カウンセラーの戸惑い

「いつまでに結婚する！」という強い意志

結婚相談所の扉を開いたら、さあ、夢に向かってスタートです！

成婚というゴールを設定して、それに向けてカウンセラーと一緒に歩んでいくこととなります。そのためには、共に乗り越えなければならないことも時には出てきます。

その中でも、カウンセラーが戸惑ってしまう例をご紹介します。

カウンセラーの言うことを聞き入れてくれない人

多くの会員様と接する中で、それぞれの会員様の進捗状況は常に把握しています。

状況をみながら「このようにした方がいいのでは・・・」と私たちも随時ご提案をさせていただいています。

しかし、中にはカウンセラーの助言に全く耳を傾けない方もいらっしゃるのは事実です。

こちらから連絡しても返事がない

お話したいことがあってご連絡しているのですから、お返事をいただくのは私たちは当然と考えています。もちろん、仕事中などで返信できないことは承知の上です。しかし、翌日、翌々日になってもご連絡がいただけないのは、今後お見合いが成立して交際となっても上手くいくとは思えません。

弊社はIBJシステムからの連絡だけではなく、毎回LINEからもコンタクトを取り、両方でご連絡することとなっています。お返事をいただけない多くは、LINEはいわゆる既読スルー状態だということです。

結婚相談所なら理想通りの相手と必ず結婚できると思っている

お申し込みをしてあまりに不成立が続くと、カウンセラーとしては条件をもう少し緩和するなどのアドバイスを出します。例えば・・・

・50代になる男性が子供が欲しいからと言って30代の女性ばかり申し込んでいる。

もちろん、結婚する意味は夫婦となるだけでなく子供がいる家庭を望まれるのは理解できます。しかし、子供は二人のものであり、世の中の全てが女性側が原因で子供ができないとは限りません。ある程度年齢をかさねた男性は、自分に原因があって子供ができないかも・・・ということも視野に入れておくべきです。

・とんでもなく格差のあるお相手ばかり申し込む

世の中は学歴がすべてではありません。が、やはり付き合っていく上で、ある程度話題が合うとか同等の価値観というものは大切です。

お見合いを申し込んでも不成立が続く場合、ご本人は気づいていないことが多いですが、そのようなことが一因という場合もあります。

・イケメン、美女狙い

結婚相談所に入会すれば、イケメン、美女と必ず出会える。はっきり言ってそれはありません。

実際、そう思っていらっしゃる方は多いです。事実、お見合いのお申込みを受けた時点では見た目がタイプではないからと迷っていた方も、会ってみたらとてもフィーリングが合って交際に進んでいるカップルも大勢います。

結論として、自分の希望する条件はもちろん大切ですが、これだけは譲れないということ以外は視野を広げて多くの方とお会いになることが婚活疲れをせず、成婚へ近づく道のりだと思います。