笑顔の絶えない家庭の嘘
超売れっ子放送作家の鈴木おさむさんが(森山中の大島さんの夫)、「笑顔の多い家庭を築きたい」と言う人がいるけれど、そんなの嘘という話をされていました。
長い結婚生活を送る上で、ずっと笑顔でいられるわけはなく、辛い時に傍にいてくれる相手であったり、一緒になって本気で怒ってくれる相手であったり、そういう存在がパートナーだというような内容でした。
これは私自身も強く感じることなのですが、楽しい時間というのは、相手が誰であっても楽しく過ごせるものですが、辛い時、苦しい時に、見捨てずに寄り添う覚悟というのが結婚には必要となり、結局、結婚する気がない男というのは、楽しい時間だけを共有したい都合のいい考えをする男なのだと、私は独身の時(20代の頃)に考えていました。
ですから、結婚したいと思ってくれるだけで、それは本当にありがたいことであるにも関わらず、あれこれ小さな違和感をぬぐえずにいる人というのは、婚活という名のゴールのないレースを続けるか、レースを放棄して、一人で生きていくかの二択になるわけです。
結婚したら、人生がバラ色になるのではなく、お相手の方と二人でバラに色をつけていくのが結婚生活ですので、希望のお相手の条件を考える前に、まずは自分自身の振り返りをしてから、婚活をはじめるとスムーズかと思います。