『恋はつづくよどこまでも』最終回に学ぶ①
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目次
- ドラマ『恋はつづくよどこまでも』
- 尽くす、尽くしてもらうことは本当の恋愛なのか?
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ドラマ『恋はつづくよどこまでも』
尽くす、尽くしてもらうことは本当の恋愛なのか?
ドラマの舞台が病院ということもあり、医師や看護師である劇中の登場人物たちは、患者さんのために何ができるのかを常に考えていて、恋愛の初めの頃に抱くような、「私のために尽くしてほしい。」「好きな人のために尽くしたい。」という恋愛ドラマにありがちな心情の表現が少ないストーリーが特徴的でした。
主人公の新米看護師・佐倉七瀬(上白石萌音)と、医師の天堂浬(佐藤健)カップルも、患者さんの為に奮闘する姿をとおして、お互いに好意を抱いていきました。
劇中で浬が『俺はお前に、世話を焼いて欲しいわけではない』と言ったように、彼女に尽くしてほしいと望んでいるわけではなく、七瀬にしても同様でした。
「この前、彼氏とデートしたけど行ったレストランが微妙だった。」と愚痴っていたり、プレゼントの金額など【お相手の尽くし度】で気持ちを量っているようでは、本当の恋愛は難しいでしょう。
本当の恋愛とは何なのでしょうか。
私は「心のつながり」を深めていくこと、そして、相手と自分の相互の幸せを願い、行動や選択をし合えることだと、作品を見てあらためて感じました。
実際の婚活や恋愛、夫婦の現場でも、「自分に尽くしてほしい。」「こうしてほしい、ああしてほしい。」といった常にtake(ほしい)人は、うまくいかないし、お相手がそのような人の場合も不幸を招くことが多いです。
「相手の気を引く」ための計算ではなく、相手の立場になって、本当の意味でのgive(与える)行動を取れると良いのではないしょうか。
逆に、本当の意味でのgiveを自分がされた場合は、感謝しましょう。そして、そのような相手の素晴らしいgiveの行動から学び、自分もgiveするのです。
そうしていく中で、幸せを与え合う最高の「心のつながり」が構築され、本当の恋愛を手に入れるいれることができるでしょう。
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