婚活では必ずお相手に家族を投影してしまうと知る。 #37
- 成婚エピソード
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- 婚活のお悩み
目次
- 誰もが、両親の愛をめぐっての勝者か敗者。
- 愛は与えるもの。見返りなしに尽くすもの。
- 30分間3000円の体験カウンセリングとは？
誰もが、両親の愛をめぐっての勝者か敗者。
こんにちは。
「婚活カウンセリングのリアルラブ」カウンセラーのヒロです。
第37話をお送りします。
わたし共には、マスコミでCMを見かける有名大手の結婚相談所でうまく行かなかった方が、案外入会されます。
幸男さんも例外でなく、そのあと地元の相談所を経てのご入会でした。
余談ですが、他社で登録して活動しながら、リラルラブのカウンセリングだけを受ける方もいます。
宣伝めいてすみません。汗
さて、幸男（仮名）さんが怒っていたのは、父親に対してだけでなく、妹さんにも怒っていました。
彼の中では、妹さんは、ただ女であるというだけで、父親から可愛がられ、甘やかされている目の上のたん瘤のような存在。
子供のころの幸男さん 本当は父親の愛をめぐっての敗者だったので怒っていたのです。
妹さんに嫉妬して。
転じて女性一般に距離がありました。
愛は与えるもの。見返りなしに尽くすもの。
しかし、母親の愛をめぐっては、幸男さんが勝者でした。
父親を悪人にでも仕立て上げないと、母親と癒着している自分を正当化できなかったのでしょう。
仕事を休んで懸命に看病し、2人だけの最期の時間を惜しむ父親の姿を観て、母は、暴君のような父の犠牲となった可哀想な女性ではなくなっていきました。
夫婦にしかわからないこころの機微に触れて、憎しみが溶けていくのを感じました。
看取りとお通夜、葬式を経て、母には母の人生がそこにちゃんとあったのを知りました。
大勢の方達が母を惜しんで涙し、見送ってくれていたのです。
母は、子供達のために自らの人生を犠牲にした被害者ではなかった。
尽くすことと、犠牲になることとは違います。
犠牲とは、見返りを求めているこころの状態。
授乳中の母親の幸福そうな姿を見れば、与えることが同時に受けとることだと解ります。
赤ちゃんの犠牲になっている可哀想な母親と見る人はよっぽどの捻くれ者です。
母は自分の幸せのために、子供達と夫に愛を与え尽くした人生の勝者でした。
日々できることを、ただ粛々とやりつづけることの価値を、幸男さんに教えてくれたのも母でした。
（つづきは次回に）
30分間3000円の体験カウンセリングとは？
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