく必要があります。無理なスケジュールを組んで体調を崩しては、どちらの仕事にも支障が出ます。

副業→本業移行の判断軸

副業から始めて、いずれは本業にしたいと考える人もいるでしょう。しかし、「いつ本業に切り替えるか」の判断は難しい問題です。

  • 会員数が何名になったら?
  • 月の売上がいくらを超えたら?
  • 本業の収入を上回ったら?

明確な基準を持たないまま、なんとなく続けていると、ずるずると副業のままになりがちです。事前に「この条件を満たしたら本業移行を検討する」という判断軸を決めておくことをおすすめします。

会員数の目安
副業の範囲であれば、会員との面談やお見合いフォローは土日祝日が中心となるため、週末起業でも十分に対応できます。平日の業務としては、会員や他の相談所からのメッセージ確認が中心です。

まずは会員数5〜10名程度を目標に、無理のない範囲で運営しましょう。軌道に乗ってきたら、徐々に会員数を増やしていけます。

IBJでは、副業から本業への切り替えを考えるべき会員数の目安は30名以上としています。会員数が30名を超えると、平日の業務量も増え、本業との両立が難しくなる可能性があります。逆に言えば、その頃には本業として十分にやっていけるだけの収益が出ているはずです。

開業方法の選び方で失敗を減らす

結婚相談所の開業方法は、大きく「自力運営」「連盟加盟」「フランチャイズ」の3つに分けられます。それぞれに特徴があり、詰まりやすいポイントも異なります。

自力運営で詰まりやすい点

連盟にもフランチャイズにも加盟せず、完全に自力で運営する方法です。

メリット

  • 加盟金やロイヤリティが不要
  • 料金設定やサービス内容を自由に決められる

詰まりやすい点

  • 会員紹介の母数が限られる:自社会員同士でしかマッチングできないため、会員が少ないうちは出会いの機会を提供しにくい
  • ノウハウを自力で習得する必要がある:集客、面談、成婚サポートまで、すべて自分で学び、試行錯誤する必要がある
  • 孤立しやすい:相談できる相手がおらず、問題が発生したときに対処法がわからない

連盟を選ぶ場合に詰まりやすい点

個人事業主や法人として結婚相談所を開業し、結婚相談所の連盟に加盟して運営する方法です。加盟することで、集客や運営に関するノウハウを学べるので、未経験の方でも安心して開業できます。また、ネットワークを活用して、連盟内の他の相談所の会員を自分の会員のお相手として紹介することも可能です。

メリット

  • 会員データベースを共有でき、開業直後でも多くのお相手を紹介できる
  • 研修やサポートを受けられる
  • 同じ連盟の相談所オーナー同士で情報交換ができる

詰まりやすい点

  • 加盟金が必要:連盟によって金額は異なるが、初期費用がかかる
  • 集客は基本的に自己責任:ノウハウは学べるが、実際の集客活動はオーナー自身が行う必要がある
  • 連盟選びを間違えると苦労する:会員数、サポート体制、システムの使いやすさなど、連盟によって大きく異なる

連盟選びの詳細は結婚相談所の連盟を比較をご覧ください。

フランチャイズを選ぶ場合に詰まりやすい点

フランチャイズ本部と契約し、そのブランドや仕組みを使って運営する方法です。

メリット

  • 知名度のあるブランドを使える
  • 集客や運営の支援を受けられる場合がある

詰まりやすい点

  • ロイヤリティや保証金の負担:売上の一部を本部に支払う必要があり、利益が圧迫される
  • 運営の自由度が低い:料金設定や広告の内容など、本部のルールに従う必要がある
  • 本部の支援内容にばらつきがある:期待したサポートが受けられないケースもある

フランチャイズの失敗理由や本部選びのポイントについては、結婚相談所フランチャイズは儲からない?失敗しない本部選びのポイントで詳しく解説しています。

失敗しないための開業準備ステップ

開業の手順を間違えると、後から軌道修正が難しくなります。失敗を防ぐために、正しい順番で準備を進めましょう。

開業前に決めること

開業前に以下の3点を明確にしておくことが重要です。

1. ターゲット
どんな人を会員として迎えたいのかを決めます。「30代の働く女性」「再婚希望の方」「地方在住の方」など、ターゲットを絞ることで、メッセージやサービス内容が明確になります。

2. 提供価値
数ある結婚相談所の中から、なぜ自分の相談所を選んでもらえるのか。自分の強みや特徴を言語化しておきましょう。

3. 料金設定
入会金、月会費、お見合い料、成婚料など、料金体系を決めます。競合の価格も参考にしながら、自分のターゲットに合った設定を考えます。

準備(事業計画・必要ツール・必要コスト)

事業計画書の作成
事業計画書とは、事業内容、経営理念、事業戦略、売上や収益の見込みなど、今後の事業をどのように進めていくかを記載したものです。金融機関から融資を受ける場合はもちろん、自分自身の計画を整理するためにも作成しておきましょう。

必要なツール

  • パソコン、スマートフォン
  • 面談場所(自宅、カフェ、レンタルスペースなど)
  • 連盟加盟の場合は、連盟のシステム

必要コスト

  • 連盟加盟金(連盟による)
  • システム利用料(月額)
  • 名刺、ホームページ作成費
  • 広告費(必要に応じて)

開業後90日でやること

開業後の90日間は、事業の土台を固める重要な期間です。

集客の開始
SNS、ブログ、知人への案内など、できることから始めます。最初の会員を獲得するまでが最も大変な時期です。

面談の実施
問い合わせがあれば、無料相談や入会面談を実施します。面談の経験を積みながら、自分なりのスタイルを確立していきます。

成婚導線の構築
会員が入会したら、プロフィール作成、お見合いのセッティング、交際フォローと、成婚までの流れを回していきます。最初は手探りでも、一つひとつ経験を積むことが大切です。

失敗を防ぐチェックリスト

開業前に以下のチェックリストを確認し、準備が十分かどうかを点検しましょう。

お金

  • 初期費用(加盟金、開業準備費など)を把握しているか
  • 毎月の固定費(システム利用料、通信費など)を計算しているか
  • 会員何名で黒字化できるか、回収計画を立てているか
  • 当面の生活費を確保しているか(副業の場合は本業収入でカバーできるか)

集客

  • 最初の会員をどうやって獲得するか、具体的な方法があるか
  • SNSやブログなど、情報発信の手段を決めているか
  • ターゲットに届くメッセージを用意しているか
  • 紹介や口コミを依頼できる人がいるか

運用

  • 面談からお見合い、成婚までの流れを理解しているか
  • 会員対応に使える時間を確保できるか
  • 繁忙期(土日、夜間)の対応方法を決めているか
  • トラブル発生時の対応方針を考えているか

支援

  • わからないことを相談できる相手がいるか
  • 研修やセミナーで学ぶ機会があるか
  • 同業者との横のつながりを作れる環境があるか

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