婚活とは?
目次
- 婚活=結婚活動
- 自然な出会いって?
- 婚活が始まる前の時代
- 真の婚活とは
婚活=結婚活動
【婚活】は、結婚活動の略称で、結婚相手を見つけるための積極的な活動を指します。
【婚活】という言葉が普及しだしたのは、2007年からのようです。
もう10年以上使われているんですね。
2008年、2009年には流行語大賞にもノミネートされていたとか。
改めて【婚活】って調べるとどんな内容が出てくるのかな?と調べてみました。
早速Wikipediaさんを見ると…
女性は自分磨きをしすぎると、逆に結婚可能性が遠のくという指摘がある
婚活市場において、その人の「市場価値」は男性は「年収」、女性は「年齢」で大きく決まる。
婚活市場では平均的な容姿の20代前半女性が、「容姿レベルで格上の30代女性」を上回る価値を誇る。
出展:Wikipedia【結婚活動】より抜粋
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E6%B4%BB%E5%8B%95
…おっと!これは、女性にとってかなり厳しいコメントが並んでいますね!!
厳しい!だが、的を射ている…ようにも感じます。
少子化・未婚化・晩婚化が進む中、【婚活】は今やメジャーになっており、
今後もきっと必須の時代になるんじゃないか、と思っておりますが、
【婚活】がなかった時代は、どうやって出会い、どうやって結婚していたのでしょうか。
自然な出会いって?
”自然な出会い”で結婚ができれば一番よいですよね。
よく、未婚で結婚を考えている方からは「いい人が居ない」「普通でいいんです」なんて言葉を聞くコトがあります。
「どこかにいい出会いが転がってないかなぁ~」
そう!自然に出会えれば婚活なんてしなくていいんです!
自然に出会いたい!
そう、ナチュラルに!
…って自然な出会いって何でしょう?
国立社会保障・人口問題研究所が出している資料によると
夫婦がどのように出会って結婚したのか?の2015年の調査結果では
1位:友人・兄弟を通じて 30.8%
2位:職場や仕事で 28.2%
3位:学校で 11.7%
この3つで7割以上なんですね!
出典:国立社会保障・人口問題研究所 第15回出生動向基本調査
http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/NFS15_reportALL.pdf
つまり!!
この3つこそが自然な出会いなのです。
「出会いがない」と言っている皆さん、
本当に出会いはありませんでしたか?
きっと皆さん、友人もいるし、学校にも行ってたし、仕事もされてますよね?
もちろん、男子校や女子校に通われている方もいらっしゃるだろうし、異性が少ない職業もあるでしょう。
それでもその中で、自然に出会えた方を結婚相手として考えたことはあったでしょうか?
結婚相手として見ず「スルー」してしまってきた方も多いんじゃないでしょうか。
もし、今「結婚したいな」と思っているのであれば、
一旦身近にいる方に目を向けてみてください。
「友達」としてしか見ていなかったけど、実は気心もしれていて、なんでも話せて…
そんなお相手は、人生のベストパートナーになりうるかもしれませんよ?
婚活が始まる前の時代
1985年以前は、生涯未婚率が5%以下でした。
皆婚時代と呼ばれ、【婚活】という言葉もなかった時代です。
先ほどと同じく、国立社会保障・人口問題研究所による、夫婦がどのように出会って結婚したのか?
の、1982年の調査結果では
2位:職場や仕事で 25.3%
3位:友人・兄弟を通じて 20.5%
4位:学校で 6.1%
でした。
あれ?1位は何でしょう?
1位は 見合結婚 29.4%
婚活が始まる前の時代は、
結婚適齢期がくれば、自分の周りが心配して、あちこちから縁談を持ってきてくれる「お見合い」の仕組みがあったのです。
当時はこれも人生に必要な自然な流れ、結婚に向かう「自然な出会い」として受け入れていたからこそ、皆婚時代だったのでしょう。
それが、1985年以降、自由恋愛の時代になり、それがなくなってしまった。
「自由」になり、選択ができるようになった一方で、最も大きかった自然な出会いのきっかけが一つなくなってしまったわけです。
そこで徐々に浸透していったのが【婚活】なわけですね。
真の婚活とは
合格するには受験をする。
就職するには就活をする。
それと同様に、
結婚するには婚活をすべきです。
親や親戚、知人が縁談を持ちかけてくれる「お見合い」の流れがなくなり、
今までの友人のつながりや、学校での出会い、職場での出会いも見込めない
そうなったならば【婚活】するしかないわけです。
街中で急に声をかけられるのは、
客引きか、なんとか商法か、宗教系、下心のみのナンパ。
歩いてれば素敵な出会いにあたる確率は非常に低いです。
自由恋愛になり、選択できる時代になったからこそ、
受動的に待っているのではなく、能動的に動かなければ結婚ができなくなったとも言えます。
先ほど、友人の紹介、職場・仕事、学校での出会いは「自然な出会い」と言いましたが、
これすら婚活の一種とも言えるかもしれません。
「将来結婚するとしたら、こんな人かな」と思ってパートナーを選んでお付き合いをして結婚に至っているわけですから。
そう、真の意味での婚活とは、出会いを求めて行動をすることを指すのではなく、「自分はどんな相手と結婚するとよいか」を真剣に考える「婚活マインド」をもっていることではないでしょうか。
今までずっとパートナーを持たずに恋愛経験ゼロでしたという方も
自分の「好き」な気持ちを優先してきたけれど、無理をしてしまって長続きしなかったという方も
違和感を感じながらも、別れる理由もなかったのでずるずると数年付き合っていたという方も
自分はどんな相手と結婚したら自分らしく幸せに生きていけるのかをちゃんと考えていない!
婚活のマインドがないままここまで来てしまっています。
それでも楽しく過ごしてきたし、自分がよいと思って遊んできたわけだし、それでも自分は幸せだった。
それは十分良い事だと思いますが、
結婚に向かいたいのであれば、頭を切り替えていかなければなりません。
20数年、30数年、40数年、「婚活マインド」ないまま生きてきてしまっていると
いざ婚活に動き出してもそう簡単にはうまくいきません。
どうしても過去の自分の生き方や思考に引っ張られるからです。
結婚したいならば、
まず手段を選び、婚活をスタートする行動を起こすこと。
手段はアプリを始めるでも、パーティーにいくでも、結婚相談所に入会するでも、なんでもよいのですが、
大事なのは「婚活のマインド」をちゃんと持つこと。
マインドがないまま、今までの延長線上で行動して、活動しているつもりになっても、本当の婚活ではないかもしれません。
婚活をスタートして、しばらくしたら一旦立ち止まって振り返る。
客観的に冷静に自分を見てみる。
いろんな婚活手段の中でも、結婚相談所は仲人が第三者としているので、婚活マインドづくりのサポートができます。
感情や、過去の思考に振り回されないように、着実にゴールに向かっていく。
そのために、隣で応援していてくれる存在が、結婚相談所の仲人なのではないかと思っています。