株式会社アトラクティブスタイル
国内で唯一の女性専門の相談所、男性心理の見極めが強み!
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プロローグ(最初に読まれてください)
こんにちは。心理カウンセラーの高山です。今回は、すべての婚活女性の皆さんにお伝えしたいことがあって、婚活での知っていただきたいこと、理解していただきたいこと、そして、男性とは、どういう生き物なのかを、「婚活女性が必要とする心理学講座」(全5話)にまとめて、ブログを書かせていただきました。そして講座に入る前に、どうしてもお伝えしたいことを、皆さんにお伝えできたらと思っています。普段は、僕には相談所の運営者としての顔と、心理カウンセラーとしての顔があります。幸せを掴みたいと願う人たちのサポートと、悩みを解決したいと願う人たちのサポートです。この、真逆の関係にある人たちを、日々の仕事としてサポートしていますので、いろんなことが見えてきます。相談所の運営者として顔では、婚活されている方々を受け入れ、どのような方が最適なパートナーであるかを心理学の側面からカウンセリングで分析し、毎回、お見合いの度にお相手男性のプロファイリングをし、そして、ご成婚までのサポートを二人三脚で進めています。共に悩み、共に汗をかき、時には厳しい一言もあったり、そうやって、一緒になって最速でパートナーを探していく。これが僕のところの相談所のスタイルです。一方、心理カウンセラーとしての顔は、日頃いろんな相談を受けています。離婚相談や子育ての悩み、夫婦間の悩み、シングルマザーで婚活に悩まれている方、時には、会社組織で出世するにはどうすればいいかなど、実に様々なご相談を受けます。心理カウンセリングを受けに来られる方々の大半は既婚者の方が圧倒的に多い現状ですが、心理カウンセラーには守秘義務がありますので、時には、親兄妹でさえ知らないことを打ち明けられることも少なくありません。周囲からは、結婚して素敵な人生を歩んでいると羨ましがられている方もいます。真剣に悩んで、そして決断して結婚したにも関わらず、離婚の危機を迎えている。あるいは、既に離婚されてシングルマザーで悩まれている。そんな女性が、たくさんいます。そういった方々と接している中でいつも思うのは、皆、同じ目をしていることに気付かされます。それは、不安と心の疲弊によって生命力が削がれている姿です。婚活で疲れてしまった女性にも、同じ傾向があると感じています。さて、本題に入りますが、まずは結婚とはどういうものなのか?ということを考えて欲しいのです。幸せになりたい。好きな人との家庭を持ちたい。生きていくために結婚する。一人の人生で終わりたくない。などなど、人によって受け止め方は違います。人それぞれ価値観はみんな違うということを考えれば、その判断は全て正しいと思います。自分にとっての正解という解釈でいいのだと思います。ただ、一つだけ、忘れてはいけないこと。それは、結婚は二人でするもの。ということです。「二人でするもの」ということを考えると、そこには、共に成長していくという根本姿勢がないと、夫婦の関係は途中で必ず崩れていきます。今の社会は離婚社会というくらい離婚が日常化していて、総務省の発表では三組に一組が離婚をしている状況です。その離婚理由を詳しく紐解いていくと、離婚する夫婦には、ある共通点があることがわかりました。それはとても単純なことで、「堪える」ということができない関係性の場合が、概ね離婚という結果に繋がっています。では、「堪える」とは具体的にどのような意味なのかということに触れてみたいと思います。物事には理想と現実というものがありますね。結婚する時には、当然、現実より理想が上回っている状況ですから、要するに、思い描いていた理想が、結婚後、理想とは異なる現実に陥った時、努力で乗り越える前に、それを受け入れられない自分がいる。ということで、それがあることで、離婚となります。実際のデータからも、離婚者数全体の約6割強が、3年~4年で離婚をされています。あの時、もう少し我慢できたら乗り越えられた。もう少し堪えていたら乗り越えられた。というケースは意外に多いのです。本文でお伝えしたように、結婚は二人が共に成長する関係ですから、それができる夫婦は、離婚しないのです。しかし、どちらか片方が、それに我慢できないということになれば、継続自体ができないということになります。ここが、恋愛と結婚の大きな違いとなります。恋愛は、都合のいい関係。結婚は、良くも悪くも生涯を共にする関係です。だから、結婚は恋愛の延長ではないことを、忘れないでください。勿論、堪えるにしても、その内容次第ではありますが、理想を追い求めている人ほど、現実に直面した時に、その落胆さが激しいことで、堪える前に、そこから立ち上がれないという場合が出てきます。特に女性に多くみられる傾向があります。自分自身が求める理想が高いと思う場合は、よくよく考えて、人生における理想と現実というものを、しっかり心のど真ん中に置いて忘れないで欲しいのです。そして、婚活をされている女性の皆さんには、男性心理を知って欲しいのです。本当に大事なものは、隠れて見えない。ということです。これが分かるようになると、同じ「堪える」にしても、ちゃんと理解して堪えることができますから、そうすると、単に堪えるのではなく、二人で努力して、一緒に乗り越える。という流れに変わっていきます。結果、離婚危機を乗り越え、生涯を共にすることができます。また、危機を二人で乗り越えるたびに、夫婦の絆は深まりますから、その分、幸せの度合いも高まっていきます。結婚生活とは、お花畑が広がる世界ではなく、現実の社会の中で、夫婦が力を合わせて生きていく厳しい世界ということもお伝えしたいと思っています。決してドラマや映画の世界ではないのです。生きることに真剣な世界なのです。皆さんにはご両親がいらっしゃると思います。中には、不幸にもご両親が離婚された方もいらっしゃるかと思いますが、そのご両親を思い浮かべて欲しいのです。自分の両親は尊敬できる。