【結婚って何?】ってカウンセラーである私だって思います!
こんにちは。
岐阜の結婚相談所MEGRIA(メグリア)のカウンセラー三島です。
何というタイトルのブログでしょう!!
結婚相談所のカウンセラーが【結婚ってなんだろう?】だって・・・。
なにそれ・・・。
でもね、
でもね、
【人間だもの。】
そう、私だって人間です。
完璧でも何でもありません。
【結婚】というテーマに対して、思う事というのは、
いくら既婚者であっても、誰しもを納得させることのできる答えは見出せません。
そして、自分の奥さんとの間でも、色々な問題は常ににあるものです。
今現在何かに困っている訳ではなく、
彼女と過ごすことで、【結婚ってこうだよね?】という考えが変わっていきます。
それは、彼女と過ごす月日の長短によって、変わってくるものなのかもしれないし、
ただ単に、自分の年齢によるものなのかもしれないし、
美容師や相談所カウンセラーとして、また、関わる人との中で、自分の考え方が変化していっているからかもしれません。
そして、離婚歴がある私だからなのかもしれません。
人間は、生きていれば、年月や人との出会いによって、考え方は変化していくと思います。
無論、結婚に対する考え方も、それに関わる出来事があれば、変化していくと思うのです。
だから、私が【結婚っていうのは、こうゆう事だよ】と思っていたことでさえも、
【あー、でも、その考えではダメだったな】と思ったり、日々変化しています。
だからこそ、結婚とは何か?というテーマに対して、私は言い切ることはできません。
もちろん、こうであってほしい。こんなのは違う。など、自分が今思う事はたくさんあります。
だけども、他人からすればそれは違うかもしれないし、
もっと言えば、自分の奥さんからしても、それは違うのかもしれない。という事を思うのです。
自分の思う事と他人が思う事は違って当たり前。
自分の当たり前と、奥さんの当たり前が違ったら・・・。
『それって夫婦といえるんですか?』と言われてしまうかもしれません。
私は、そんなことは日常茶飯事で起こることだと思っています。
出会って、結婚して、一緒に過ごす前までは、別々の道を歩んできた二人・・・。
性格や【当たり前の基準】が違って当然だと思うんです。
同じ想いや考え方の部分もあります。共感できる事も多いから一緒になったのだと思います。
私は長い夫婦生活の中で起こる全ての事柄について、『意見が違って当然』『想いが違って当然』という考え方で夫婦生活をしています。
極端に言えば、
・私が(うれしい)時、彼女は(悲しい)かもしれない。
・彼女が(幸せ)な時、私は(楽しくない)かもしれない。
私には青く見えた空が、彼女には赤に見えるかもしれない。
そう思って結婚生活をするように心がけています。
人は、自分の居場所から見える景色を、過去の出来事を元に作られたフィルターを通して、現実を見ています。
私は現在の奥さんと36歳の時に出会い、再婚しました。
36年間は、違うものを見て生きてきた訳です。
起こる出来事は同じでも、感じる感情は違って当然だと思います。
『彼女から見たら、思う事は違って当然かもな。』
そう思う事こそが気配り、配慮、思いやりなんじゃないかと思うんです。
そして、それは彼女が生きてきた道を否定しないという意味での敬意、尊敬、そして謙虚さともいえると思います。
昔は、そんな事これっぽっちも思いませんでした。
今の奥さんや、前の奥さんに対しても、
俺・おれ・オレ。
なんでそんなことがわからないの?
嫁として、それでいいの?
バカじゃないの?
人として大丈夫?
そんなひどい言葉をかけたりもしていました。
嫁なんだから、こうあるべき。
めんどくさい。うざい。
理解力がない。
そんなふうに思っていました。
でもある時から、さっきのような考えに変わったんです。
次のステージに行ったというか、何というか・・・。
考える事、思う事は、違って当然なんだと。
これから先、一緒に生きてこなかった年月より、一緒に生きた年月が上回ってきた時に、同じふうに思える事がちょっとだけ増えたらいいかなと。
あとは、いつも奥さんに話している事ですが、
【人生の2分の1以上は笑って過ごしたい】
【そして、あなたにもそうであって欲しい】
人の一生は短いもんです。
それぞれに起こる事っていうのは、強弱はあると思いますが、トータルしたらそんなに違いはないと思うんです。
あとは、それに対してクヨクヨするのか、楽しんで立ち向かうのか?
人生の2分の1を笑って過ごせるかどうか?というのは、出来事によって左右される話ではなくて、自分がどんな気持ちで臨むのかだと思っています。
人生の2分の1を笑って過ごすというのは、1日の2分の1を笑って過ごすという事になります。
人が起きている時間はだいたい平均17時間なので、1日9時間くらいになります。
ニヤニヤ、ヘラヘラしているのは、ただのアホなので、ワクワク、イキイキ過ごすと言った方がわかりやすいですね。
私は、まず、自分がそうした人生を送りたいと思っていますし、奥さんにもそう思えるようになってほしいです。
だけど、それは言葉で諭すのではなくて、自然にそうなれるような環境を作ってあげるにはどうしたらいいだろう?と日々考えています。
なんだか、自分の話ばかりになってしまいましたが、私は、こうして結婚観というのが変化してきています。
変化といっても、悪いふうに変化をしていっている訳ではなく、明るい方向に変化していっているように感じます。
みなさん、未婚者、既婚者、バツの人、再婚者さんによって、また、それぞれの過去の体験によって、結婚観というモノは様々なんじゃないかと思います。
結婚を境に【幸せ】になるのではない。
結婚というのは、未婚者にとっては、キラキラした幸せの塊のように見えてしまう事があるでしょう。
結婚すると、不幸とは言いませんが、幸せかというと、毎日が幸せと思える余裕はあまりありません。
そもそも、結婚をすれば幸せになれるという考え自体が間違っているように思います。
幸せだと思える毎日を努力して作っていく必要もあるんじゃないかなと思うのです。
自分の決めた決断というのは、あっているのか?間違っているのか?と思う事ってありますよね?
実際は(あってる。間違ってる。)なんて存在しません。
自分の決めた道を正しいと思えるように努力していく事が正解なんだと思います。
感情というモノは、人それぞれが選んで選択しています。
選んでいない人というのは、選択肢がなく、その感情しか選べないので、選んでいるような感覚はありません。
人によって、同じ出来事でも感情が違うのは、このためですね。
感情は出来事に依存しない。
これは万古不易なのです。
だからこそ、結婚≠幸せ。イコールではありません。
幸せだと思える毎日が過ごせるよう、
相手の意見に耳を傾け、思いやりをもって、謙虚に、親身にパートナーと過ごすことが大切だと思います。
ただ、人間ですから、たまには息抜きも必要かもしれません。
結局、結婚や夫婦というのは、お互いの努力によって成り立つものなんじゃないかなと思います。
これから先、結婚をする人にとっては、難しい話なのかもしれませんが、大切な事だと思います。
結婚というのは、『人生』というテーマとよく似ていて、自分の意志や向かう姿勢によって良くも悪くも変化していくものなのかもしれませんね。
私はこれからも、良かったと思える人生、結婚になるよう、前向きに思いやりをもって進んでいけたらなと思います。
それではまた・・・。