日毎繰り返される夫の悪口・愚痴大会
こんにちは。婚活ハナコとタロウの塩路Takakoです。
今日は私が元いた業界病院のお話をします。
私が働いていた病棟の休憩室での会話は、皆さんの想像以上にエグいです。
いつも笑顔のかわいい白衣の天使の口から悪いことしか出てきません。
・厳しい師長
・先輩スタッフ
・使えない後輩スタッフ
そしてむかつく旦那の悪口!!、愚痴が毎日飛び交っておりました。 時には75分の昼休憩が旦那の愚痴で終わってしまうことも多々ありました。
聞いているスタッフの相槌は、
「わかる」「うちもそう」「うちもそれが原因で・・・」が大半ですが、 時折聞いているうちに、自分の旦那のことを思いだし、 「うちのほうがひどい」「あんたの旦那はまだまし」となり、 休憩室はいつの間にかクズ旦那自慢大会会場のようになっていました。
未婚・バツイチよりもっと肩身が狭い人は?
その間の未婚・バツなしスタッフの肩身は狭く、 音声が掻き消されたテレビに映るヒルナンデス!とスマホを交互に見るのみです。
そして心の中でこう思います。
「結婚って夢ないなあ」
当時、女一人で生きるために看護師になった私も思っていました。
そんな休憩室には、もっと形見が狭いスタッフがいます。
そう既婚男性看護師です。(そのほとんどが看護師と結婚)
独身男性看護師の場合は気配を消していれば時間は過ぎます。
かわいそうなことに、既婚男性看護師には流れ弾が飛んできます。 「あんたもそうなんちゃうん!!」という弾に対して、 「ははははは...。よう僕も怒られます。」と笑ってうまく弾を交わしているつもりが、 「なにわろてんねん!」と引きかえしてきた弾に当たってしまうこともしばしばです。
だけれど、彼らの口から奥さんの悪口は一切聞こえません。
持参したランチバッグの中身が、ロールパン1個にカップヌードルとパックの野菜ジュース(常温) でおなじみの男性副看護師長さんも同様でした。
上記の弁当を私はいつもいじっていましたが、 副師長さんは、
「共働きで子供もおるから大変やもんねえ。準備してくれてるだけでありがたい。」
と妻に感謝の言葉を並べます。
「めっちゃ悪口言う看護師妻」と「全く言わない看護師夫」
家の中ではさて、どんな生活を送っているのでしょうか?
自分自身が、結婚してみてわかったことがあります。
看護師は患者の健康、生活の安全を守るため、細かいところ特に衛生面に気を配ります。
患者さんではありますが、赤の他人の排せつにケアから入れ歯磨きやポリデントまでもさせていただきます。 (たまに、なんでこんなことまでしてるのかなと思うこともあったり なかったり・・・。)
クタクタになって家に帰ると、健康で自立している旦那の靴下が転がり、シンクには使った食器が山盛りです。
そら腹立ちます。
むかつきます。
しかし、その一方でリスク回避能力もたけているのが看護師なのです。
むかつく気持ちを直球でぶつけるとどうなるのか知っています。
相手が心を閉ざしてしまいます。
看護学校でも習いました。
そんな看護師家庭も、実は意外とうまくいっている
「起こっている事象には必ず理由、原因が存在する」 看護師の思考はこうなります。
あら、えらいとこに靴下脱いで。
↓
お尻で踏んでぺったんこやんか。
↓
スーツはハンガーにかけたんやったら、洗濯機入れたらいいのに
↓
そんな手間かからんやろ。甘えとるな
↓
めしは食ったんか!洗っとけよ!!
↓
靴下そのままの奴が洗うわけないわな。
↓
ハンガーにかけたんは偉かったな
↓
旦那も疲れとるわな。うちも疲れてるからな ↓
一緒やな (⌒∇⌒) しゃあないやっといたるわ!コーヒー淹れよか?アイス食べる?
となります。
実際、おそらく夫婦喧嘩はほぼ皆さんしていないと思います。
つまり、外では夫をクズだ、ダメだと言いながらもけっこう家の中では、仲良くやってるんですよ。
22時に夫婦ふたりで、ほっこり、コーヒーとハーゲンダッツしてたりしてね。
結構、夢ありますよ。
休憩室のクズ旦那自慢大会は、休憩室の中だけに収めているのかもしれませんね。
男性看護師は休憩室で本音を言ったら、まわりまわって妻の耳に入るリスクを回避しているのかもしれません。
独身看護師さん達、ヒルナンデス!とスマホ交互に見てないで、クズ旦那自慢大会エントリーしませんか!