あるいは、尊敬できないという場合もあるかもしれませんが、しかし、世界中の誰よりも、皆さんのことを知っている存在であることだけは間違いありませんね。どんな親であろうとも、賢明に育ててくれたのは、親だからです。そして、親という存在は、子供のために精一杯生きる生き物なのです。子供の前で見栄を張る親はいません。親のありのままの姿を見てきたのが、皆さんです。だから、信用できる唯一の存在になるのです。皆さんも、子供の頃、ご両親が喧嘩している姿を記憶として持っているかもしれませんが、長い夫婦生活の中では、数限りない、いろんな問題に直面し、その度に、夫婦で乗り越えられてきた過去があります。時には、自分を犠牲にしてでも子供を守る。その強い意思があったことで、今、皆さんは元気に過ごすことができています。親のことを尊敬できないと思う気持ちがある方は、自分が今後更に歳を重ねていくことで、必ず感謝できるようになります。そのくらい、親とは尊い存在なのです。僕が皆さんにお伝えしたいのは、皆さんのご両親は、少なからず、皆さんが成長するまで「堪えてきたご夫婦」であるということです。堪えるとは、共に成長することですから、ご両親が夫婦として共に成長してきたという「証」なのです。この一点だけを見ても、僕は尊敬に値すると思っています。男性は社会に出ると、例えば大手といわれる大企業で偉くなったお父さんもいますね。会社に行けば社員が頭を下げ、肩で風を切って歩くような立場でも、たまの休日に自宅でゴロゴロしていれば、部屋のお掃除をする奥さんから「邪魔!」と一蹴される場合もあるでしょう(笑)。あるいは、娘から「臭い」とか言われているかもしれませんね(笑)。それでも、何が起ころうとも、淡々と仕事を頑張って、家族のために働いてくれているのは父親のおかげなのです。今の社会は、男性には逃げ場がありません。どれだけ真剣に働いても、会社自体が傾けば、職を失い、家族を露頭に迷わすことになります。今はコロナウイルスの真っ只中ですから、そういう意識は更に強くなります。あるいは、社内でリストラに遭うかもしれません。同僚が自分より先に出世すれば、プライドは傷つきます。強気で仕事をしているように見えて、実は、常に不安との勝負の中にいるのが男性なのです。そして、女性には自分の弱さを見せない。これも、男性特有の心理です。そういう中で結婚を意識している婚活男性は、まさに、不安との戦いの中で結婚を決意するわけですから、必然的に「何があっても堪える」「何かあっても必ず乗り越える」という「現実」を見ています。強い意思が明確になっているのです。そういう厳しい現実に晒されている立場で生きる男性ですから、仮に、恋愛思考が強い女性が現れたら、やはり敬遠するという流れになっていきます。結婚は生まれた地域や育った環境が異なる他人同士が生涯を共にする作業ですから、どこまでも互いの信頼関係が問われることになります。その信頼関係を構築するためには、まずは、男性自身を知るということがとても重要になります。信頼関係を構築するための、一つのきっかけになるからです。今回お伝えする、「婚活女性が必要とする心理学講座」(全5話)では、男性心理について、過去の様々な事例やエピソードを踏まえて、分かりやすくお伝えしています。中には、目から鱗?なんていうことを感じるかも知れませんが、一言でいえば、男性心理を知ることで、「離婚しない結婚」を実現するためのパートナー選びが可能になるということです。かなり詳細に書かせていただきましたので、中には厳しいことも書かせてもらいました。女性にとっては耳が痛い!なんて箇所もありますが、この本文を読まれて興味があると思われた方は、全5話の講座を読んでいただければと思います。かなり踏み込んだ内容になっていますので、今後の婚活の参考になればと思います。また、熟読することで、婚活だけでなく、職場の同僚や上司との関係良好にも繋がっていきますから、いろんな意味で、自分のものにしていっていただきたいと思います。ブログを読まれて何かご質問がある際は、高山専用アドレスまでご連絡ください。婚活は、ちょっとした意識の変化で、結果も大きく変わります。takayama@attractive-style.com
- 婚活のコツ
- 婚活のお悩み
- 女性向け
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婚活が上手くいかない理由。大きな勘違いが原因!
皆さんこんにちは。心理カウンセラーの高山です。さて、本日から連載で、婚活の悩みについて、心理学講座(全5回)をお伝えしていきます。日頃皆さんが感じていることや、お悩みについて、わかりやすく解説していきます。全5回の講座ですので、しっかり自分のものにしていただいて、今後の参考にされてください。本日は(1)についての講座をお伝えしますね。心理学講座のテーマ1)婚活が上手くいかない理由2)どんな男性が自分に合うのか分からなくなってしまった3)男性心理と女性心理の違い4)男性は女性のどんなところを見るのか?5)男性が結婚を決断するポイント(1)婚活が上手くいかない理由世の中には婚活をされている人はとても多いですね!人にもよりますが、1年、2年、3年、4年、5年と、ダラダラ婚活している人が意外に多くいらっしゃいます。皆、誰もが、いい人がいたらいいな!とか、そういう感覚でいる人がいますが、ここで注目する点は、婚活が上手くいかない人にはある共通点があります。どんな共通点かといえば、殆どの方が、自分を中心に相手を選ぼうとしているのです。勿論、自分が納得いく人と結婚したいと思うのは当然なのですが、そこは間違ってはいません。しかし、「納得いく人を選ぶ」というのは、言い換えれば「自分が相手を選ぶ」ということにもなりますから、そこに僅かであっても「エゴ」が出てきます。そのエゴは、自分でも気づかないくらい、いつの間にか出てくるもので、そのエゴが、相手の男性に五感で伝わることで、男性は離れていきます。最初は上手くいっていたけれど、途中で自然消滅してしまった。これが典型です。これまでに、心当たりはなかったですか?(笑)ではどうすればいいのか?