思考を作るのは言葉

テレビのカット・言葉の編集

2020年5月23日、TV番組『テラスハウス』に出演していた女子プロレスラー・木村花さん（享年22）が亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。

原因は、誹謗中傷からの自殺とも伝えられていますね。

テレビ番組や事の成り行きを詳しく存じませんので、木村さんのことについては語ることができませんが、テレビって怖いですよね。

以前私は、事故現場の目撃者として、ニュースに出たことがあるのですが、取材の時に語った言葉は、編集されてしまいました。

あとで放送を見たとき「あれ？こんなつもりじゃなかったぞ？」と感じたことがありました。

嫌な出来事が起こった！その後‥。

嫌なことを言われたり、直接された場合、もの凄く大きく感情が揺れますよね。それこそ、悪態をつきたい場合や、悪口を言いたい場合も出てきます。

その感情の大きさは、さまざまなものがあるでしょう。30分もすれば治まるもの。一晩寝たら治まるもの。何日も引きずってしまうもの‥。

すぐ忘れられるほどの小さなものならいいのですが、ある程度大きな感情の場合、その後引きずらないようにするために次の２つのことが重要です。

①発散する

②負の感情を増やさない

今回は、①のご説明は長くなってしまうので割愛させていただき、②負の感情を増やさないために、感情の生まれるサイクルを考えていきます。

感情の生まれるサイクル

どんな嫌なことも【出来事】だけを切り取って見た場合、一瞬で終わっているはずなのです。

上司から嫌なことを言われた‥。友達から悪く言われた‥。など、出来事自体は、その場限りのことが多いのですよね。

しかし、嫌な感情が長引く場合と、そうで無い場合の違いはなんでしょうか？

感情を生み出すサイクルがあります。

まず外から【出来事】が起こり、

その出来事は【感情】を生み

【考え】として何度も頭の中を駆け巡ります。

そしてまたその【考え】が【感情】を生むというサイクルになっています。

【出来事】と【感情】については、自分でどうすることも出来ません。

外からやってくる出来事と、自由に動く心は、意識して変えることができませんから。

しかし、そこから生まれる【考え】が、その後を大きく変えていきます。

この【考え】の違いが、嫌な感情を長引かせるのか、そうでないのかを決めていくのです。

思考を作るのは言葉

人の考えは、言葉によって作られます。

頭の中で、言葉がぐるぐる巡ることにより、思考が組み立てられていきます。

例えば「晩ご飯食べよう！」と思うことですら、言葉なしには考えられません。

嫌なことがあったときや、相手を恨む感情に支配されたとき、必ず頭の中で、負の言葉を使っています。

なので、それを意識して変えることができたら、少しずつ、気持ちも治まっていくのです。

しかし‥。ことはそんなに簡単ではありません。

【負の感情】は、負のエネルギーを持っていますから、同じ負のエネルギーを持っている【悪い言葉】を使うことが、気持ち良く感じてしまうのです。

不満が不満を呼ぶのですね。

このサイクルにどっぷりとつかってしまうと、あなたは不満の多い人になります。

意識して【悪い言葉】を使わないということが、あなたの明るい未来を作ります。

狂おしいほど、愛し愛される結婚を！

イライラしているときに、良い言葉を使うのは、難しいことです。

なので、落ち着いている普段の時から、良い言葉を使うことをオススメしますよ。

良い言葉を使うには！

やはり素敵な人が身近にいると、良い言葉の回数が格段に多くなります。

さぁ！

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