「ビューティ・インサイド」この映画泣きました。(最近歳をとって涙腺が弱くなっているからかも知れませんが…)普段アマゾンプライムで色々と映画を見ていまして、ふと韓国映画の傑作を見たいと思い「アマゾンプライム韓国映画傑作」と検索してみましたら、その中に「ビューティ・インサイド」がありました。「監察医朝顔」ファンの私は上野樹里出演ということが決め手となり見てみることにしました。(すいません、あまり韓国映画に精通しておりませんので知りませんが、多分有名な韓国の俳優さんが多数出ている有名な映画だと思います)調べてみますと2016年の映画でしたので、「今さらかいっ!」と思っている方はご容赦ください。寝て翌朝起きる度に全く別の人間になってしまうという奇想天外なストーリーですが、構成はとても良くできていて、すっかり見入ってしまいました。映画を知らない方の為に、簡単にあらすじをご説明させていただきます。主人公のウジンは、18歳の時から目覚める度に、外見が全く違う別の人間になってしまうという奇病?を発症します。元々は青年男性ですが目覚めると、禿げたおっさんになっていたり、綺麗な女性になっていたり、子供になったり、お爺さん・おばさん・外国人になっていたりと、とにかく目覚めると全く別人になってしまうのです。映画中では123人入れ替わりますので、123人1役という全く見た事の無いストーリーです。(入れ替わる人物の中に上野樹里さんも含まれています)その目覚める度に別人になる主人公のウジンは、腕の良い家具デザイナーで主にインターネットを通じて家具の販売をしている為、毎日別人になっても、内面(心の部分)や技術は変わりませんので誰にも会わなくても(実際は会っていますが別人なので誰なのか分かりません)ネット販売で生計を立てています。ある日、ウジンはアンティーク家具店に勤める女性イスに出逢います。イスは、毎日別人として訪れるウジンに毎回丁寧に対応し、ウジンが制作した家具に深い敬意を払っている事が分かります。ウジンはそんなイスに心惹かれ告白を決意します。見た目が男前な青年になった日を見計らって、イスをデートに誘います。実際ウジンはイスに何度も店内で会っていますので(当然イスは気付いていません)会話も弾み、楽しい1日を過ごします。同じ姿でイスに会いたいウジンは眠気を堪えて2日間徹夜し一緒に過ごしますが、3日目に眠気に耐えきれず電車の中で居眠りをしてしまい、目覚めた時には薄汚い中年親父になってしまいます。翌日イスと朝食を共にする約束をしていましたが、当然会いに行く事はできません(実際は会いに行きますが怖くて声をかける事ができません)ウジンは一度はイスの事を諦めようとしますが諦めきれず、女性の姿の時に自身の秘密をイスに打ち明けます。戸惑うイス。果たしてイスは毎日変化するウジンを恋人として受け入れる事ができるのでしょうか?