という疑問が生じますね?押さえておく点は、人の心理というのは複雑で、追えば逃げます。引けば寄ってくる。そういう潮の満ち引きのような作用があって、例えば何かを頼みたいと思っても、人に上から目線で伝えると相手は動きませんが、自分が困っている空気が周囲に伝わると、何故か人が寄ってきて助けてくれます。婚活は、他人同士の男女の関係からスタートするので、ちょっとしたことに皆が敏感に反応するのです。とは言っても、やはり理想とする男性と結婚したいと願うのは、女性なら当然のことですね。ではどうすればいいかということですが、「自分が相手を選びたい」と思う気持ちと同じレベルで、自分は選ばれる立場でもある」という意識を常に持っておくことがとても重要なのです。その意識がどの程度あるかで、相手への伝わり方が違ってきます。平たく言えば、「謙虚さ」であったり、「潔さ」です。一つの参考例をお伝えしますね。ある独身女性が、仕事から帰る途中でスーパーに立ち寄ったとします。今夜の夕飯はどうしようかな?とか、今日の特売品はなんだろうとか、色々考えながら店内をウロウロしています。そしたら店内で、日頃から気になっていた知り合いの男性を見かけたとします。こちらは気づいたけど、相手はまだ気づいていない。買い物カゴの中は、特売品の商品でいっぱいです(笑)。その女性はどうしたか?といえば、店内にいる男性に気づかれないように、足早にレジで会計を済ませて、見つからないよう帰っていきました。実は、そういう独身女性は意外に多いのです(婚活が上手くいかない女性)。ここで疑問が出ますが、なぜ、その女性は男性に気づかれないように帰ってしまったのでしょうか?答えは、店内で男性に声でも掛けられたら、買い物カゴの中身を見られしまい、恥ずかしいと感じるからです。カゴの中を見られることは、自分の生活感が丸裸にされるようで、だから恥ずかしいと感じます。ここで言えることは、この女性は、日常的に見えないバリアを張っているということです。何かが起これば無意識にバリアを張ってしまい、人を寄せ付けない心理がはたらいているのです。自分では男性を求めているにも関わらず、自ら男性を寄せつけない行動心理がはたらくことで、男性はそれを察知して離れていきます。では、同じ状況で、近所のおばちゃんがスーパーに立ち寄った場合を想像してください。店内でたまたま近所の奥さんを見かけた。その際の振る舞いは、自らその奥さんに声を掛け、あっという間に店内で笑いながらムダ話しさえしてしまいます。買い物カゴの中身など、お互い気になりません。なぜなのか?潔いからです。男性の感覚は、実は、近所のおばちゃんの感覚に近い傾向があります。一般の奥さんは、地に足を付けて、しっかり家族を守っているからです。だから潔いのです。他人にどう見られるかなんて、いちいち考えてられませんね。家のこと、子育てのこと、旦那さんのこと、生活のこと、いろんなことを真正面から常に向き合っているので、堂々としています。そういう女性に、男性は安心感を覚えます。だから、男性は奥さんを大切にするのです。一方、独身女性の多くは、オシャレに興味があって、いつも綺麗にしていますが、結婚すると、そんなことばかりに気を取られるわけにはいきませんね。婚活女性はまだ独身ですから、男性の前では、やはり綺麗でいるべきだと思いますが、外見で生活感が出ると男性の印象は悪いです。ですから、綺麗でおしゃれな存在でありながら、生活感については「潔い」ところを見せていく必要があります。それができる女性は、なぜか男性にモテます。逆に、いつも周囲の目が気になる女性は、例え綺麗でスタイルの良い女性であっても、最後は男性は離れていきます。お付き合いの中で、生活感が感じられないからです。恋愛と結婚は、言葉が違うように、意味も全く違ってきます。恋愛とは、都合のいい関係で、楽しい時間を共有するのが恋愛関係です。一方、結婚は、良くも悪くも生涯を共にする関係で、互いのメッキが全て剥がされた関係です。ですから、「潔さ」がない女性は、本質的には男性に選ばれない傾向がとても高いのです。もう一つ事例を。いつもおしゃれなカフェやイタリアンで楽しく食事をして、画像をインスタなどにあげている綺麗な女性は、それだけでは男性に目に止まって終わりですが、例えばその女性が、毎日朝から自分でお弁当を作って会社に出勤しているとします。冷蔵庫の残り物で簡単に作るだけのお弁当で、人に見せるようなレベルではありません。しかし、男性の目には、とても信頼のおける女性というふうに映ります。あるいは、お掃除が得意という女性も、男性に好感を抱かれます。毎日のお弁当も、お掃除も、自立している女性というふうに男性の目に映りますから、信頼できる女性ということになります。女性が結婚する時は、相手の男性一人だけを見ますが、男性はそうではありません。ここが男女の考え方の大きな違いでもあります。男性の場合は、結婚する時は一人の女性を見ますが、結婚後は子供が産まれますから、子供ができたら、その時点では、自分の奥さんという存在と、自分の子供の母親の存在という、二つの存在になります。婚活男性は、まさに、いますぐでも結婚したいと願う人間ですから、外見上の好みも勿論あるのですが、結婚後、女性がどう変わっていくのか?ということを、交際中にいろんな角度から見ています。綺麗な女性だけど、子供が産まれたら、ちゃんと子育てしてくれるかな?とか、家を任せても大丈夫かな?とか、お金の経済観念は大丈夫かな?とか、あるいは、自分の両親と仲良くしてくれるかな?とか、実にいろいろなところを見ているものです。その際に、「間違いない」と思われる振る舞いがきちんとできる女性が、結果として婚活が上手くいきます。今後のご参考にされてくださいね。男性と女性は、根本的に違うということを知っておきましょう!次回は「どんな男性が自分に合うのか分からなくなってしまった」をテーマにお伝えしたいと思います。婚活を続けていくと、いろんな魅力的な男性に遭遇したりするものです。印象はいいのだけど、本当に結婚相手として相応しいのか?ということが、いつも気になっていて、最後は自分でどうしたらいいのか分からなくなってしまう。そういうご経験を持つ方もいらっしゃると思います。ぜひ、ご参考にされてください。ブログを読まれて何かご質問がある際は、高山専用アドレスまでご連絡ください。婚活は、ちょっとした意識の変化で、結果も大きく変わります。takayama@attractive-style.com高山
