大阪府北摂の茨木市で結婚相談所をやっています。ベルブライダル森山千晶です😊最近の芸能ニュースで気になる結婚にまつわる2つの話を。まず、1つ目は何といっても福原愛ちゃん。今出ている情報がどこまで信憑性のあるものなのかわかりませんが、小さな子供と要介護の母を台湾へ残し、仕事の為に単身帰国。その間に相談に乗ってもらっていた男性と数日過ごした、とか。あのハンサムな旦那さんの方も、モラハラやら、姑の「金の鶏」発言、等々。愛ちゃん、苦しい…非常に苦しいです。辛さの中に脇の甘さがあります。まず自分なら…離婚をするにしても、しないにしても、諸事情でそうなったとしても、子供や親を置いて日本には帰らないだろうと思うのです。国際結婚の難しさは想像にも容易く、日本人同士の結婚においても「価値観のすり合わせ」は難しい問題であります。総研リサーチによると、約2人に1人が「夫婦間で価値観の相違や違和感を感じたことがある」と回答。そう答えた45.5%の中で、夫婦関係満足者と不満足者で特徴的な差の要素として、「コミニュケーションが十分にとれている事、将来の夢や計画について話し合っている、配偶者の心配事や悩み事を聞いている」など、スタンスとして相手をしっかり尊重している姿勢が垣間見れる事が特徴とされているそうです。人の価値感が急速に多様化されている現代において、今後更に価値観の相違は増えていく可能性は大いに考えられますが、長く人生を共にする夫婦にとって大切な事は、価値観の相違や違和感を感じた時に黙するのではなく、コミュケーションの中でお互いを理解、尊重するという事なのです。 そして、最近とても強く思うのは、親・子の関係が強過ぎる所は上手く行かない、という事です。親は成長した子を大人と認めずいつまでも親の立場で意見し、子も大人にならず子として依存する。伴侶となる相手にとっては堪ったものではありません。親・子それぞれが精神的・経済的にも独立する力を持ち、付かず離れずの距離が理想です。もちろん、今の時代、夫婦2馬力労働ですから、子育ての時は協力体制があると若いママさん達は働きに行きやすいでしょう。そこでもまた、頼り過ぎず、出来る事は自分たちでというスタンスが大切です。嫁姑問題も、姑の意見の多い家は嫁が非常に苦しい。せめて、夫は妻の見方でいて欲しい。親は口を出さず見守り、子供は子を産み育て成長し、年老いた親が病に倒れた時は皆で力を合わせる。非常に難しい理想の家族の形です。