行ったことのない場所。デートによさそうなお店知らないカタカナの言葉。わからないことをすぐに解決したい。そんな気持ちで携帯を取り出しているような気がします。インターネットがなかった時代にどうしていたかは忘れてしまいましたが、恋愛は今よりもずっと運やカンに任せていたように思います。ネット予約なんかないからお店は電話か直に行く。閉まってたり並んだりする。待ち合わせもままならない、平気で1時間とか待ったり待たせたりした。携帯はないからなぜ遅れているのかわからない。それでけんかになったか覚えてないけど、いつも文庫本を持ち歩いていたので、それを読んで待ってたのかもしれません。会えるかなと思って立ち寄ってみると、そこにその人がいることなどが普通にあったと思います。だからウェディングファンを始める前は、最近は結婚相手もスマホで選ぶ時代なのかと思ってました。でも、いろんな会員様とかかわるうちに、世の中変わっても、人の気持ちって変わらないんだと実感できました。秋の頃、アプリでお相手を選んでいて、『この人優しそう』と会員さんがつぶやいたんです。私にはそうは見えなくて⁇と思いましたが慎重な彼女のはっきりとした口調は印象的でした。2人の交際は順調で成婚も決まり、彼の写真を見せてもらった時、その彼の本当に優しそうな笑顔を見て、私の会員さんは、彼の本質を会う前からちゃんと感じていたんだと思いました。あれが、運命の動く瞬間だったんですね!入会当時よりもあどけない表情をされるようになった会員さん。何だかまぶしい。この仕事って幸せだな、私って会員様運が良いんだなあ。とうれしい毎日です。ありがとうございます。