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どんな男性が自分に合うのか分からなくなってしまった。
皆さんこんにちは!心理カウンセラーの高山です。前回は「婚活が上手くいかない理由」についてをテーマにお伝えしましたが、今回は第二弾ということで、「どんな男性が自分に合うのか分からなくなってしまった」というテーマでお伝えできればと思います。婚活でいろんな人との出会いの中で、考えれば考えるほど悩みは尽きませんね。理想はあるのだけれど、いざとなると、目の前の男性で本当にいいのか?別の男性の方がいいんじゃないか?とか、いつの間にか、目指す方向性を見失ってしまった。誰を選んでいいのかも分からなくなってしまった。そんなご経験がある方もいらっしゃると思います。要するに、お相手の男性のことが分からないだけでなく、自分の判断が正しいかどうかさえも分からなくなってしまった。それは、将来への期待よりも、不安が上回っている状況にあるということです。それを克服していくためには、婚活での早期の見極めと合理的な価値判断が重要になってきます。まず、人間の五感についてのお話を少しさせていただきますが、人間の五感で最後まで記憶として残るのが聴覚に対して、印象として残るのが、視覚と嗅覚になります。特に視覚は、自分でいいと感じた異性に対しては潜在意識に残り続ける傾向があって、具体的には外見上の印象と、その人間が持つ雰囲気の二つに分かれます。なので、好みの男性が現れた場合の最初の感じ方は、必ず、外見上の印象かその人の持つ雰囲気のどちらかに意識が集中することになります。ですから、過去のお付き合いの経験の中では、おそらく似たような傾向があったのではと思います。それらを踏まえた上で、自分に合う男性とはどのようなタイプの男性なのか?についてお伝えしていきます。先に述べた自分が感じる印象は、過去の潜在意識から脈々と受け継がれてきているものなので、基本的には変りませんが、選ぶポイントというのがあります。例えば一つの事例ですが、相談所で3名の方と交際に発展したとします(相談所内の交際は、男女の関係がない交際の位置づけです)。Aさん、Bさん、Cさんと、それぞれ同じ年齢で、印象や雰囲気、職種も収入も概ね差がありません。それなりに交際を続けてはいるけども、まだ自分では決めかねていて、なかなか判断がつかない状況です。でも、もし3人からプロポーズされたら、どうしよう?と悩みます。問題は、どうやって一人の男性に絞り込んでいけばいいかと言うことですが、この時点では、女性目線で3人の男性を見ていることになりますから、自分という一つの物差しで、且つ、女性目線ということなので、そこに、男性心理が含まれていないことになります。要するに、男性との潜在的な相性が確認できていない状況で、一方向から決めようとするため、本質的な男性との相性が分からないまま判断することになります。選んだ結果、その相手がたまたま自分に合う男性だった場合は、その後の結婚生活は安心できるということが想像できますが、皆が皆、正しい判断ができているわけではないのです。これを男性目線から心理学の観点で分析していくと、例えばAさんは、結婚しても離婚する可能性が高いだろうということになります。Bさんは、離婚は微妙だけども、おそらく、女性がかなり苦労されるのではないかと、懸念が生じます。Cさんについては、女性にとって居心地の良い関係良好な結婚生活がおくれる。というふうに分類すると、交際段階で絞り込みをして、選ぶ男性はCさんということになります。しかし、女性目線から見ると、何となくAさんが印象に残る。というふうに、男性目線と、女性目線では大きな違いが出てきます。そこに心理学の観点から性格を更に精査していくと、女性にとって最も相応しい男性にたどり着くということになります。相談所での婚活には、それぞれ方針があったりするのですが、私のところは、「1+3=見極め」の法則を基本にしています。不特定多数の男性とたくさん、長期に渡ってお付き合いするのは合理的ではないので、1とはお見合いのことで、3とは交際のことです。要するに、交際に入ったら、3回目のデートまでに見極めて、価値判断するようにアドバイスをしています。3回のデートくらいだと、お互いのことを深く理解するのは難しいですが、しかし、3回デートを重ねれば、お見合いも含めて、同じ男性と4回会うことになりますね。普通、同じ人に4回も合えば、その時点で、テンションがどんどん上がっていく男性なのか。あるいは、何度あってもテンションがさほど上がらない男性かは、自分の感覚で感じるものです。ですから、ある程度の時間を交際に費やす男性であるか否かを、3回目のデートで見極めるという流れになります。あくまで基本という意味なので、最初のデートで見極める場合もあれば、数回お会いして見極める場合もありますが、いずれにしても、相性を含めた可能性の高い男性とのみ、一定期間の交際をすることが、早期のご成婚に繋がっていきます。婚活での基本的な見極め、価値判断の方法についてお伝えしましたが、今後の参考にされてください。次は第三弾「男性心理と女性心理の違い」についてをお伝えしたいと思います。男性と女性がどう違うのか?何が、どのように違うのか?その細部について知っていただけたらと思います。ブログを読まれて何かご質問がある際は、高山専用アドレスまでご連絡ください。婚活は、ちょっとした意識の変化で、結果も大きく変わります。takayama@attractive-style.com高山
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男性心理と女性心理の違いって何だかわかりますか?
