厄年が気になる方へ
30代前半の女性からよく「厄年だから・・」という言葉を聞きます。
悪い事が起きるかもしれない。
結婚はしない方がいい。
周囲の人から話を聞き、ネットで調べまくり
心配になっている方が多いようです。
そういう方には、まず
「私の厄年(10代後半、30代前半、30代後半)は何にも悪いことなかったよ」
と言ってみます。
これまでの人生、人より多めに色々ありましたが全部厄年以外です!
私の解釈として
・大昔から言い伝えられてきた事で、特に根拠はないと思っている。
・女性の大厄である30代前半は身体の調子が変わってくる年齢。
・昔の日本人の平均寿命は江戸時代でも40歳ぐらいだったと言う説がある。
「年齢的に体調に気をつけなさいよ」と言う意味だと思っている。
・悪い事が起こった家族はその人の人生・運命なのだから、
「私のせいで」と考える必要はないのではないか。
という話をしています。
以前、お寺のご住職に「厄年はどのように捉えられていますか」と伺ってみると
「厄年は関係ありません。ただし、信じた方が自分の気持ちが安まるのであれば、
そういう方は”気をつけよう”と思っていればいいのです」
という答えをいただきました。
「世の中の厄年全員に悪い事が起きよるね?そうじゃないでしょう?」
「ですよねー」
と妙に納得しました。
また人間は「言葉」に縛られがちだというお話も聞く事ができました。
「言葉」を発する=「呪(しゅ・じゅ)にかかる」とも言い
「言葉」のとおりに自分を縛ってしまう。
そうです。
この事を伝えたある女性は
「気の持ちようって事ですね」
と前向きに捉えてくれました。
私がこれまでの人生で大変な事を乗り越えて来られたのは
「いいくさ。どげんかなるくさ。」→博多弁:いいんじゃない。(大丈夫)どうにかなるよ。
という口癖のおかげかもしれないなぁと、これもまた楽観的に捉えています。