結婚相手・「ボクはこれで決めました!」
ドアをあけたとたん、ふ~んわりと漂う甘い香り。
キンモクセイだ!! ど~こだ!?
捜して歩くも、あのオレンジ色の小さな花をたくさんつけた木は見つかりません。
少し歩き進むと、ありました。
不思議ですよね。香りで自分のいる場所をアピールしているみたい。
人間もお花のようにそれぞれの香りがあったとして、アピールしたい時期に香ってくれたら、
結婚相手は好きな香りの方を捜せばいいのですけどね。
私たちは自分の足で出向いていきましょう。
行動あるのみ。
結婚相談所に入ると、プロフィールを作成してくれます。
アピールはそこでしっかりと表現しましょう。
関西ブライダル明石店は、全国ネットのお相手検索システムを持っています。
さて今日は、アピール下手だけど、自分らしさを忘れず、素直な気持ちで地道にお相手と
出会った彼のお話です。
Nくんは、活動歴3年半。
婚活は芸の道とは違い、長ければいいというものではありませんよね。
Nくんはお爺様から続く会社の経営を受け継いでいます。
ある建築材料の会社なのですが、その業界では会合の役員をするなど、なかなかの
世話人なのです。
明るくて親切な彼は業界の人気者です。
得意なことは料理。
材料選びに始まり、煮物、焼き物、揚げ物など、なんでもこなします。
それを武器にお見合いを続けてきました。
何人の方とも交際となったのですが、もう一歩のところで、「得意の料理」
でもてなす機会に恵まれませんでした。
自己アピール、頑張り過ぎたのかな・・。
そこでNくん、新しく生まれ変わりました。
かっこつけない・力入れない・気持ちを込め過ぎない、をモットーに。
肩を張らず自然体で臨むということにに決めました。
デートの行先もガラッと変え、大型スーパーにしたそうです。
ここなら色んなコーナーを楽しめて、「食べる・見る・歩く」などができるからだそうです。
カートを押しながら、ゆっくりと見て歩きます。
野菜や食品のコーナーでは、お互いの好きな食べ物がわかるそうです。
家電のコーナーでは、二人で情報交換をしながら欲しいものを見て回るそうです。
新婚家庭にはこんなのが置いていそう、と想定しながら話すことでお相手の生活感が見えたりもするんですって。
洋服のコーナーでは、おそろいの帽子をかぶせ合ったり、服を選んでみたりしたそうです。
何度もデートするうちに、今度はカートにものが入るようになりました。
野菜やお肉など、食材が入ったら彼の得意技の見せどころ。
Nくん、彼女の胃袋を掴むチャンスが巡ってきましたね。
Nくん、彼女との結婚を決めました。
カートを押してスーパーを歩いている時、とても気持ちが楽だったこと、
彼女が隣りにいると安心できたこと、だそうです。
日常のなかに彼女を発見したのですね。
結婚相手の決め手って、何気ないことから自然に生まれてくるものなんですね。
婚活を始めようかどうかを悩んでいるみなさん、婚活ってみなさんの日常の中に自然と組み入れられるものなのです。さあ、出かけましょう! 大型スーパーへ、イエ、「結婚相談所へ。」