こんにちは。心理カウンセラーの高山です。さて、今回は講座の第三弾ということで、「男性心理と女性心理の違い」についてをお伝えしたいと思います。男女の心理を考える場合、まずはその背景を知ることがとても重要になります。男性は仕事に生きる生き物ですから、何はともあれ、生涯を仕事に捧げる宿命があります。例えば、同期入社や同僚の中での対立や劣等感などもあります。見た目は穏やかに見えても、出世を意識する男性は多いと思いますし、経営者なら、自分の会社を大きくしようと必死ですから、プライベートな時間でも、ビジネスに繋げることを無意識に考えます。それは男性自身の宿命のようなものなのですが、更に掘り下げると、例えば将来結婚して子供が生まれたら、経済的にもたくさんのお金がかかりますね。リストラに晒されるようなことは回避したいと思うし、家族にもそれなりの生活をさせたい。自分たちの老後のこともある。独身の時は、自分のことと、自分の両親のことだけを考えていればいいけども、結婚すると、自分と、自分の両親、奥さんや子供の将来、そして、奥さんのご両親のことまでも考える。それが、男性の本性です。人生に勝つ、社会に勝つためには、強かになることも必要で、表面上は堂々と見えても、実は常に不安と日々戦っている。弱さを見せられない、そういう空気が社会全体にあることで、なかなか気が抜けない。それが現実です。他方で、女性の背景を見ると、今の社会ですから、女性の積極的な社会進出が脚光を浴びていますが、とは言え、出産は女性だけの特権ですから、出産後は仕事ができなくなるリスクが常につきまといます。だから、結婚の条件に、男性の経済力というワードが出てきます。一般に、男性が女性を選ぶ時、女性の経済力を結婚の条件にする男性はいませんが、女性は多いですね。また、例えば結婚後に近所でトラブルがあったら、やはり、矢面に出て、家族を守るのは男性ですね。一家の大黒柱だからです。トラブルがあって奥さんに押し付ける男性はいません。結局は男性を頼る場面が出てきます。子育ての際の経済力や、家族を守ることも含めて、それが、男性の役割でもあります。男性は、そういうこともちゃんと理解しているため、女性とは異なる心理が常にはたらいています。ここまでが、男女の背景についてです。次に、本題に入りますが、女性と男性の心理についてですが、婚活も含めて言えば、まず、相手を見る視点が全く異なります。一つ一つ検証していきましょう!例えばある女性が、次のお見合いで着ていく洋服を買うとします。友人に相談して、友人と選んだ可愛らしい洋服が見つかり、それを購入しました。柄の模様やレースや刺繍なんかが施されていて、シルエットもなかなか綺麗な洋服です。友人も大喜びです。そして、お見合い当日に、お気に入りの洋服を着て男性に会いますが、お見合い終了後に、後日、男性に女性の着ていた洋服を尋ねると、大抵は覚えていません。スカートだったとか、色が〇〇だったとか、肝心のシルエットや柄や刺繍やデザインなどは、ほぼ覚えていないのです。悲しい現実ですね!(泣)ここで注目する点は、女性と男性とでは、見る視点が全く違っているということです。女性ならバッグとかにも興味があると思いますが、例えば道を歩いていて、たまたますれ違う女性が、エルメスのバーキンを持っていたら、一瞬でも無意識に反応する女性は少なくないと思います。たった一瞬でも反応する女性はたくさんいますが、男性の大半は、そこに意識が向きません。あるいは、テレビのワイドショーで有名タレントの結婚記者会見があったとします。幸せそうに会見していますが、男性はそれを見て、綺麗な女優さんだな!とか、見た印象をそのまま感じとりますが、女性目線では、薬指に嵌めた大きなダイヤモンドに釘付けになります(笑)そして心の中で、「いいな!」「大きなダイヤ!」「羨ましいな!」という心の叫びが現れてきます。それくらい、見る視点が違います。婚活で大事なことは、男性が女性のどこを見ているのか?ということを知っておくことが大事です。ここを理解しておかないと、お見合いや交際で、最初は上手く行っているようでも、必ずどこかの段階で、自然消滅してしまいます。私が相談所でのサポートをする際は、特に、その辺りを重点的にアドバイスして、サポートしていきます。では、男性は女性のどこを見ているのか?ということですが、女性はピンポイントで物事を見る傾向が高いのに対して、男性は、女性の背景を含めた全体像を視覚に訴えます。要するに、全体の雰囲気を無意識に感じ取るんですね!話しやすい女性、会っていて心地良さを感じる女性、尊敬できるものを持っている女性、女性特有の上品さや、大人の色気を感じさせてくれる女性、などなど、言えばキリがありませんが、全体のバランスを兼ね揃えている女性がモテます。ここでいう条件とは、全てを持っている女性という意味ではなく、どれか一つか二つ。そのくらいは必要だろうと思いますが、特に重要となるのが、「尊敬できる女性」です。この、尊敬できる女性とは、言い換えれば、「賢い女性」の意味でもあります。尊敬や賢いというワードは、男性にとって最も安心と信頼を約束してくれる要素ですから、ここ無くして成婚はあり得ません。ここを無視して感情でお付き合いして結婚すると、大抵は3〜4年で離婚という流れになります。でも、女性の中には、自分にはそんな尊敬されるものや誇れるものがないです。と、そう仰る女性会員さんもたくさんいますが、実は、どんな人にも、その人にしかない魅力があって、しかし、残念ながら自分で気づいていない場合が多いのです。それを発掘するのが私の役割でもありますが、魅力的な一面というのは、それは必ず尊敬される要素を含んでいます。勿論、人間ですから欠点もたくさんあります。しかし、良い面もたくさんある。それが人間です。意識の違いで人がどう変わるかをお伝えしておきます。例えば、人間には短気なタイプと温厚で穏やかなタイプとに大きく分かれますが、悪い面で言えば、短気な人は、すぐ怒ったり、物事を途中で投げ出したり、あるいは人を攻撃したりと、色々ありますが、そう考えると悪い面ばかりが目立ちますね。しかし、良い面で捉えていけば、短気であるが故に、誰よりも決断力がある。判断力に長けている。というふうに、意識を変えることで、結果は大きな違いとなります。逆に穏やかで温厚な人は、良い意味では、誰にも人当たりがよく、いつも笑顔でいる。という良く見える側面もあれば、優柔不断で仕事を含めて動きが鈍い。家のことも任せられない。という欠点も出てきます。つまり、どんな人にも長所と欠点があることを考えると、自分の魅力を発掘して、それを明確に顕在化させることで、その人間の良さを、男性にアピールすることができます。下を向いて生きていけば、その後の人生も下を向いて、後ろ向きの人生で終わりますが、上を向いて笑顔で生きていけば、その姿勢に周囲が反応し、皆がその人に集まってきます。同じ人間でも、生き方一つで、その後の人生は180度変わるのです。そういうところを意識しながら、そして魅力を顕在化させ、男性心理を身につけていくことで、婚活の際に、正しい価値判断ができるようになります。当然、日常のお仕事でも、正しい価値判断ができるようになりますから、職場の男性陣からの信頼も高まりますね。先に述べた通り、男性は賢い女性、尊敬できる女性を最後に選びますから、そうなるための、男性心理を婚活中に身につけておくことが、とても重要になります。婚活が上手くいかない女性の大半は、この、男性心理がほぼわかっていないので、空振りを何度も続けてしまう。そういうことが言えます。男性と女性とでは、見る視点も、思考も、全て異なりますから、忘れないように頭の片隅に覚えておいてくださいね。婚活での早期のご成婚には、例外なく、必ず意味があります。それを、これから少しづつ、覚えていきましょう!多くの婚活女性が、もし、男性心理を身につけることができれば、離婚しない素敵な結婚が実現できるのですがね。男女の違いは、あまりに大きいです。次は第四弾「男性は女性のどんなところを見るのか?」をテーマにお伝えしたいと思います。お見合いや交際で、男性が自分のどこを見ているのか?どんな印象を持つのだろうか?気になるところですね!婚活では堂々と振る舞う女性がモテますから、気になる点はなるべくクリアにしておくといいですね!今後のご参考にされてください。ブログを読まれて何かご質問がある際は、高山専用アドレスまでご連絡ください。婚活は、ちょっとした意識の変化で、結果も大きく変わります。takayama@attractive-style.com高山
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男性は女性のどんなところを見ているのでしょう?
