ミドサー男性 婚活失敗のリアル
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現代の結婚相談所での婚活への理解不足が招く不幸
以前私共の相談所で活動されて、約半年で退会されてしまった男性会員について、私共の力不足も含めた反省点と、これから婚活を始められることを検討されている男性の成功のため参考になればと思い、リアルな失敗談をご紹介いたします。
ミドサー男性で一部上場企業にお勤め、年収は平均よりちょい高め、容姿はかなりメタボを超えて肥満気味、お家柄は良く3人兄弟の末っ子、東京出身、在住の男性でした。
これまでの人生で恋愛経験が殆ど無い事は、ご入会時にご自身から伺っておりました。
かなり肥満気味なのは健康的にも、婚活的にもよろしくないので、ダイエット頑張りましょう♪と話しつつ、レンタルコーデと美容院でカットした髪型でプロフィール写真を撮影、活動を開始しました。
容姿的にはかなりビハインドはありましたが、ミドサーで高年収ということもあり、ポツポツとお見合いは成立、入会して即仮交際まで進まれました。
その最初の仮交際のお相手は、「とても良い人です、でも自分とは合わないと思う、そして一緒に居る時間が苦痛で、申し訳ない」と3回目の仮交際デート後に自ら終了。
その後、月1~2件のお見合いと仮交際を繰り返して半年ほど経過した時に、本人曰く「運命の人」とお見合い。幸運にも仮交際が成立しました。
仮交際が成立してから、最初のデートまでラインでかなり連絡を取り合ったようで、すっかり本人は気分が高揚しておりました。その時点で別の方からお見合いのお申込みが来て居たりもしていたのですが、仮交際に進んだ運命の人1択で前のめりになり、まさに盲目になってしまっておりました。この状態は危険だと感じた私達は何回か面談して、前のめりになり過ぎないよう話したものの、まさに恋は盲目。未だお見合い後の仮交際1回目、お見合いの延長みたいなものなのに、本人的にはもう結婚を決めたくらいのつもりでいました。最初のデートに、まさかのご自身の家系図(みたいなもの)、ご自身のお勤め先の会社案内を持参してぐいぐいお相手のプライベートにも踏み込み、本人的には大満足のデートをしたものの、その日の夜にお相手相談所から交際終了のご連絡。
ご本人納得できず、激怒。そして退会。
最期の言葉は、「結婚相談所はそんなに簡単には別れさせない!」
でも最初に交際に進んだ女性とはご自身から交際終了しましたよね??という気持ちと、仮交際1回目はお見合いの延長線、昭和の時代のお見合いではないので、お互いの条件さえ合えば感情は後からついてくるというものではない。という事をキチンと伝えきれなかった私達の力不足を感じる事件でした。