人に対して厳しい人は、苦戦しがち。
先日、以前いた会社の同期たちと忘年会をしていたのですが、その会社に某外資投資会社が経営に入ってきたことで、やたら管理職がデータや報告書を上に提出しなければいけない頻度が多くなり、その作業が超ストレス!という話になりました。
ある真面目な同期は、それでずいぶん疲弊しているらしい一方、
もう一人の同期なんかは「とりあえず細かいところは気にしないで、スピード重視で提出しちゃうね!差し戻されたらそこでやり直せばいいじゃん。だから、俺はたいして苦じゃないよ。」という、超適当な“完成度は気にしない”戦法を披露してましたが、
彼のこの“テキトーなかんじ”は入社して以来一貫しており、でも、そのユルいかんじが周囲に緊張を与えず、自由な雰囲気を醸成するのか、逆に周りに愛され、ちゃんと会社で生き残ってる不思議。
真面目なことは基本的には良いことなのですが、そのことによる“厳密さ”が自分を苦しめる、という場面は婚活においてもよくあります。
「こういう場面では、普通であれば○○という対応をするべきじゃないですか」とか、「常識としては△△ですよね」とか、
おっしゃっていることはとても正しいのですが、でも、人間、常に正しい行いができるわけではありませんので、多少のミスでお相手にNGを出していると誰も残りません。
そういうときに「まぁ、自分だってテキトーなところあるし、相手だってそういうときがあっても仕方ないよね。」とおおらかに相手に構えられる人の方が先に進んでいけますし、お相手も「この人と一緒にいると楽だな」と思って選んでくれるのだと思います。仕事ではなく、日々生活する訳ですしねー。
真面目な人は、お相手に厳しすぎるという側面を持ち合わせやすいので、その傾向があるな、と思われる方は、ぜひ意識的に“ユルさ”を摂取(?)してもらえればと思います(うちのテキトー同期もどうかと思いますが)。