こんにちは。心理カウンセラーの高山です。さて、本日は第四弾の講座「男性は女性のどんなところを見ているのか?」をテーマにお伝えしていきます。第三弾では男性心理について、講座で少し触れていますので、今回は、より実践的なことについてお伝えしていきます。ポイントは、男性が女性のどこを見ているのか?ということですが、本日はそれを「外見」「内面」「雰囲気」三つのカテゴリーに分けてお伝えします。1)男性が意識する(反応する)女性の外見について男性は、独身既婚にかかわらず、綺麗な女性を見たら意識します。私もつい意識してしまいそうですが(笑)。女性もイケメンを見たら多少は反応すると思いますが、男性は女性以上に反応したりします。まず、外見のどこで意識するのか?ということですが、これには二つの意味があります。一つは、男性は、性欲を満たしたいという欲求が潜在意識の中に元々ありますから、女性が肌の露出の多い服なんかを着ているとドキッとして、大抵の男性の目に止まります。ここでいう意識とは、ナンパしたり口説いたりという行動する意味ではなく、性的欲求を満たしたいと想像させる、無意識に反応する深層心理のことです。行動心理学でも同じような報告がなされています。もう一つは、女性自身の視覚的な佇まい(存在感)のことで、これは、女性の姿勢や歩き方、洋服のセンスなども含まれます。肌の露出も、女性の姿勢や歩き方も、男性の視覚に訴えることなので、視覚は男性の脳裏に強烈に残ります。一般の女性で背が高い人は、大抵はヒールが低いものを選ぶ傾向があり、だから猫背の人が多いのです。理由は、自分より背が低い男性が周囲にいたりすると、目立ちたくないという意識がはたらきますから、どうしても周囲の目が気になってしまう。だからヒールの低い靴を選ぶようになります。しかし、モデルさんは背が高いのに、何故か高いヒールをガッツリ履いてますよね!背筋がピント伸びて、体のラインが細いのに堂々と振る舞っていますから、元々背が高いのに、実際には更に大きく見えたりします。オーラのようなものです。だから、男性だけでなく、女性からもモテる存在となります。同じ身長の女性でも、姿勢や歩き方、洋服のチョイスで、見る側を魅了します。視覚的に訴える力は脳科学でも証明されていますから、記憶が強烈に残ることで、モデルさんが着ている服は売れますね!外見には、そういう効果があります。では、婚活での外見上で注意する点はどういうところなのかをお伝えしておきます。まず、女性ですから、男性の目を引く洋服という意味では、多少は露出があった方がいいと思います。間違えてはいけないのは、そこに、いやらしさが出る洋服はNGです。ホステスさんのように、胸元が見えるようなスタイルはNGです。男性は、将来の自分の奥さんという目で女性を見ますから、結婚した奥さんが露出が多い服ばかりを着ていたら、やっぱり嫌ですね。上品な露出というのが正解ですから、服はのノースリーブが安全です。胸元の露出はいやらしさを与えますが、腕の露出は女性の存在を視覚的にアピールします。男性が女性を見て、視野に入る露出部分は、通常、顔、腕、足、手の甲です。ネイル何かも女性存在をアピールすることになりますから、綺麗に越したことはないですね。この部分をいかに上品に見せていくかが、一つのポイントなります。洋服の選定では、必ずスカートを履くことと、模様は必ず単色の物を選ぶことです。刺繍など柄は問題ありませんが、一色でまとまっているものを選ぶようにしましょう。人間の視覚は、例えば洋服にいろんな色が使われていると、顔に意識が集中せず、分散されます。女子アナの洋服を見るとよくわかると思いますが、いろんな色が混在している服をきている女子アナはいませんね。お辞儀をしても胸元が見えない洋服をちゃんとチョイスしています。彼女らの着ている洋服は可愛いというよりは、どちらかと言えば、上品さを意識した雰囲気を演出しています。そういうところを参考にされるといいかもしれませんね!二つ目は「内面」についてです。内面とは、表面上では見えない部分のことを指しますので、「性格」や「習慣」にやや含まれます。平たく言えば、人間性ですね。その人の内面を知ることで、より深く自分が関与している意識が芽生えますので、距離感を縮め、親近感を覚えることに直結します。だから、悪い印象を与えると、あっという間に男性は離れていきますので、ここでいう内面とは、男性に良い印象を持ってもらうための意味があります。要するに、「賢い女性」という良い面を、内面として持っておくことがとても大事になります。前回までの講座でも、日常のルーティーンとして、お弁当やお掃除のお話をお伝えしましたが、人間は、ジャンルに関わらず、とにかく物事を継続させることが苦手なのです。ですから、苦手なことができること自体に「尊敬」や「賢さ」」を感じ取りますから、そういう、尊敬や賢さが伝わるような内面を持つことが大事です。あるとき、男性が気になる女性の内面に触れたとき、そこから尊敬や賢さが伝わってくれば、生涯のパートナーとして意識するようになりますが、幻滅するような内面に触れてしまうと、男性は離れていきます。そこは男女それぞれにあったりしますが、ただ、プロポーズするのは男性ですから、その男性が幻滅するような内面は避けた方が賢明ですね(笑)最後は、「雰囲気」についてお伝えします。男性の傾向として、女性の外見も、内面も、それなりにいいように思えても、今一つ、踏み込めない。決断できないという場合があります。要するに、プロポーズはどうしようかな?と、悩んでいる状況のことです。特に気になる点は見つからないのに、しかし、どうしても判断に迷うというケースです。そこで出てくるのが、「女性の持つ雰囲気」です。これは性格にも起因しているので、攻略法はカウンセリングで解決していきますが、一般に、男性目線で「雰囲気のいい女性だな!」と感じるのがどういう場合なのか?ということです。例えば、外見も綺麗、内面も賢くて尊敬できる女性がいたとします。しかし、お付き合いしてみると、とにかくお喋りが止まらない。物欲が強い。喜怒哀楽が激しい。なんて空気を男性が感じたら、あっという間に交際は解消され、あるいは自然消滅してしまいますね。その理由は、一緒にいて落ち着かない存在だからです。