お相手の実家に挨拶されるときに

昨日は台風が接近する中、

プロポーズを受けた女性会員さんが彼の実家に挨拶に伺いました。

先月プロポーズを受けたのですが

スケジュールの都合でちょっと時間が空きました。

御父様は他界されていたので

仏壇にお供えする慶事用のお線香を持参されました。

お線香のイメージは弔辞ばかりと見られますが

慶事用のお線香があるんです。

結婚が決まったことをご先祖様にご報告するためのものです。

紅白の結びきりの水引を使います。

表書きは右上に「ご先祖様」

中央に「御土産」「御供」「寿」と書きます。

名前は

男性が女性側にお供えする際は苗字を書き

女性が男性側にお供えする際は苗字を書かずに名前のみ

（例えば「貴子」）

実家を訪問してひと言挨拶したら

「ご先祖様にもご挨拶させてください」

とお線香をお供えします。

持参するお線香は使わないで

仏壇のお線香をお供えします。

ちなみに持参するお線香は風呂敷に包んでおきます。

ここまでできたら

お相手の親御さん、感心されるに違いありません。

快く結婚を認めてくださるでしょう。

お二人のご縁が結ばれることは

必ずご先祖様がいらっしゃったからです。

そのご先祖様にご挨拶することは当然ですね。

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