桜梅桃李「おうばいとうり」という言葉を知っていますか?桜、梅、桃、李(すもも)。この4種類の木は、同じバラ科の仲間でキレイな花が咲くのも共通しています。パッと見ただけではよく似ています。でも、咲く時期も少しずつ違うし、形や香りも違うのです。桜には桜の、梅には梅のそれぞれにしかない良さがあります。桃が李になりたいと思っても、李にはなれません。桃として堂々と咲くからきれいなのです。ぞれぞれの花がその特性を生かして見事に花を咲かせますよね。こんなふうに、みんなそれぞれ違っていて、みんなすばらしいという意味です。人間も同じです。人はみな、日々一生懸命に生きています。学校で職場で、そして家族のなかでも。「〇〇さんと私は違うから」「〇〇さんだからできるんだ」そんな風に思うことはないですか?「違いは違いであって間違いではない」ですよね。自分は世界に一人だけ。自分と同じ人間なんていません。長所も短所も自分の個性。違いは「力」になります。人それぞれがありのままの姿で人生に花を咲かせ実を結ぶことができます。桜は桜らしく梅は梅らしく桃は桃らしく「あなたはあなたらしく」そのままでいいじゃなくて、「そのままがいい」誰にでも自分にしかないよさがあります。大事なのは、「自分らしくあること」あなただからこその輝きがある。その輝きを見つけて磨いていきましょう。