仕事も出来てフットワークも軽いし、何でもこなせる賢さがあって、周囲からは尊敬されるほどの女性が、なぜか独身を続けている。なんて女性は意外に多いものです。周囲から羨ましいと思われる存在なのに、なぜか結婚ができません。つまり、女性受けは良くとも、男性受けがあまり良くないケースです。このように、結婚は生身の人間が生涯を共にする作業ですから、男性にとっては、賢さや尊敬や内面は必要なのですが、一緒にいて「心地よい」と思える存在であるか否かが、最後に問われます。そのことにさえ気づかない女性はとても多いですから、当然、婚活では苦戦します。前回の講座で、男性はスーパーのおばちゃんに似ているとお伝えしましたね。近所のおばちゃんとおしゃべりをすると、なぜかほっとしたりしますね。安心感を覚えたりもします。私自身も、マンションのゴミ置き場にゴミ出しをした時に、同じ住人で隣に住んでいるご婦人から、朝からよく声を掛けられます。ご婦人というよりは、絵に描いたような、まさに「近所のおばちゃん」なのですが、そのおばちゃんから、「ご飯ちゃんと食べてるの?」と、心配されます(笑)。親子ほど離れた関係なので、そういう目線で見られるのかもしれませんが、ただ、忙しくしている時でも、そんなふうに声を掛けられると、人間はホッとしますね。同じように、夫婦生活にも、そういうホッとできる空気が必要なのです。婚活で、男性が、女性のどういうところで、そういうホッとする雰囲気を感じ取るかですが、例えば「仕草」や「話し方」「笑顔」なんかも含まれますね。そして会話のバランスです。例えば、ある女性がおしゃべり好きで、ずっと楽しく男性と話していたとします。最初のうちは、男性も相槌を打ちながらニコニコ話を聞いていますが、慣れてくると、やがてイラッとする瞬間を迎えます。心理学的には、話好きな女性は、話す自分に陶酔していますので、自分自身が居心地がいいのです。本来は、相手に居心地さを与えないといけないところを、自らが居心地を優先しているために、男性は離れていきます。また、よくある典型として、男性が好む女性のタイプの一つ、「フワッとした女性」という表現を使っている場合がありますが、実にアバウトな表現ではあるけども、要するに、居心地がいい女性の代名詞となります。ただ、そこには落とし穴があって、恋愛ではそういう女性はモテますが、そこに、賢さや尊敬というものが加わらないと、結婚にはたどり着きません。男性も、誰と結婚するかで、結婚後の自分の伸び代が変わることを自覚していますから、やはり女性が男性に求められるハードルは、そう低くはないというのが現実なんですね。だからこそ、男性心理を理解して、そして、女性自身も更に成長していくことが求められます。外見さえ綺麗にしていればイケメンが寄ってくるという意識は妄想で、恋愛ならあり得ることですが、生涯を共にするパートナー選びの段階では、通用しないということも、きちんと理解しておく必要がありそうです。婚活で悩んでいるとしたら、まずは、自分自身が変わろうと、腹を決めることです。結局はそれが唯一の方法なのです。自分が変われるかどうか、その一点に尽きます。今後のご参考にされてください。いよいよ次回は、最終講座の第五弾「男性が結婚を決断するポイント」をテーマにお伝えしようと思います。本講座の中で最も重要とされるテーマなのでお見逃しなく!ブログを読まれて何かご質問がある際は、高山専用アドレスまでご連絡ください。婚活は、ちょっとした意識の変化で、結果も大きく変わります。takayama@attractive-style.com高山
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男性が結婚を決断する決め手とは?
こんにちは。心理カウンセラーの高山です。いよいよ講座も今回が最後となりました。本講座の締め括りとして、婚活で最も重要な内容になりますので、しっかり自分のものにしていただければと思います。婚活男性も、女性と同じように、過去を振り返れば、それなりに何人かの異性とお付き合いの経験がありますが、では、何がきっかけでその女性と結婚したのか?ということです。少々気になりますよね!実際の既婚男性のアンケート調査では、そこが明確になっています。例えば、今現在、既にご結婚をされている男性は世の中にたくさんいますが、その男性も、過去に何人かの女性とお付き合いしていく中で、最終的に現在の奥さんとご結婚をしたということになります。仮に、その男性が婚活中の過去5年程度の間に、3人の女性とお付き合いしていたとします。お付き合いする時は、頭のどこかに結婚を意識していますから、遊びのお付き合いではなく、それなりに真剣に考えた上で、お付き合いということになります。しかし、残念ながら最初の二人の女性とは最終的にゴールすることができず、三人目の女性と結婚されました。ここが重要なポイントなのですが、なぜ三人目の女性だったのでしょうか?ということです。結婚を意識するような状況の中で「間違いない」と判断して、それでお付き合いをしていたわけですから、現在の奥さんと結婚しなくとも、最初の女性と結婚しても良かったですし、二人目の女性と結婚しても良かった。でも、結果として、男性は三人目の女性を選んで結婚しました。その差は何だったのか?という疑問が生じます。明らかに、一人目、二人目の女性にはないものを、三人目の女性は持っていた。ということになります。それが、男性が結婚を決断する決め手ということになります。婚活とは、結婚をしたいと思う男女が、結婚に向けて活動することを意味しますが、これまでの講座でもお伝えしたように、男女の考え方は基本的に異なる性質があります。そして、婚活には、早期のご成婚に繋げるための方程式というものが存在します。それが、giveandtakeの法則となります。言葉の通り、giveとは(与える)。takeとは(もらう)という意味ですが、どちらかと言えば、(欲しい)という意味が近いのかもしれません。この方程式にどんな意味が含まれているかですが、例えば、女性に理想の男性像を聞いてみると、いろんな条件が出てきます。中でもいちばん多いのが経済力となります。結婚したら子育てをしたいと思う女性は多いですし、ご結婚後、ご主人が病気なったりするかもしれません。一家の大黒柱が途中でいなくなる可能性もあるわけですから、要するに、将来に対しての不安が常に存在し続けるということになります。