恋愛シミュレーションゲーム
- 婚活のコツ
- 自分磨き
- カウンセラーの日常
最適解はお伝え出来ません。
おはようございます。
今日もよろしくお願いいたします。
今日のテーマは『恋愛シミュレーションゲーム』と『婚活』
とはいえ、僕は恋愛シミュレーションゲームをやったことがないんです(笑)。
マンガなどで見る分には
『〇回目のデートで◇◇に誘うと好感度が上がる。』
とか
『△回目のデートで手をつなぐと好感度が上がり、そのキャラクターがクリアできる。』
といったような、決められたプログラムの最適解を探しだすようなものをイメージしてお話します。
まあ今はこういった分野は、とんでもなく発展してるんでしょうけどね。
婚活カウンセラーというお仕事。
『最適解を教えてくれるんでしょう?』
とお考えの方・・・・。
『無理です。』
よく考えてみてください。
会員さんのデートやお見合いを尾行したり、盗撮してるわけでもないんですよ?
デート自体がどんな雰囲気で進んでいったのかは会員さんのお話でしか知ることができないんです。
お相手の言葉だって一言一句、正確に聞いたわけじゃない・・・。
仮に一言一句、まったく同じセリフがわかったとしても、『声に怒気が含まれていたのか』あるいは『素直で柔らかい表情で発せられた言葉なのか?』
そんなことすらわかりません。
そりゃ、万人に当てはまる最適解があるのならお伝えもしますが、そんなものもあるはずがなく・・・。
この状況で『私は必ず最適解をお伝えします。』というカウンセラーがいたら、それはもう人智を超えた神のような人でしか無理です(笑)。
『じゃあカウンセラーさんのお仕事ってなにをしてるの?』
という事になるわけですが、大雑把に仕組みはこんな感じ。
結婚相談所では自社会員さんと他社会員さんのお見合い、デートが多くなります。
それぞれの会員さんに担当カウンセラーがいますので、まず、今回のデートが『よかった』のか『よく感じなかった』のかをヒアリング。
一方が『よかった』、もう一方が『よくなかった』とお答えなった場合には『よくなかった』と答えた会員さんに具体的な話を伺います。
どういう点がよくないと感じたのか?
お相手の意図が誤解されていないか?
そういったことを一緒に考え、今後の交際について考えます。
一方的な誤解や思い込みで、交際中止になってしまうことを防ぐためです。
また、その担当カウンセラー同士が話をし、今後の自社会員さんに対するアドバイスなどを考えます。
こういったカウンセラー同士のやり取りは真剣交際に入ってからが多くなります。
まあ、プレ交際は友達の間柄ですから、そこまでの介入はあまりしないことが多くなります。
ざっとこんな感じですかね。
当たり前ですが、お二人ともが『最悪だった』と感じたデートをカウンセラーの力量で『最高でした』に変えることなんかできるはずもありません。
お見合いで『ピンとこない』という印象を持たれた会員さんを、カウンセラーの力量で『とろけるくらい惚れたわ』ってなるわけがないですよね。
あくまで『婚活、つまり結婚活動の主体は会員さん自身』なんです。
カウンセラーは『考えられるいろいろな可能性』や『現状分析』、『違う目線からの考え方』などいろいろなものをお伝えして、会員さんに消化して吸収していただくこと。
これが仕事だと考えます。
冒頭に記載したような
『〇回目のデートは△△に行けば好感度アップ間違いなし。』
『〇回目のデートで肩を抱くのが最適解。』
スプラウト阪神ではこういったお話はありません。
会員さんが行うのは 生身の人間に対する『婚活』であり 『恋愛シミュレーションゲーム』ではありませんから。
ゲームがしたい方はゲームショップへ。
真剣に婚活がしたい方をスプラウト阪神は歓迎してお迎えします!