お相手に「逃げ道」を作ってあげましょう
最近またプライベートでも恋愛相談に乗らせてもらうことが続いています。
「そっかー!そういうふうに言うと良いんだぁ~!」と感激してもらえることも多く、うれしい限りです。
たとえば、お相手をデートに誘いたいときや告白したいときなど、気持ちをしっかり伝えたいけれど、あまり真正面から伝えて引かれてしまったらどうしようと思うことってありますよね。
先日の相談も、好意を抱いている男性からさりげなくデートに誘われたことに気付かずスルーしてしまったことに、後になって気付いてしまったという女性からでした。
男性から、「○○っていうところ知ってる?なんかおもしろいらしいけど、行き方がよく分かんないんだよね」と言われたものの、その女性はピンと来ず、話題を流してしまったそうです。
そのときは何とも思わなかったそうなのですが、しばらくして「誘われた!」と気付いたものの、今さら言えないと困っている様子でした。
お話を聞いていて、女性がその男性に気持ちがあることが分かったので、さりげなくもう一度同じ話題を振ってみることをおススメしました。
何か別のことをしているときに、「そう言えば、この前言ってた○○は行ったの~?」と顔を見ないで何気に聞いてみて、「うん、行ったよ」と返ってくれば、「へぇ、どうだった?」などと世間話に切り換えればいいし、もし、「まだ行ってないよ」と返ってくれば、「あの時は時間がなかったんだけど、今は行けるから良かったら行ってみる?」という感じで軽く誘ってみたらとお伝えしました。
すると、「なるほどー、それだとどちらに転んでも大丈夫ね」と納得してくれました。
面と向かって聞きにくいことは、日常の会話に入れて、お相手が良い意味で逃げられるようにしてあげるといいですよ。
この場合も、もし、「あのとき、思わず聞き流してしまったんだけど、実はあなたと一緒に○○へ行きたかったの」なんて言ってしまえば、きっとお相手はびっくりしてしまうでしょう。
自分の気持ちはいずれしっかり伝える必要があるのですが、「一か八か」みたいにならないように、ある程度、お相手の気持ちを掴んでからにした方が、お互いにとって良いです。参考にしてみてくださいね。