婚活成功体験テクニック~恐怖の警察官~
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婚活に興味を失ったとき。
こんにちは。
暗黒時代を耐え抜いて、
人生初の婚活デビューを果たした私だったが、
親の体調や子供の受験問題が生活の大部分を占めるようになり、
いつの間にか、すっかり婚活に興味関心がなくなっていた。
そんなある日、
私の元へ1本の電話が入った。
この1本の電話が、
私をさらに追い詰めることになるのだ。
電話の相手は、
群馬県警K警察署生活安全課の某警察官。
生安課が私に電話とは、イマイチ派手さに欠けるな・・?
元来ミーハーで、”あぶ刑事”ファンだった昔の血が騒ぐ。
聞けば、例のTくんが警察にお世話になっているというではないか!!!
出たな、Tくん。
非人道的裏切り行為で周囲を裏切り、私の精神をズタボロにしたTくん。
なぜ、よりによって、
こんな多忙極めるときに、
もう一切無縁・無関係な私を巻き込むかなあ!?!?
どうか私に関わらないでいただきたい。
仕方なく、
Tくんがお世話になっているという群馬県警K警察署に出向いた。
出てきたのは、眼光するどい中年の警察官。
「この目つきは、刑事課出身だな」と私の直感が働く。
聞くところ、
Tくんは自分がやったことが怖くなり、洗いざらい話に来たという。
自分がやってきたことを周囲の人たちが知り、
恨まれていて怖いと泣きついてきたとのこと。
情けない。
Tくん、おバカなのか?
それとも、何か裏があるのか??
自分がしでかしてきたことが原因で、人から恨まれて怖いって。。。。
小学生だろうか?
Tくんがしでかしたことは、事実なのか、確証を得るために、
私はこの忙しい中で呼び出されたようだ。
関わる異性によって、人生は変わる。
婚活中の皆さま、くれぐれもご注意を。
さて、悪夢はここからだ。
この日を境に、
その警察官から頻繁に連絡がくるようになった。
忙しい生活を送っていた私は、
「最近の警察はサービスがいいな~」とのんきに感謝さえしていた。
連日の電話、メール。
休みだという日まで、携帯電話から連絡が来る。
Tくんに対し、被害届は出さなくていい。
私の目の前に二度と現れないでいてくれれば、もうそれでいい。
そんな決断をした私を不憫に思ってくれているのか?
もしくは被害届を出すことを勧めたいのか?
営業成績を賭けた営業マン顔負けの連絡攻撃だった。
そして、
ついに事件は起きた。
『キミのことが好きになっちゃったみたいだ。』
そういうことか。
警察を評価した私が甘かった。
何が、生活安全課だ。
全然、安全ではない。
これほど嬉しくない告白は、
簡単には忘れられないだろう。
快復の兆しを見せていた私の心の傷口は、
さらに大きく深いものとなった。
もし、これから先、
私が再婚できるなら、
日常生活で出会う男性は、
やめておこう。
間違っても、
Tくんのような輩や職業倫理に反し職位を盾に近づいてくる人は、
夫にしたくない。
若かりしときの結婚でも、
それからの人生でも、
いまだ出会っていない、
私が理想とする条件の相手と結婚したい。
絶対に、出会って見せる。
こうして、私は結婚相談所の門戸を叩くことになった。