真剣交際一歩手前で
目次
- 気付かない癖・・・
- お見合いキャンセル
気付かない癖・・・
京都、滋賀の結婚相談所です。
お盆明けに信州にオートキャンプに行っていました。
涼しかったですよ。まあ、その話は置いておいて、京滋ブライダル男性30歳代会員のお話しです。
信州、標高1200メートルの高原でも電波さえ通じれば、IBJシステムは稼働します。
そんな、のんびりとキャンプを楽しんでいるところに飛び込んできたのが、男性会員が交際中の相手方相談所からの連絡です。
男性会員からは真剣交際をほのめかしたがはぐらかされたとは聞いていたのですが、その女性が所属する相談所に悩みを打ち明けていたようです。それが、男性の「体臭」と「食事中のくちゃくちゃ」ということのようです。
私も、男性が入会するとき何度か面談してお話ししているのですが、別に体臭は気になりませんでしたが、これだけは人によって好き嫌い、得手不得手があるようですし、難しいです。また、コーヒーは飲みましたが一緒に食事はしていませんでしたので彼の「くちゃくちゃ」は分かりませんでした。
そんな相手方相談所からのメッセージを受けた以上、彼に伝えないわけにはいきません。ましてや、真剣交際目前の二人です、「体臭」と「くちゃくちゃ」で壊れてしまうのは勿体ないです。
彼に連絡すると、「体臭」は自分でも気を付けて特に夏の汗かきには注意をしていたということですが、「体臭」は消せないごまかせないところがありますからねぇ。「くちゃくちゃ」は全然わからなかったというのです、だれからも言われたことも無く気にすることも無かったと反省しきりで、直ぐに絶対直しますと返事があるとともに、ほかに気が付かない点があれば何でも言ってください、直ぐに直しますと、真摯に謙虚に注意を受けて彼女に向き合う姿勢を見せてくれました。
お見合いキャンセル
しかし、ここに至るまでが大変だったのです。
最初に彼女の悩みを伝えたところ、彼は、交際を断られたと勘違いして、早速に新たな女性へのお見合い申し込みをしてきたのです。好条件の彼ですので、お見合いが相手方に取り次がれたら多くが「お見合い成立」となるのです。
当方も少しうっかりして、彼からのお見合い申し込みをに何人か取り次いでから、彼の早とちりに気付いて慌てて彼に連絡を取り、彼女との交際が切れていないのなら、申し込んだお見合いをキャンセルしてほしいとのことでした。未だ、早朝のことでしたので、早速、先ほど申し込んだ相手方相談所にお詫びを入れて、お見合いお取次ぎのキャンセル「NG」をしていただくように依頼をしていきました。何とか、相手方相談所のご理解も得て、事なきを得たのは幸いですが、もしお見合いが成立してから彼がお見合いをキャンセルしたら信義則違反となるところでした。
ということで、信州のさわやかな朝に、タブレット片手にお見合い取次ぎ、お詫びとお断りを幾つもするという忙しい朝となってしまいました。
なお彼には、彼女の不満は直接に言われたものでなく、彼女の心配や不安を相手方相談所が気を回して伝えてくれたこととお伝えしています。
そんな、彼女と彼は、今日の夕方、夜景の見えるレストランで食事をして、彼からは真剣交際を正式に伝えるとのことですが、さて「体臭」と「くちゃくちゃ」を克服できるか、彼女の許容範囲となるのか、結果を待つところとなっています。