結婚後の住まいの成功例と失敗例
目次
- 結婚後の住まいをどう決めたら良いか
- 男性と女性の思いの違い
- 双方に持ち家があるケース
- まとめ
結婚後の住まいをどう決めたら良いか
こんにちは!
ばあば柳川結婚相談所の柳川雅子です。
今日は結婚後の住まいをどうして決めたらいいか?
アドバイスになればと思い今までの結婚相談所の会員さんたちの住まいに関する上手く行った例やうまくいかなかった例をお話したいと思います。
お見合いはお互いの好み、フィーリングですぐにイエス、ノーが決まりますが、お付き合いするうちに結婚が具体的な形になってきます。
まず、指輪はどうする。
結納式の形はこんなのにしたい。
結婚式は女性の長年の夢に沿って「お城のイメージの○○の式場であげたいわ」
などなど楽しい話し合いは女性主導で思いが叶えられそうですね。
ですがまだ、住まいに関してはなかなか難しいところがあります。
男性と女性の思いの違い
まず、男性の思い、女性の思いはなかなかマッチするのには時間がかかります。
恋愛結婚ならお互いの交際期間が比較的長いので、相手の好き嫌いをよく理解している事と、相手に対する遠慮や自分の考えを気軽に言えるようになっています。
お見合い結婚の場合は相手の好みや嫌いな物を把握しはじめた段階なので、婚約での結納式、結婚式場などの希望を相手に伝えたいのですがまだ遠慮がちだだと思います。まして、結婚後の住居など、なかなか具体化しませんね。
上手く行った例はお互いが譲り合う気持ちがある場合です。
男性と女性の仕事場を考えて新しく家を借りる場合はスムーズにいくのですが、どちらかの実家に近い方に引き寄せたい場合にギクシャクすることがあります。
例えば、女性の実家に近い時はそれほど問題にはならないのですが、
男性が男性の実家に近いところに住みたかったり、既にマンションを購入済みの時です。
既にマンションを購入していてローンを払い続けている時など、世間的に見るとしっかりした将来を見つめた計画性のある頼もしい方ね。
となるのですが女性から見ると、男性の実家に近いということは「義理母や義理の兄弟姉妹がしょっちゅう訪ねてくるのではないか」、それなら「家の中を常にきれいにしておかなければ」とか、今日は「体調不良のため一日中寝てたい」のに落ち着かない生活をしなければならないなんて考えるとあまり乗り気がしなくなってしまいます。
既にマンションを購入済みの男性は住まいを用意しているのだから嫁に来る人は安心でしょうと思っています。
とても人生計画をきちんと立てている頼もしい方ですね。
となるのですが女性から見ると女性の実家からは遠いとなると「子供が生まれた時に母の子育ての援助はうけられないか」となって尻込みをする方もいました。
住む家があることはとても安心ですが仕事場に遠くなることも考えられます。
大事な一生ものの財産ですので、2人にとって最高の方法を見つけてくださいね。
双方に持ち家があるケース
双方に住む家がある幸せな方達もいました。
ところが、結婚成立寸前で破局になった方がいました。
破局の原因は何だったのか?
私の推測では女性からの破断申し入れだったので、最終的に女性はご自分の家に住みたかったのに、男性が自分の家に固執したからかもしれません。
もっと二人で話し合ってほしかったのですが、うまくいきませんでした。
既にマンションを購入済みで、ローンを払い続けている時など、世間的に見るとしっかりした将来を見つめた計画性のある頼もしい方ね。となるのですが。
お互いに持ち家があるなんて経済的に余裕があるのですから結婚してからどちらかの家を賃貸にしてより経済の余裕も見いだせたのにととても残念に思いました。
お互いにもう少し広い気持ちで相手を思いやれば話し合いが進んだのにと悔やまれてなりません。