何かあっても大丈夫なように、ということを考えていけば、女性にとっては、まずは経済力を確保しておいきたい。という思いに駆られるのは自然なことでもありますね。ですから、そういう思考が無意識にはたらくこと自体は問題ないのですが、これを方程式に当て嵌めると、take(欲しい)の部分になります。しかし、結婚はgiveandtakeの法則で成り立っているわけですから、takeだけでは成立しません。必ず、giveという部分が必要になってきます。女性の場合、このgive(与える)の部分が欠如している人が意外に多いのです。女性自身も、人から言われなければ自分でも気づかない。そういう潜在意識があります。条件として欲しいものは明確になっている。では、何を与えますか?(give)と聞かれると、「・・・・・・・」というふうに、すぐに言葉が出てこない。そういう女性は意外に多いのです。結婚の条件として、例えば、大企業に勤務している人がいい。年収は〇〇〇万円以上の人が理想。背は170センチ以上の人がいい。体型はあまり太っていない人がいい。自営業者はなるべく避けたい。などなど、要求する条件は絶対ではないけども、それなりに条件があって、なるべく条件が揃っている人で、それでいて感じが良くて、尊敬できる人で、頼りになる人、楽しそうな人。感じが良い人というふうに、掘り下げると、とにかくいろんな条件が出てきますね(笑)。自分はそんなに理想は高くないと言いつつも、精査していくと、かなり理想が高いということが窺えます。自分が結婚する相手ですから、私の見解としては、最初からハードルを下げる必要はなく、理想は高くとも全然平気だと思います。ただ、気をつけないといけないのは、仮に、それだけの好条件の男性がいたとすれば、おそらくですが、かなりモテる男性ということになります。婚活女性が放っておくような男性ではありませんね。相談所の中で言えば、連日多くの女性からお見合いのお申し込みが殺到する男性ということになります。ここまでが、女性側の深層心理ということになります。では男性側の深層心理はどうかと言えば、先ほどのgiveandtakeの話に戻しますが、女性がtakeに意識が集中するということは、男性は最初から見抜いているものです。そして、それは女性側から見れば当然だと考えますから、男性自身がそのことで女性を偏見の目で見ることはありません。ただし、そこには、give(与える)がちゃんと備わっている女性であるかどうかという点を、必ず見抜こうとします。男性は結婚すると、家庭を守る。家族を守る。生活を守る(経済力)。ということが宿命づけられているので、要するに、奥さんや子供のためにしっかり働いて、一家の大黒柱の役割を果たす決断をするのです。それが、男性にとってのgiveですから、女性が何を自分に与えてくれるのか?ということを、交際中に考えるのです。お付き合いの過程で、例えば尽くす女性がいたとして、その女性は、どのように自分に尽くしてくれるのか?自分に何をしてくれるのか?ということを必ず考えます。結婚は男女双方の幸せのためにするものですから、どちらか片方が一方的に尽くして終わる。という関係性ではそもそも成立しません。男性自身も、誰と結婚するかで、その後の自分の人生の伸びしろが変わるわけですから真剣なのです。結論としては、お付き合いに発展した場合は、結婚したら自分にはこんなことができる。あんなこともできる。ということを、直接的な言葉でアピールするのではなく、間接的に、いろんな気配りができるということを、お付き合いの過程で、会話や行動、振る舞いで示していくことがとても重要になります。女性にとっての男性へのgive(与える)とは、金銭的なことではなく、気配りができて、配慮ができて、男性自身がいつも居心地がいいと、そう感じさせてくれる女性のことを指します。例えば、健康管理や栄養管理にいつも気を使ってくれている。とか、お金は自由に使わせてくれるけど、大事な部分ではお財布の紐が堅い、賢い女性なんだな。とか、この女性なら、家を任せても大丈夫だと、そういうことが「安心・信頼」として男性に伝わりますから、それ自体が、女性が男性に与えるgive(与える)ということになります。ここを忘れてしまって、外見さえ磨いていれば男性が寄ってくるのではないか?と考えているとしたら、大間違いなのです。そのレベルで寄ってくる男性は、大抵はナンパに近い意識が高く、婚活という言葉を使っていても、殆どは表面的なレベルに過ぎません。婚活は、女性も真剣ですが、男性も真剣なのです。先ほどお伝えした三人の女性の中で、男性が最後にお付き合いした女性を選んだ最大の理由は、三人目の女性だけ、give(与える)が明確になっていた。ということが、決断した理由となります。もし仮に、一人目と二人目の女性もgiveが明確になっていたら、男性の判断は変わっていた可能性すらありますね。そんなことを考えていくと、ちょっとしたことが原因で、意中の男性が自分を選んでくれるかどうか、そこが明暗の分かれ道となります。婚活における男女のコミュニケーションの中で、どのようにgiveを表現して伝えていくかということは、カウンセリング等で詳しくアドバイスしていきますが、この講座(全5回)では、基本的な男女の違い、それぞれの深層心理についてをお伝えさせていただきました。これがある程度理解できて、自分のものにしていくことができれば、今後の婚活に期待が持てます。自分がどう思っているかを相手に伝えることも大切ですが、相手が何を考え、何を求めているかを知ることは、何より大切であるということを忘れないでください。どんな人にも、幸せになる権利があります。そして、事実の上で、誰もが、幸せを掴むことができます。しかし、その実現には、giveandtakeという方程式があることを、常に心のど真ん中に置いておくことが大事です。最後となりましたが、今後のご参考にされてください。終わりブログを読まれて何かご質問がある際は、高山専用アドレスまでご連絡ください。婚活は、ちょっとした意識の変化で、結果も大きく変わります。takayama@attractive-style.com高山
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