婚活おすすめ本「ぼくたちが選べなかったことを、選びなおす

死を前にした時に、何を大切にするか？

あなたは何を思い浮かべましたか？？

私はやっぱり、旦那さんと子供なんですよね。

もし私が独身だったら何を思い浮かべるのかな？？

自分でもすごく気になります。

そんな交友関係も広くないし、友達も少ないし〜〜。

この本は、死を前にした、作者の、強い強いメッセージです。

すごくいい本なので、おすすめです。

「家族」を選べ！

彼が何度も何度も何度も伝えているメッセージの一つは

家族を選べ

という事です。

「選べなかったことを、選びなおす」

の一つは彼にとっては「家族」だったのです。

親や育ってきた環境は選べなかったけれど、それで苦しむ必要は無い。

パートナーを選び、関係を築き、子供を大切に育てる。

親に気を遣う必要も振り回される必要もない、捨ててしまえ。

人間関係を選び直して、無闇に苦しがらずに、自由に生きてくれ！！

彼のまだ小さい子供が大きくなってから読んでほしいと思っての言葉がたくさん出てきます。

自由に生きよう！

自由に生きることが、家族を作ることではないけれど、彼にとっては自分が選んだ奥さんと子供と、なんというか、社会みたいなものなんですよね。

そのために残りの人生を生きようとする彼は、不自由な人がなぜ不自由になってしまうのかの探求をしているように感じます。

良くも悪くも、自分を育てたのは親なので、影響が無いわけはありません。

でも、それが元で苦しんでいる人ってたくさんいて、婚活の場でもたくさんいると感じます。

親の呪縛みたいなものから抜けられない人。

やはり「結婚」しないまま、親の近くにいて、スパッと親離れすることがそもそも難しいのかもしれません。

私にとっても、結婚や子供たちが、親からの自立へのきっかけになって、自然と親離れしていました。

家族を作ることで親のことが心の底からどっちでも良くなる。親の優先順位がめちゃくちゃ下がる。

本当の意味の親からの自立が自然とできるのが結婚だと思います。

私が「結婚」を勧める理由の大きな一つであると思っています。

前にも書きましたが、わたしにとって「親」は「家族」ではないとはっきり言えますが、もし自分が結婚していなくて、一人だったら「親は家族じゃない」って言えないと思うんですよね。

（前のブログ https://www.ibjapan.com/area/aichi/72875/blog/27625/       ）

親の本心

親がとても弱ってきていて、この難しい関係性を自立していないまま迎えていたらと思うと、ちょっとスーーーッと背中に冷たいものを伝ったような感覚になります。

婚活をしている方には「親」に縛られずに、自分のしたい結婚をしてほしいと思いますし、子の立場で「親はこうじゃなきゃ喜ばない」とか考えているのも、自分の妄想かもしれません。

この作者の幡野さんはお子さんに

「将来、周りの人が、君の活躍にお父さんも天国で喜んでいるね。みたいに言うことがあるかもしれないが、そんなことはない。俺も勝手にやっているから、お前も勝手にやれ」（原文見つけれず、うろ覚え）

と書いていました。

「天国のお父さんが喜ぶ」と言う、謎の判断基準で選ばなくてもいいし、それを俺ものぞんでいない。

と言うことですね。

私も親なのでわかりますが、子供の負担になることなんてのぞんでないのです。

もし、１００歩譲って

「私の親は私をコントロールしてきます！！」

と言うことがあっても、コントロールされる必要なんてないのです。

もう子供じゃないんだから。自分の意思で選択できるのです。

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