婚活して思い知らされた「負け-負け」な人生。　#78

ある日のセッションで、アンナさんの心象風景に愕然！

こんにちは。
東京・恵比寿の「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーのヒロです。
No.78をお送りします。


「自己肯定感」の高低が婚活の場面でどう作用したり結果に影響を与えるのか？
考察しています。

自己肯定感の低い方達が、婚活でどんな問題に直面し、どんな経過を辿り、どう乗り超えていったのか？
仮名・アンナさんとリコさんの婚活事例を物語風に紹介しています。
共に30過ぎの若いふつうのOL女性です。

前回の記事はこちら：
「いつも誰かと比較してしまう！〜アンナとリコ。No.77」
https://www.ibjapan.com/area/tokyo/73022/blog/28308/

アンナさんとリコさん 自己肯定感が低いと共に自己価値も低く、自責の強いタイプでした。

人と比較して自分を責める自虐のパターンがあります。
消極的ですべてにわたって自信がないのも似ています。

きょうはアンナさんの心象風景に迫ってみたいと思います。
ある日のセンションで提供したワークの中で明かされた彼女の心象風景は、数年経ったいまも鮮烈で、殺伐としていて忘れられないものでした。

Q. そこはどこ？どこにいるの？
海辺の波打ち際で。溺れてもがいてる。

Q. そこに自分はいる？

いない。自分の姿は見えない。

Q. なにが聴こえる？
ののしっている声が！
「だから、あんたはダメなんだ！いつもメソメソして。」お母さんに叱られている私と、
「自分はダメ！」自分で自分を責めてる声と。
もう一人、「やればできる！」と励ましている自分の声も聴こえる。

いつも感情の海で溺れている感じ！

彼女の場合は、仕事でもプライベートでも、相手はOK！だけど、自分だけがOKじゃない！
アンナさんが見ていた海辺の殺伐とした情景は、人からの評価に一々傷ついて、右往左往する自身の心象風景でもありました。

人から認められないと自分を保てないような承認願望と、30過ぎて契約社員のままの焦りと、母親に対する激情と、激しい落ち込みを反映していました。

ついさいきんも上司から叱咤され、編集アシスタントのまま望むポジションにはなかなか昇進できずにいました。

交際中の彼は、気は合うし優しくて一緒に楽しめるのですが、アンナさんいわく「自称・快楽主義者」でどこか頼りない存在。

この前も「ヒモになりたい。俺、ヒモで暮らしたい」と、ジョークなのか本気なのか、どこか子供っぽい彼でした。

アンナさん いつも感情の海で溺れている感じでした。
「そこをどうにかしたいんです！」
彼女の心からの叫びを聴いた瞬間でした。
（つづきは次回）

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