婚活においても目利きには教養が大事
私は過去には台湾のFRANZという陶磁器ブランド、現在はタイザノットの一方で、ドイツのニュンヘンブルグという陶磁器のブランドの日本販売代理もやっています。
たまに外商催事等で店頭販売もするのですが、一般的なお客様であれば「あらー、きれいなティーカップねー。」というだけの感想であっても、食器にものすごく詳しい人は、手に取るだけで、磁器質、絵付けの質、モチーフ、ブランドの背景、生産時期等様々な情報を読み取り、その作品の価値を見極めます。
つまり、知識や情報、教養がある人とない人とでは、同じものを見ていても、全然違う見え方がしているということ。
これはお見合いでも言えることかもしれません。
例えば、お見合いをお申し込みする際に、学歴や資格等が顕著ですが、そもそも学校名や業界の知識がなければ、その方が仮に素晴らしい肩書きをお持ちであってもその素晴らしさ(目標に向けて努力できる姿勢等)がわからない訳ですが、プロフィールだけで、どこまでお相手の背景を想像できるかどうかは、やはり様々な経験や知識、情報を申込む側が持っていないと、その人の価値を理解できません。
お見合いでもそうですが、「もしかしたらこの人の価値がわからないのは、自分の側の問題なのかもしれない」という謙虚さを持って、まずは何度か会ってみる、素直にカウンセラーや周囲の意見も聞いてみる、ということも必要だと思います。