痛いのは心だった。
先だって検査入院しました。 個室を希望してましたが手術の患者さん優先ということで相部屋となりました。
覚悟していたものの想像以上の大変さが待ってました。 それはあるかたが病気のために足が壮絶に痛く、朝から
夜中、ほぼ一日中、痛さゆえの大きなうめき事、「痛み止めをくれ!」のどなり声、恨めしさのうわごとをはかれるのです。 最初は気の毒に思い、全くの睡眠不足に耐えてましたが、こちらもいつまで持ちこたえるからだんだん不安に。でも様子をうかがっていると、どうもおかしい。 そんなに重篤でもなさそう。回診の先生や看護師さんたちの様子でそのように感じました。 ならどうしてそこまでの痛さをを訴えられるのか?
家族がなかなかお見舞いに来られない。来てもすぐ喧嘩になって帰られる。
もしかしてそこからくる「寂しさ、心の痛さ」が身体の痛さを倍増させているのでは?
単なる想像ですが、そう思うと、安眠できない腹立出しさが納まりました。
人間弱っている時ほど、一人は厳しいです。 病気ならなおさら。天涯孤独のかたもいらっしゃいますが、やはり
誰かの支えがあってこそ、病気に立ち向かおうという気力が湧き、少々の辛さは耐えられるのだと思います。
家族の関係が良好であれば、いざというときは皆で支え合えます。
是非、みなさもそんな家族関係を築いていってくださいませ。