就職氷河期世代に婚活支援は無い。ロスジェネ世代の結婚問題
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目次
- ロスジェネ世代に就労支援費用603億円の予算
- 仕事の不安はなくなっても、結婚の不安までは解消されない
ロスジェネ世代に就労支援費用603億円の予算
就職氷河期世代への就労支援に国の予算が投じられることが決まりました。
その額603億円です。
やっと国が本気になってくれたか、とロスジェネ(ロストジェネレーション)世代の一人として感じます。
私は今44歳ですが、思えば学生時代、誰もが知る一部上場企業の就職説明会に数百人が訪れて採用人数は10人とかいうのが当たり前でした。
狭き門というよりは、「その門、閉まってますよね?」と言いたくなるくらいの厳しさでした(苦笑)。
私は当時教職員を目指していたこともあり(結果挫折しましたが・・・)友人たちよりも就職が決まるのが遅れ、なんだかんだで半年くらい就活していました。
当時は長く辛い活動期間でしたが、それでも正規職員として採用されてよかったと、振り返ります。
正社員になれなかった人たちの中には、非正規雇用を40代になるまで続けている人もいます。
非正規雇用と正規雇用の年収の差はざっくり2倍ほど違います。
年収にすれば非正規雇用の人は200万円台です。
生活費もままならない収入です。
ましてや婚活することなどは遠い話ですね。
仕事の不安はなくなっても、結婚の不安までは解消されない
今回国の施策によって、私達氷河期世代の就労問題は解消に向かう可能性があります。
収入が上がった結果、結婚できる可能性もありますが、今まで収入が低かったおかげで満足に恋愛も楽しめなかった人たちがすぐに結婚できるとは思えません。
つまり広い意味での将来への不安というのは解消されないわけですね。
国の支援には限界があります。
そのため結婚のサポートは民間の力でやっていくしかない。
そう感じています。
結婚のサポートを通じて社会課題を解決する。
結婚相談所の仲人業は、とても社会的意義のある仕事だと感じています。