婚活市場とは、わかりやすく言えば婚活者がたくさん集まった市場という意味になります。市場といえばざまざまな商品を扱っているお店が沢山集まっているもので、そのお店に当たるのが結婚相談所。人を商品に例えたとするならば、その商品をいかに早く売れるように戦略を立てていく。それが結婚相談所の役割でもあります。早く売るためには、その商品の魅力をアピ-ルし、いかにその商品に興味を持ってもらい、求めてもらえるようにということを考えています。商品が高すぎたり低すぎたり、求める側の要求を満たしていなければ当然売れ残ってしまうわけです。沢山のチラシを作成して、一人でも多くの人に見てもらう。興味を持った人は直ぐにお店へと足を運ぶでしょう。そして、人気の商品であればあっという間になくなってしまうのです。チラシは結婚相談所で言うプロフィールにあたります。市場という事で、あえて商品という言葉で例えさせていただきましたが、何が違うかといえば、当然人間ですから感情という良くも悪くも厄介なものが入っているという事です。婚活市場においては、いかに自分という人間を知ってもらい、興味を持ってもらえるか…というところから始まります。そして、お互いの人柄を確認し合って初めて先へと進んでいけるのです。どちらかが、自分の求める条件ばかりを相手に要求しても、相手にも感情というものがあるわけですから、当然二人の気持ちが合致しなければ交渉は成立しないわけです。ここで、二つの分かれ道です。市場価値を受け止め、自分を求めてくれる人に興味を持ち自分の条件を見直してみる。どんな方が自分に興味を持ってくれているのかという気持ちで、逆に興味を持ってみる。そしてとにかく会ってみること。交渉次第では(お見合い)自分にとっても好条件の相手とめぐり逢える可能性があるという事です。もう一つは、自分が求めている商品を見つかるまでずっと探そうとする。見つかるかもしれないが、見つからないかもしれない。また、いつその商品に出会うか先の事は全くわかりません。もしかしたら、その商品が入荷するかもわからない中で、やっと見つかったとしてもその人があなたを求めてくれるかはわからない。いつになるかわからない商品を待っていては、あなたの大切な時間だけが奪われてしまいます。いつか確実にそんな人とめぐり逢えれば良いのでしょうが、残念ながらお約束はできないのです。年齢をストップさせることはできないので、時間との戦いの中であなたはどちらの方法を選択しますか?