ずっとマスクつけてて、肌荒れしませんか?
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目次
- マスクで肌荒れする原因
- マスク肌荒れの効果的なケア方法
マスクで肌荒れする原因
外出時や人ごみでのマスク着用がマストな状況が続いていますね。もうすでに毎日の気温は30度を超え、今年の夏も厳しくなりそうです。
こんな毎日ですが、長時間のマスク着用で、意外にも吹き出物や乾燥などの肌荒れに悩む方が増えていることをご存知でしたか?
お見合いの席でお互いマスクをとったら肌荒れ!ということを防ぐためにも、いつもより丁寧なケアを心がけてみませんか?
今回は、化粧品メーカーで20年以上製品開発をしてきたサポーター永田が、肌荒れのケアをアドバイスしますね。
まずはマスクでなぜ肌が荒れてしまうのか、その原因を考えてみましょう。
原因として考えられることがいくつかあるんです。
・マスクの摩擦による肌への刺激
・蒸れによる過剰な湿気や汗
・くしゃみや咳などの飛沫による雑菌の繁殖
呼気による湿気は肌の保湿によいように感じますが、単なる水蒸気はすぐに空気中に蒸散してしまい、その際に肌の持つ保湿成分まで失われることとなり肌の乾燥へとつながることがあるのです。
マスク肌荒れの効果的なケア方法
まずは不織布のマスクはできるだけ肌当たりのやさしいやわらかなタイプを選ぶ、サイズが小さすぎるものを避ける、などで肌への摩擦を軽減してください。
また、布マスクを使う場合はできるだけこまめに洗濯し、清潔なものを使うよう心がけましょう。
外出中はマスクの下にかいた汗はこまめにふき取ります。メイクをしている場合はティッシュやハンカチで軽く押さえて汗だけを吸わせるようにやさしくオフしましょう。決して肌をこすらないように。
ミストタイプの化粧水をシュッと吹き付けてから押さえるのも効果的です。
外出先から帰ったら、できるだけ早くお肌を休ませてあげましょう。
丁寧&こすりすぎない洗顔
たっぷりのぬるま湯で丁寧に洗顔し、マスクの下にかいた汗やマスクまわりのホコリを洗い流します。メイクをしていて化粧落としが必要な方は少ない摩擦で手早く落とせるクレンジングで洗い残しがないように丁寧に洗いましょう。髪の生え際やあごまわりは特に洗浄料が残りやすい部分ですので気をつけます。
化粧水はハンドプレスで
洗顔後は保湿系の化粧水を、できれば両手のひらで温めてから顔を包み込むようにしてつけましょう。いつもより敏感になっている肌はコットンなどの摩擦やタッピングの刺激は不要です。ご自分で浸透力を感じる好みの使用感の化粧水であれば、特別高価なものである必要はありません。
乳液かクリームでラッピング
化粧水は肌に水分を与えるだけでなく、水分を保持するための成分を供給する役割もあります。この重要な成分(保湿成分)を逃さないように、乳液かクリームでラッピングします。
夏は化粧水だけ、という方もいると思いますが夏はエアコンの使用などで意外と室内の空気は乾燥しています。このひと手間を惜しまないようにすることで、肌の状態は変わってきます。
いかがでしたか?
肌荒れは女性だけでなく男性にももちろん起こります。
ただ男性の肌は女性に比べて皮脂が多く(俗にいう脂っぽい)ベタつきが気になる方が多いのは事実ですが、実は肌の内部は女性より水分量が少なく乾燥に傾いています。
ベタつきが気になるあまり脱脂力の強い洗顔を繰り返すと、肌の持つ本来の防御作用がはたらいて更に皮脂の分泌が増えますので、化粧水で適度な水分を与えて乳液などで油分を補うことで肌状態をコントロールすることができるのです。
スキンケア化粧品は使ったことがない、という男性も、これを機会にスキンケアにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?