男女で違う結婚観と、結婚相談所の使い方　2021最新版

はじめに

結婚相談所に登録するのはどんな人で、結婚に対してどのような考えを持って

いるかと、私たち結婚相談所が皆さんに対しどんなことを提供しているかをお

伝えします。

また、男性と女性で結婚観も、結婚相談所をどのように利用しているかも異な

ります。男性の会員さんであれば、女性がどんなふうに考えているかを知り、

女性の会員さんなら男性が結婚相手に求めていることなどを理解することで、

理想の結婚が近づきます。

結婚相談所に登録している方も、これから登録しようと考えている方も、参考

にしてみてください。

そもそも、結婚相談所ってどんなとこ？

まず大きな話として、そもそも結婚相談所にはどんな人が登録しているのか、

からお伝えします。

IBJの発表によると、2021年7月現在71,546名の会員がいます。男女比はほぼ半

々で、女性会員のほうが男性会員よりも若干多い傾向があります。

男性は30〜40代が多いですが、４割くらいは45歳以上で、年齢層は幅広いです

。

約７割が大学卒以上の学歴で、８割が会社員や公務員などお勤めの方で、それ

以外は会社経営者、医師などです。

年収は500万〜699万円の方がボリュームゾーンです。それ以下の方も多いです

が、ただ収入に関してはお勤め先次第ですし、若い方も多いので、これから増

えていく人が多いだろうと個人的には思います。

女性は20代から40代前半が中心、子供を産みたいと思う人も８割以上です。

75％以上が大学卒以上の学歴で、会社員以外にも保育士などのお仕事も多いで

す。

お相手が初婚を希望するか、婚歴があっても構わないかでは、男女ともに相手

次第という方が大半です。

なお、データの発表はされていませんが、会員さんには初婚ではない、離婚歴

のある人もたくさんいます。

離婚を経験されている方は、自身を振り返り、何が悪かったかを見つめ「次は

同じ失敗はしない」と思っていますから、離婚経験のある方のほうがその後の

結婚生活はうまくいくこともよくあります。

「出会える人で」の男性「これから会う人で」の女性

男性と女性で、結婚観と結婚相談所をどのように利用しているかの違いを説明

します。

これまではIBJのデータに基づいた、大きな話をしてきましたが、この先は私

たちの結婚相談所、ブライダルPunonoの会員さんとのやりとりや実際に婚活

の場でのお話になります。

まず、男性会員のほうが目的がはっきりしている傾向です。

私たちの結婚相談所は、「3ヶ月一生の結婚相手を見つけるお手伝いをします

」と言っているので、「3ヶ月で結婚したい」方からのお問い合わせがたくさ

んあります。

「年齢的に大台に乗りそうなのでそれまでに結婚を決めたい」というように、

ゴールと期日が明確です。

面白いもので、短い時間で決めようと思っている人のほうが、いい意味で余裕

があります。

私たちも3ヶ月で会える、イメージに合致する人の候補を出して「この中で決

めましょう」というようにサポートしていきます。

お相手候補と会って、「この相手」とスイッチが入ると早いのも、男性の特徴

です。一気に結婚へと進んでいき、本当に3ヶ月で結婚、退会していく人もた

くさんいます。

女性はそこまで結果にコミットしません。「もっといい人に会えるかも」と思

って、男性に比べると時間がかかる傾向です。

お相手の男性との年齢差が大きくてもいい人もいますが、最近はお相手も若い

ほうがいいと考える女性が増えています。

収入以外にも「一緒にいて楽しいこと」を求めて「真面目一辺倒な男性は嫌」

と考える人も多いです。

私たちは「お相手の男性が楽しくない人なら、自分で楽しくしましょう」と話

しています。

結婚相手にあれこれを求めるよりも、一緒にないものを作り上げていく、そう

いう思いがあれば、極端な話、誰と結婚してもその後に幸せな生活を送れると

思うのです。

結婚相談所に入っている人は、「お金を払っているのだから、より上を」と思

うもの。それはいいことですが、結婚相手に必要なのは「バランス」不釣り合

いな相手との結婚は、その先でどこか無理が生じてしまうもの。

ぜひ「無理のない相手」で結婚相手を探してみていただきたいと思います。

同性からのアドバイスはちょっと受け入れにくいかも

男性と女性の、結婚相談所の担当者とのやりとりの違いの傾向についてもお伝

えします。

男性はみなさん、いろいろなことを話してくれます。

私たちの結婚相談所は、担当者がすべてほとんどの会員さんよりも年上の女性

です。

そのため「お母さん化」しているのだと思っています。

会員さんには厳しいことを言っても「お母さんに叱られた」ような感覚で聞い

てもらえている。そう感じています。

人は信用する相手には心を開くもの。まずは担当者に好意を持ってもらえれば

、本音を話してもらえて、またアドバイスも聞き入れてもらえるようになりま

す。

男性に比べると、女性のほうが私たちに心を開くのに時間がかかります。

これは同性だから、というのもあると思います。研修講師をしている男性に聞

いたところ「男性はアドバイスに対し、素直に実行する人は少ない。女性のほ

うがずっと言われた通りに行って、結果も出していく」とのことでしたから、

この傾向は私たちが女性だからなのでしょう。

女性の会員さんがうまくいくようになるには、担当者と話をする時間をたくさ

ん作ることと、「うまくいかない経験を多く積む」ことが必要です。

人間、何度も話をしている人とはだんだん仲良くなっていくものですから、担

当者と話をする場を何度も重ねることで、少しずつ信頼関係ができ上がってい

きます。

また、会員さんが希望する相手にアプローチしてみて、断られる経験を重ねて

いくと「なんでうまくいかないんだろう」と思い、担当者のアドバイスも聞け

るようになっていきます。

結婚とは相手あってのもの。相手にとっていいと思われなければ、進みません

。

また、「好きになるタイプと、好かれるタイプは違う」経験をしている人は多

いのではないでしょうか。

好きなタイプには振り向いてもらえなくても、そうでもない人にはよく誘われ

たり、アプローチされる。そういう人は結構いるものです。

あなたのことをいいと思ってくれる、そういう人は必ずいます。結婚相談所で

、ぜひそのような出会いを見つけていただきたいと思っています。

私たちも、できるお手伝いをなんでもします。

IBJアワードをいただきました！

2021上期、当社はIBJ日本結婚相談所連盟よりアワードをいただきました。これは私たちのチカラだけでなく、会員さん、応援してくださっている方々のおかげです。