「仕合わせ」ということは?
- 成婚エピソード
- 婚活のコツ
目次
- 人それぞれの「仕合せ」
- 【お問い合わせ先】
人それぞれの「仕合せ」
中島みゆきさんの「糸」という歌をご存知でしょうか。
歌詞の引用は控えさせていただきますが、「あなた」と「私」を縦糸と横糸に例え、二番の歌詞において出逢いという縁を「仕合わせと呼ぶ」と締めくくります。
この「仕合わせ」というのは、広辞苑で調べると「めぐりあわせ」「機会」「天運」「幸福」との意味。同音で「幸せ」という言葉もありますが、こちらは「幸福」「幸運」「さいわい」と別の記載がありますから、ここでは「めぐりあわせ」の意味として意図的に使い分けられたのであろうと推察しています。
多くの歌手の方々もカバーされていますので、それだけ愛されている歌なのでしょう。私もこの歌が大好きで、下手なりにカラオケで歌うこともあるほどですが、「仕合わせ」という歌詞に毎回、妻との出会いを思い出します。
あれは、私が当時勤めていた生命保険会社の退職を考えていたときのこと。
退職前の記念にと、参加人数30人以上という大規模な「鍋の会」を主宰したのですが、連絡の行き違いにより開始時間を過ぎても誰も来ず(当時はまだ携帯電話という便利なものがありませんでした)、場合によっては30人分の料金を全額自腹で負担する覚悟でひとりビールを煽っていました。もちろん、相当イライラしていたことは言うまでもありません。
メンバーが集まり始めたのは、開始時間を1時間ほどオーバーしてから。
相当な私のイライラオーラは周りに人を寄せ付けず、私の前の席は最後まで空いたまま。
そこに座ったのが、今の妻でした。
当日来られないメンバーが出た埋め合わせとして、同僚が、会場に近い会社に勤めていた彼女を誘ったのだそうです。今思えば、私の性格を知る同じ職場の社員は真っ先に私から離れた席を陣取ってしまったために何も分からない彼女だけが結局取り残され、唯一空いている「処刑席」に座らざるを得なかったわけなのですが、ひとりだけ同じ職場の社員ではないにも関わらず、一番私を気遣ってくれ、和ませてくれたのでした。
あの出来事は彼女にとっては幸か不幸かは分かりませんが、出逢いというのは本当に不思議な縁だと思いますし、何かの「めぐりあわせ」と言えるのだと思います。
その後は結局退職することなく、1年後に現在の妻と結婚しました。
あの時に巡り合わなければ、今頃はきっと田舎でお袋と二人で暮らしていたでしょう。人との出会いは本当におもしろいものです。
結婚に至るきっかけについて私は、恋愛であっても、婚活パーティでの出会いであっても、結婚相談所の紹介であっても。どのような出会いであっても良いのだと思っています。人と人との縁やめぐりあわせは、何が一番良いという基準もありませんし、どこにあるかなんて誰にも分からないものだとも言えます。
ですが、ここにかけがえのない出会いがここにあるのなら。
私は婚活コーディネーターとして、一組でも多くの布を織りなしていただきたけるよう全力でお手伝いさせていただきます。
― 皆さんに良いご縁を ―
【お問い合わせ先】
🟩結婚相談所センサーレ 🟩
【お問い合わせ先】